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文楽は日本の誇るこれほどまでに素晴らしい芸術だ。世界に類まれな人形劇でもある。
これまでにも世界各地で公演を行って、絶賛を得ている。
ユネスコの世界無形遺産にも早々に指定されている。
その文楽を保護する立場である筈の橋下徹大阪市長が、自分の価値観を基に補助金を打ち切った。
「『曾根崎心中』の脚本はラストシーンがあっさりしすぎ。ファン獲得のために演出を考え直すべきだ」 などと軽薄な批判を行っている。
フランスのポンピドゥー大統領のような芸術の大擁護者でなくても構わない。
せめて破壊者にはなるな、こういう人間は芸術に口出しするな。
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初の文楽アフリカ公演 沸き起こるカーテンコール 超満員の観客を魅了2012.8.26 19:21 産経
公演では、団長の桐竹勘十郎さんら出演者の熱演が観客を魅了した=現地時間25日夜、アルジェリアの首都アルジェのイブン・ゼイドゥーン劇場(頼光和弘撮影)
【アルジェ=亀岡典子】 人形浄瑠璃文楽の初のアフリカ公演が25日夜(日本時間26日未明)、アルジェリアの首都アルジェのイブン・ゼイドゥーン劇場で行われ、超満員の観客は、世界でも類を見ない三業(太夫、三味線、人形遣い)が一体となった人形劇・文楽に魅了された。終演後にはカーテンコールも起こり、人形遣いの桐竹勘十郎さん(59)ら出演者は笑顔で観客の盛大な拍手に応えた。
公演は、アルジェリアと日本の国交樹立50周年を記念して開催。現地の新聞各紙が今回の公演を大きく伝え、約550席の客席は立ち見も出る超満員に。
公演では、団長の勘十郎さんがフランス語で「両国の友好50周年をお祝いでき喜んでいます」とあいさつ。続いて勘十郎さんが戦国時代のヒロイン、八(や)重(え)垣(がき)姫を遣う文楽の人気作「本(ほん)朝(ちょう)廿(にじゅう)四(し)孝(こう)・奥(おく)庭(にわ)狐(きつね)火(び)の段」を上演。恋のため父を裏切り、白狐の霊力に守られ、敵方の恋人を助ける八重垣姫の幻想的な姿にアルジェリアの人々は魅アルジェ在住の女子学生、ベライド・リアムさん(15)は「日本の漫画やドラマが大好きで文楽を絶対見たいと思っていた。プリンセスの衣装が美しく、音楽はリズムがあり最高に面白かった。いつか日本に行きたい」。映画プロデューサーのアミーヌ・クイーデルさん(25)は「黒澤明や小津安二郎ら日本映画は好きですが、文楽は初めて見ました。ストーリーがファンタジック」と話した。
公演後、勘十郎さんは「大勢の人が見に来てくれたことが何よりうれしい。文楽をわかっていただけた実感があった」と喜びながらも、「こちらに来てから文楽協会への大阪市の補助金が打ち切りになることを聞いた。そんな中でこれほど大阪生まれの文楽が海外の人々に感動してもらえたことが誇らしい」と語った。
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こんな事は、書きたくないけど、橋下は部落出身です。
弁護士になれたのも、普通になれたとは、考えにくいです。
弁護士特有の口達者ですから、言った事はかなり影響があるのです。
それをよく考え、発言すべきです。愚か者が。
ナイス。
2012/8/27(月) 午前 11:24
Saraさん、こんにちわ、
彼の出身については知っていますよ。
子供の頃に良い芸術に接する機会がなかったのかもしれません。
長年受け継がれてきた伝統芸能を、自分の価値観で変えてしまおうなどという不遜な態度は芸術愛好家からも、伝統を大切にする人からも反発されるでしょう。
ないす!ありがとうございます。
2012/8/27(月) 午前 11:43
国の芸術、文化、伝統、という認識と尊ぶ自然な感情の発露がないのは、今の日本人に増え続けていると思います。
橋下市長のような、現在の日本で発信力のある人物が言うことで拍車がかかったり、
伝統に関わる業界の方々を傷つける真似は、日本の自治体の首長に相応しいとは思えませんね。
2012/8/27(月) 午後 2:51 [ - ]
蒼さん、こんにちわ、
橋下氏というと、テレビ番組『行列のできる法律相談所』に金髪に染めて出ていたのを思い出します。
テレビで目立つことが重要だったから、金髪にした。政治の世界に出るようになって黒に染め戻した。
大胆に物事を割り切る性格は怖いです。
日の丸も原発もカジノも、利用できると考えれば何でも利用します。こういう点では天才だと思います。
彼の党のスポンサーとカジノの関係について、次の記事も見てください。
2012/8/27(月) 午後 4:31
今回のこの橋下市長の発言について思うのですが、文楽に関して当の日本人の関心があまりに低すぎるのではと思います。90年代と2007年くらいまでパリと大阪で過ごしましたが、オペラ座の30代の舞台監督に日本の国の文化費用に匹敵する予算があてがわれ、すべて彼の采配で使うことができました。フランスも決して、予算的に豊かな国ではないのですが、それを容認する国民、熱烈に支持する国民によって支えられているように思えます。それに比べると橋下市長もさることながら、国民自体も文楽、どっちでもって感じがするのですが。昔のように強大な権力の後ろ盾で保護される時代ではないので、いかに、一般に大衆に支持されるか文楽自体のアピール不足もあるのではと思います。伝統をしっかり残しつつ、現代にも通じるものを、でなければ、橋下氏が一石を投じた形になったのですが、いずれ後継者不足等で衰退していくのではと思います。
伝統文化を魅力あるものにしていくのは、日本人自体の自国の文化に誇りを持ち、そして、伝統文化というとややもすると閉鎖的になりがちなのですが、開放的なわかりやすいアピールも必要かと思います。
☆
2012/8/28(火) 午後 10:54
緋色さん、さすが名コメントだ。
どうもありがとうございます。
伝統文化について、例えば小学校の授業で教えるとか、子供番組の中でふれる
とかもいいですね。
開放的で分かり易いアピールとして、文楽協会自体は何ができるのだろう。
2012/8/29(水) 午前 4:28