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憲坊法師さまのブログ『頑固爺TP400の断末魔期高齢者憲坊法師の徒然草』より転載させて頂きました。
(以下、転載記事)
我が国には「原発は止めておきさえすれば安全だ」と信ずる知能の低いのが多いので困ってしまう。
アメリカはさすがに世界最大の国、シェール・ガスとやらで地球温暖化を早めるよりも原発の方がずっと人類のためであるとわかってきた。
2016.10.31 05:01
【主張】20年ぶりの原発 米国は世界の潮流読んだ 米国で100基目となる新たな原発が運転を開始した。
テネシー州のワッツバー原子力発電所2号機(出力115万キロワット・加圧水型)だ。新設原発の稼働は20年ぶりのことである。
シェールガスの登場で米国では火力発電の競争力が増しているにもかかわらず、原発が完成して電力供給を開始した点に注目したい。
その背景には、二酸化炭素を排出しない安定した大規模電源としての原発への期待の高さがある。米国ではワッツバー2号に続いて、2019〜20年の運転開始を目指す4基の原発の建設が進んでいるのだ。
1979年に起きたスリーマイル島原発事故で生じた原発への不信感からの回復であり、原発積極活用への回帰である。
翻って日本を見れば、最多時には55基を数えた原発が福島事故を境に廃炉が相次ぎ、今では42基に減っている。
しかも、現在発電しているのは九州電力と四国電力の原発2基のみだ。原子力規制委員会の安全審査に合格していた関西電力の2基は、司法判断の仮処分で停止に追い込まれたままになっている。
建設中だった電源開発の大間原発(青森県)は、福島事故以来、ほとんど工事が進んでいない。
こうした状態が長引くとエネルギー資源小国の日本の遠くない将来に、後悔のほぞをかむ痛恨の事態が暗い口を大きく開けて待ち構えることになる。それはエネルギーの逼迫(ひっぱく)が引き起こす経済の低迷と国民生活の不便である。
そこに至る初期の病理がすでに姿を見せつつある。例えば、電力会社では、原子力部門の社員の離職率が高まり、若手の原子力離れが始まっている。長引く稼働停止で原子炉の運転経験の不足によるオペレーション技術の劣化も憂慮される状況なのだ。
世界人口の増加と途上国の経済発展で21世紀の電力需要は一段と高まり、それに応える形で原子力発電の拡大は着実に進む。その対応を中露だけに任せてはおけない。米国の動きは将来のエネルギー潮流を見越したものだろう。
原発の製造と発電技術には持続的な継承努力が必要だ。いったん衰退すると回復までに長い年月を要することになる。
世界の将来のためにも日本の原発の停滞脱却が急務である。
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