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「すばる」世界最大の視野に 新カメラで宇宙探査へ

2013.7.31 16:48 (産経)宇宙
 
すばる望遠鏡の新カメラが撮影した初画像として公開されたアンドロメダ銀河。一度にほぼ全体を撮影でき、一つ一つの星を判別できる(国立天文台HSCプロジェクト提供)
 
 世界最高級の性能を誇る米ハワイ島のすばる望遠鏡で、目に相当する巨大なカメラを交換し、大幅な性能アップを達成したと国立天文台が31日、発表した。すばる望遠鏡の特長だった広い視野をさらに7倍近く広げ、一度に観測できる範囲はこのクラスの望遠鏡で世界最大となった。
 望遠鏡の中心的な装置となるカメラの交換は、1999年の観測開始から初めて。新カメラを使って過去に例のない規模の宇宙の探査に乗り出し、宇宙最大の謎である暗黒物質や暗黒エネルギーの解明に挑戦する。
 天文台は新カメラの初画像として、ハワイから最も大きく見える銀河のアンドロメダ銀河の姿を公開した。これまで部分的に撮影して合成していたが、一度にほぼ全体を撮影できた。極めて鮮明な画像で、一つ一つの星を判別できるという。
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我々の住む太陽系も含む銀河系の、おとなりの大銀河「アンドロメダ」をすばるが撮った写真が公表された。
私も初めてしったのですが、これまでのアンドロメダの写真は、実は何枚も撮った写真を貼り合わせた合成だったのですね。
世界一の視野を持ったので、1枚でこの画像です。
 
他にも早速、大成果を出し始めています。
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すばる望遠鏡「第2の木星」とらえた 60光年、太陽系外惑星で最軽量か

2013.8.6 14:43(産経) 宇宙
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すばる望遠鏡が撮影した惑星(右上の白い点)。中央に星があるが、光を遮って観測しているため黒い丸に見える (国立天文台提供)
 
 太陽系の外にあり、地球から約60光年離れた星を回る「第2の木星」といえる惑星を、米ハワイ島のすばる望遠鏡で発見したと国立天文台などのチームが5日、発表した。重さは木星の3倍から5・5倍程度とみられ、これまで直接姿が確認された太陽系以外の惑星の中で、最も軽い可能性があるという。
 チームは、おとめ座の方角にあり、重さなどが太陽によく似た星を調べた。通常の観測では、星の光がまぶしすぎて周りの惑星が見えないため、星の光を遮る装置を取り付け撮影した。
 その結果、非常に暗い17〜20等の惑星1個を発見。星と惑星の距離は、太陽と冥王星ほど離れていた。惑星は誕生から1億〜2億年とみられ、表面温度は約240度。色の成分から、チームは大気中に雲が少ないとみている。太陽系の外の惑星は、惑星の重力によって中心の星がゆらぐ動きを捉える手法で、3500個以上が推測されているが、直接姿を確認できたのは10個ほどしかない。
 チームの田村元秀東京大教授は「この惑星には水が存在せず、生命が存在するには若すぎるだろう」と話している。
 

【目覚めよ日本力 次世代技術】(4)
人工光合成 無尽蔵なCO2と水から工業原料生産 高い変換効率、世界をリード

2013.7.28 07:00 (産経)
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研究進む人工光合成
 
 太陽光エネルギーは、地球に降り注ぐ1時間分だけで人類が必要とするエネルギーの1年分に相当する。「水の惑星」とも呼ばれる地球は表面積の約7割が水で覆われ、CO2は地球を温暖化させるほど増加が続いている。
 人工光合成は、これらの無尽蔵な資源から、燃料になるメタノールや化学製品の基礎原料となるエチレンなどの多様な物質を、原材料費ほぼゼロで生み出すことができる。
 
 研究は日本の独走状態だ。これまでは室内で疑似的な太陽光を使った実験にとどまっていたが、パナソニックは昨年12月、屋外の自然光での実験に成功し、単純な有機化合物のギ酸を作り出した。
 今年5月にはトヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県)も、方法や条件が異なる屋外実験でギ酸を生成。いずれも世界初の成功で、実用化への大きな一歩といえる。
 
