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この薪能については、特殊な能会なので、 ずっと先に述べるつもりでした。
しかし、7・8月には納涼の薪能があるとすれば、 間もなくチケット発売かも・・
行かれるのは大変結構だけれど、 どういうものかを一応知ったうえで行ってもらおうと思って
繰り上げて 記事を書きました。
テレビなどでもたまに紹介されます。
‘幽玄の世界’がまるでお約束のような決まり文句です。
「幽玄」って何かと言うと、語意をいろいろ探してみましたが、「 物事の趣が奥深くはかりしれないこと」 というのがぴったりでしょうか。
能面はとても表現力があると、初回に書きました。
その能面がかがり火に照らされて、囃子の効果もあって不思議な感じになります。
電気の照明と違って、 燃えている火は瞬間瞬間に明るさが変るのですからね。
その様子をテレビなどのニュース記事を書く人はみ んな
自分の言葉で表現せずに「幽玄」 という便利な単語で済ませてしまいます。
実は私は薪能に少し心配があるのです。
薪能には初めて能を見る方も多く来られます。
特に安いチケットの場合は、
子供が走り廻ったり、近所の犬が吠えたり、近くの道をバイクが通ったり、
まあ、これは仕方ないとしても
アマチュアカメラマンが傍若無人に自分のライトを当てる。 フラッシュを炊く。
(ほの暗い場所でのフラッシュは、能面の穴から見ているシテにとっては目つぶし)
ひどいのは舞台の上にまで上がって撮影する。
まあ、これは私が見た特に酷い例ですが・・・
薪を燃やすのですから当然野外です。
社寺の能舞台なら結構な設営ですが、
広場に仮設の舞台を設営するような場合はご注意ください。
取敢えず雰囲気を楽しんでみようと思われる方は、どうぞ行ってみてください。
それはそれで楽しめます。
じっくり鑑賞したいと思われる方は能楽堂へ行かれることを お勧めします。
いずれにしても能を鑑賞に行くときは、 ネットで検索してあらすじは把握しておくのをお勧めします。
シテは能面を付けているので、また地謡はコーラスだから、
どちらも何を言っているのか明瞭には聞き取れません。
(ワキと狂言ははっきり聞き取れます。)
その能の謡本を取り寄せて見ても昔の言葉のまま筆書き(勿論印刷です) してあるので、
すぐに十分な理解ができるかどうか、そこまでは必要ないと思います。
薪能はこんなイメージ 動画(これは良い設営の薪能です)
能は日本が世界に誇る仮面劇です。
日本文化よ、永遠にあれ!
(能へのお誘い シリーズは「伝統芸能」書庫にあります) |

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