「京」と「さくら」がタッグ 新素材共同開発へ9月末から本格運用が始まるスーパーコンピューター「京」(神戸市中央区)と、3月に稼働したエックス線自由電子レーザー施設「SACLA(さくら)」(兵庫県佐用町)の研究者らが、新素材開発の共同研究に乗り出すことが8日、分かった。世界最速級のスパコン「京」と、原子レベルでの物質構造解析が可能な「さくら」が組むことで研究開発が加速しそうだ。
共同研究に取り組むのは、「さくら」を運営する理化学研究所播磨研究所放射光科学総合研究センター(RSC)と、材料分野の研究者でつくる計算物質科学イニシアチブ(CMSI、事務局・東京大物性研究所)。同イニシアチブは、京の重点研究課題の一つ「新物質・エネルギー創成」を手掛ける中核組織でもある。15日に「さくら」の実験研究棟で両組織の約50人が参加し、初の専門家会合を開く。
「さくら」の構造解析技術で得られたデータを、「京」でシミュレーションする方法が検討されている。研究課題としては、触媒などの材料でありながら資源量が限られているレアメタル(希少金属)の代替物質の探索や、人体を構成するタンパク質の働きの解明などが挙がっている。
京が28日から稼働するのを契機に、本格的な共同研究に取り組むことになった。両施設とも兵庫県内に立地し、施設間のデータ交換に欠かせない大容量回線が整備中であることも研究に有利という。
同センターの加藤健一専任研究員は「物質の複雑な構造の解明を加速させたい」と話す。CMSI事務局は「産業界への研究成果の橋渡しにも力を入れる」としている。
神戸新聞(2012/09/09 07:55)
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この両者はたまたま兵庫県にあります。
地方新聞の記事ながら無視できない情報価値があります。
まず「京」は世界最高の計算速度を記録したものの、残念ながら米国のスパコンに抜かれてしまいました。
しかし「京」の強みは、いろんなことに利用しやすいように、ソフトが充実していることだと言われています。
一方「さくら」というのは一般にはあまりなじみがない地味な存在ですが、世界で一番短い波長のX線レーザーを発生させる装置です。
この装置を使って、超微細な世界を一瞬のストロボ写真のように映し出すことができます。
だからタンパク質の構造を解析したり、さらにそのタンパクに有効な医薬品を開発することに役立ちます。
ほかにもナノテクノロジー(超微細な道具や機械などを作ってゆく技術)の研究にも使えます。
両者がタッグを組むことでこれまでの研究が大きく加速することを期待します。
理化学研究所
左側の線形の「XFEL施設」と書かれている部分が「さくら」、
右上の環状の施設はこれも世界的に有名な「Spring-8」です。
これは中国毒ギョウザ事件の「メタニドホス」を解析して、混じり物が多く
日本製ではないと結論づけました。もちろん、こんな仕事のために存在
しているのはありません。
日本には強力な技術があります。
誇らしい文化もあります。
あとは国民意識の高まりさえあれば・・
何も恐れるに足らない。 |

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