 研究に火を付けたのは約2年前、大阪市立大の神谷信夫教授が発表した論文だ。植物が光合成で水を分解する際に、触媒として働くマンガンクラスターという物質の構造を初めて突き止めた。似た構造の触媒を作れば人工光合成が実現に近づくため、世界中で競争が始まった。
 実証実験に世界で初めて成功したのは豊田中央研だ。平成23年9月、ギ酸を生成。太陽光エネルギーの変換効率は植物(0・2%)の5分の1の0・04%だったが、現在は0・14%に向上しており、28年度末に1%を目指す。
 
 パナソニックは異なる条件で昨年7月、植物と同じ0・2%の変換効率を初めて実現。生成物はギ酸だったが、現在は触媒の改善で「効率は約2倍に向上し、メタノールやエタノール、エチレン、メタンも生成できた」(同社)という。
 目覚ましい進展の背景には、国を挙げての支援がある。その素地を作ったのは22年のノーベル化学賞に輝いた根岸英一・米パデュー大特別教授だった。受賞直後、根岸氏は「資源が乏しい日本は人工光合成に注力すべきだ」と文部科学省幹部に直談判し、国家プロジェクトを立ち上げた。
 
 経済産業省も昨年11月、文科省と連携して10年間で計約150億円の予算投入を決定。28年度末に3%、33年度末に10%の変換効率を達成目標に掲げた。
 低コスト化や大規模な装置開発など課題は多いが、神谷教授は「新触媒を開発し、42年にメタノールの効率的生成を実用化したい」と話す。欧米や中国、韓国の追い上げは激しいが、実用化でも日本が優位性を確保し、エネルギー革命や経済成長につなげることが期待される。
 
 植物の光合成のように、太陽光のエネルギーを使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物を作る「人工光合成」の研究が加速している。地球のありふれた物質から、燃料や工業原料を生み出す夢の技術だ。自然光を使った屋外実験や、植物並みの高い変換効率など国内企業による世界初の成果が相次いでおり、日本の新たなお家芸になりそうだ。(伊藤壽一郎)
 
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植物の葉の働きを真似るアイデアから始まって、日本人はこの世界でも素晴らしい研究をやっています。資源のない日本はアイデアと努力でコツコツやってきました。今後の発展を大いに期待します。
 
ところで、大ヒットが出ると必ず「共同研究」という虫のいい提案が外国から来ます。
何かちょっとしたツテで強引に研究者を送り込んできたりして、いつの間にか〝独自の研究の成果〟なんて言っておいしいところを盗まれないよう、御注意、御注意。
 
 
 

【目覚めよ日本力 次世代技術】
(2)ウナギの完全養殖 「餌の謎解明」幼生の9割生育

2013.7.27 12:00 (産経)
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   ウナギ・マグロの完全養殖
 
 日本人に親しまれてきたウナギとマグロが近い将来、食べられなくなるかもしれない。生息数の激減で漁獲や取引の世界的な規制強化が確実視されているからだ。そんな状況を打開しようと、政府は天然資源に頼らない完全養殖の大規模な商業化を平成32年までに実現する方針を決定、国を挙げた研究が進んでいる。
 
 国際自然保護連合(IUCN)は7月、乱獲で激減しているニホンウナギを、絶滅危惧種としてレッドリストに載せるか本格的な検討を開始した。クロマグロは22年のワシントン条約締約国会議で国際取引の全面禁止が提案され、日本などの反対で否決されたが、漁獲量管理の厳格化を求める国際世論は強まっている。日本の食文化を絶やさないためには養殖が不可欠だが、天然の稚魚を育てる普通の養殖は、結局は天然資源の動向に左右されてしまう。抜本的な解決策は成魚から採卵して人工授精し、また成魚に育てる完全養殖の実用化だ。
 
 ウナギの完全養殖は22年、水産総合研究センター(横浜市)が世界で初めて成功した。ただ、卵から幼生のレプトセファルス、稚魚のシラスウナギ、成魚へと育てる養殖サイクルのうち、幼生は餌が不明なため9割以上が死んでしまい、実用化には至らなかった。
 
 だが、鍵を握る餌は昨年、東京大のチームが解明。太平洋で採取した幼生を調べ、プランクトンの糞(ふん)や死骸が餌だったことを突き止めた。最近の研究で、鶏卵やヤマメの精巣も餌になることが判明し、幼生は約9割が育つまでになったという。チームを率いた塚本勝巳日本大教授は「飼育の大規模化が課題だが、完全養殖の実用化は確実に実現に近づいている」と話す。
 
