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共同通信 2016/11/5 08:32 http://this.kiji.is/167416154062554616?c=39546741839462401
海保船艇の35%が耐用年超過
38年間活躍して引退した海上保安庁の巡視船「たかとり」=10月、横浜市
海上保安庁の巡視船と巡視艇計366隻のうち、昨年度末までに耐用年数を超えた船が35%の129隻に上ることが5日、分かった。1977年の領海拡大と漁業水域設定を受けて大量建造した船の更新が進んでいないのが理由。沖縄・尖閣諸島周辺での中国船への対応などで海保の役割の重要性は増しているが、予算の制約の中で必要な船舶をどう確保するかや、効率的な運用方法が課題となっている。
海保は船体の摩耗や金属疲労の度合いを考慮し、外洋で活動する比較的大型の巡視船の耐用年数を25年、主に沿岸を警備する小型の巡視艇を20年としている。
海上自衛隊の艦艇と比べて、大きい違いがあります。 海自でも耐用年数はもちろん設定していますが、フネとしてはまだまだ使えても、搭載兵器と電子装備が古くなって、新式の物を積み替えるか、予備に廻すか、または新造して更新されます。
海保の船艇は任務の性格上、荒天の海域に全速力で向かうことが多くて、苛酷な使用になります。
日本が世界各国の後を追って領海を3海里から12海里に拡大した際に、新領海の維持のために一挙に凄い数の巡視船が建造されました。
私は当時から艦船ファンだったのですが、すさまじい程の建造ラッシュは嬉しい反面、将来に更新が無難にできるのか不安を感じました。
例えれば、第二次ベビーブームが第一次よりも穏やかなピークだったように、建造のピークの波も似るだろうと思っていたのです。
当時はヘリ搭載型も1000トン型も500トン型もほぼ一挙に建造されました。
当然、大型船ほど耐用年数が長いです。
そこそこの更新は行われていますが、全般的に遅れています。
領海の維持のために、再び大規模な新造船が必要だと思います。
造船業は不況にあえいでいます。
海自の護衛艦と違って、巡視船を建造できる造船会社は多いです。
一方、中国は着々と増強しています。
少し古い記事ですが、貼っておきます。
産経 2014.1.22 12:03更新 http://www.sankei.com/world/news/140122/wor1401220028-n1.html
中国海警局「2020年には世界最大」 中国紙、来年1千トン超巡視船50隻以上保有へ
【北京=矢板明夫】尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域などをパトロールする中国海警局は昨年末から今年初めにかけて、新しい艦船を次々と注文し装備増強に力を入れている。中国メディアは、1千トン以上の巡視船について2015年までに現在の約2倍に相当する50隻以上の保有を目指していると報道。20年前後には世界最強の米国沿岸警備隊に匹敵する規模に達するとの見方を伝えている。
海警局は昨年3月、習近平政権が掲げる「海洋強国の建設」の一環として設立が決まった。それまで個別に活動してきた国家海洋局所属の海監や農業省所属の漁業監視船団、公安省の海上警備部隊などを統合したもので、「第二の海軍」(中国メディア)と呼ばれる。発足時の艦艇保有数は明らかにしていないが、1千トン以上の巡視船は二十数隻で、日本の海上保安庁の約半分にとどまるとされる。
こうした中、今月中旬に北京で開かれた「全国海洋工作会議」では、海警局の巡視船を新たに20隻建造することを決定。さらに20日、中国造船大手、中国船舶重工集団が、世界最大級の1万トンの海洋監視船を建造する契約を中国当局と結んだことが分かった。海警局がこれまで持っていた最大の巡視船は4千トン級で、海上保安庁の保有する巡視船「あきつしま」(6500トン)などに対抗できないといわれていた。
海警局は1万トン級の海洋監視船を就役させることで、尖閣諸島周辺で海上保安庁より優位に立つことを狙っているとみられる。
建造中の海警局の巡視船の多くは14年と15年中に就役するとされ、21日付の北京紙、京華時報(電子版)は「このペースで発展すれば、中国海警局は2020年ごろに、米国の沿岸警備隊と同じような規模に達する」との見方を示した。
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