 クロマグロの完全養殖は、14年に近畿大水産研究所が世界で初めて成功した。すでに成魚を市場に出荷しており、養殖用として体長約30センチの稚魚ヨコワも年間4万匹生産している。
 価格はまだ天然の約2倍と高く、低コスト化が課題だが、宮下盛所長は「完全養殖ヨコワを使うことが養殖の主流になれば解決するだろう」と自信をみせる。
 
 水産総合研究センターは今年6月、長崎市の陸上に直径20メートルの水槽2基を備えたクロマグロ完全養殖の研究施設を建設した。近畿大のような海上のいけすより水温や日照時間の管理が容易で、安定的な産卵・育成が可能という。28年度に年間10万匹の完全養殖を目指しており、大量出荷への道筋が見えてきた。(伊藤壽一郎)
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ウナギの養殖とは、これまでは稚魚のシラスウナギを獲ってこれを養殖することでした。中国などが大量にシラスウナギを漁った結果、資源が極端に枯渇して危険な水準にまで達してしまいました。
時間との戦いにぎりぎり日本の技術が間に合いました。
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               ウナギの卵
卵からシラスウナギへの段階を9割生存にまで持ってこれたなら、
残るは大量養殖の技術の確立ですね。
安全なウナギを好きなだけ食べられる、そんな日はもうすぐか。
 
 
 

【ビジネスの裏側】
3Dプリンターが救う「顔面」欠落埋める「人工骨」来年にも実用化へ

2013.7.13 07:00 (産経)westナビ
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3Dプリンターで作製された頭蓋骨モデル。あご(白色部分)は、後からはめ込んだ人工骨という想定=東京都文京区の東京大学医学部付属病院(荻窪佳撮影)
 
 事故などで欠落した顔面の骨を代用できる「3Dプリンター」製の人工骨が、平成26年にも実用化されることが、わかった。東京大学医学部付属病院などが開発した最先端技術で、3Dプリンター製の人工骨が実用化されれば、世界初の快挙。これまで、顔面の骨は患者本人の別の部位から移植する手法がほとんどだった。新技術で患者の負担を大幅に減らすことができ、医療技術の革新にもつながりそうだ。
 

顔の骨を正確に再現
 東大病院の高戸毅教授(外科学)、鄭雄一(てい・ゆういち)教授(工学)らが再生医療ベンチャー「ネクスト21」(東京)と共同開発。厚生労働省や経済産業省の助成も受け、平成17年ごろから、20歳以上の男女約30人を対象に治験(臨床試験)を進めていた。
 このほど、実用化のメドが立ったため、年内に厚労省に製造・販売を申請する方針。承認されれば来年にも発売される。ネクスト21が全国の病院から発注を受け、オーダーメードで作製する。
 顔の骨は手足の骨などに比べ形状が複雑。患者本人の別の部位から移植する場合でも、欠落した顔の骨を正確に再現するには手作業で数時間かかる場合もある。
 
 新開発の人口骨は、欠落部分の骨のCT画像データを撮影し、その画像を3Dプリンターに取り込めば、数時間で作製できる。煩雑な手作業がなくなり、一度に大量生産できるメリットもある。
 
 東大病院によると、事故の外傷、がん切除や発育不全などで、ほおやあごの骨が欠けて、骨の移植を希望する患者は国内で年間数千人規模に上ると推計される。一般的に、患者の肋骨(ろっこつ)や腰から移植するケースが多いが、移植元の骨が変形したり、神経がまひしたりといった危険性も指摘される。とくに子供の場合、移植可能な骨の量に限界がある。
 また、手足の骨や背骨などの一部が欠けると、セラミック製の人工骨を埋め込む手術が増えているが、複雑形状の顔の骨は再現しにくいという。
 

実際の骨と同じ成分
 今回の人工骨は、実際の骨の成分と同じ「α型リン酸三カルシウム」を原料にしていることから、手術後2〜3年で自然に自分の骨と同化する。
 近年、3Dプリンターは医療分野での活用が進み、肝臓などの臓器モデルは手術の訓練に役立てられている。ただ、手足などの人工骨はセラミック製の方が安価で普及も進む。
 
 調査会社のシード・プランニングによると、24年の3Dプリンターの国内市場は93億円だったが、28年には155億円に成長する見通しで、安倍晋三政権の成長戦略でも投資支援対象に掲げられた。
 高戸教授は、顔よりもさらに複雑な形をした耳などの軟骨についても3Dプリンターでの作製に挑戦中。「今後、日本医療の常識を抜本的に変える事例が増えていく」と意気込む。

 3Dプリンター データを取り込むだけで、立体物を簡単に再現できる装置。自動車部品やマンションの模型、人体などあらゆる複雑な形をも再現でき、企業では試作品工程での採用が進む。従来の金型より作業工程を大幅に簡素化できるのが特徴。今年2月に、オバマ米大統領が3Dプリンターを活用した政策を発表したことで企業だけでなく、医療分野での利用も拡大している。
(板東和正)
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3Dプリンターはインクジェットのプリンターが2次元の像を作り出すように、立体を作ります。
これまではPCで作製した立体イメージだけでしたが。このプリンターを使えば、実際に立体を作れます。
精密な模型。建築、模型などで既に使われており、さらに多用途に拡がっています。
 
SDプリンターの1例(この機械で人工骨を作ったわけではありません)
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(関連記事も含めて3Dプリンターについて説明が充実しています。)
 
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アピール
対馬が韓国からの観光客押し寄せによる諸弊害を排することができるよう支援しましょう。
対馬支援@wiki』  イメージ 1
 このwikiのアイドル画像「恵海(めぐみ)」ちゃんです。
 

世界最古の堆積岩発見 東大准教授ら、カナダで 生命誕生の痕跡に期待

2013.5.4 08:07 (産経)
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小宮剛東大准教授らが発見した世界最古の堆積岩(中央に連なる黒っぽい岩)=カナダのラブラドル地方(小宮准教授提供)
 
 39億6千万年以上前に形成された世界最古の堆積(たいせき)岩を、東大の小宮剛准教授(地質学)らがカナダ北東部で発見した。従来の記録より少なくとも1億3千万年古く、生命が誕生したころの原始の地球環境を解明する重要な手掛かりが得られるという。
 小宮准教授らは平成23年から今年にかけ、カナダ最北東のラブラドル地方を調査し、地表に露出した鉄鉱石を採取。内部に混入した花崗(かこう)岩の年代測定で最も古い堆積岩と分かった。海底に沈殿した鉱物などが固まってできたとみられる。
 近隣のグリーンランドでは38億3千万年前の堆積岩から、最古の生命の痕跡とされる生物由来の炭素が見つかっている。今回の岩からも炭素が検出されており、生物由来であれば生命誕生の歴史を塗り替えることになる。
 約46億年前に誕生した地球は当初、マグマの海に覆われていたとされ、今回の岩は陸地が生まれて間もなくできたとみられる。世界最古の岩石はカナダ北西部で見つかった40億3千万年前の変成岩とされる。
 地球の表面で形成される堆積岩は、地球内部でできた変成岩と違って生命誕生時の環境などを探ることができるが、地殻変動で古いものはほとんど残っていない。小宮准教授は「生命誕生の場を解明し、暗黒の時代に光を当てたい」と話している。
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生物は炭素、水素、窒素、酸素から成っているが、これらの物質だけでは生命に直結しない。
最初の生命はどうしてできたのか、これは物凄く大きい謎だ。
宇宙から隕石に閉じ込められてやってきたという説が少し前までは主流だったが、現在ではむしろ海底が注目されている。
海底には各種の成分が高温で噴出しているスポットがあり、このあたりは生命となる物質が合成される可能性が高いという。
 
日本の誇る海底深部探査船「ちきゅう」や深海調査船「かいれい」などは海底の堆積物を調査しています。
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             ↑が「ちきゅう」、↓が「かいれい」
 
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さて今回の発見ですが、堆積岩というのは海底の堆積物が岩になった物ですね。
大昔の生き物の缶詰のようなものとも言えます。ただ長年に圧力がかかった状態の缶詰なので、生き物の姿そのものではないでしょう。
 
両方の研究からめざせ、生命の起源!

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