くにしおもほゆ

羅針盤を見誤ることなかれ

宇宙開発

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国際宇宙ステーションで頑張る星出宇宙飛行士は、また重要な実験を始めました。イメージ 3
メダカを使って宇宙での骨の働きを詳しく調べます。
宇宙の無重力空間では、体重を支える必要がないので、骨がどんどん弱くなってしまいます。
骨はふつう、骨芽(コツガ)細胞(新しく骨を作る細胞)と破骨(ハコツ)細胞(骨を壊す細胞)のメカニズムのバランスがとれているのですが、宇宙ではどうなのか、メダカの骨を顕微鏡で詳しく調べるわけです。
 
イメージ 1 
 イメージ 2
 
 
飼育装置(地上での様子)    蛍光で示した骨芽細胞(赤)と破骨細胞(緑)
 
 
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星出さん滞在のISSでメダカの長期飼育実験
 
 星出彰彦宇宙飛行士(43)が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)で、日本とロシアのメダカを約2か月間、飼育する実験が26日から始まった。
ロシアのソユーズ宇宙船に積み込まれた32匹が同日、ISSに到着した。
 宇宙で魚やカエル、エビなどの水生生物を飼育する実験はスペースシャトルで行われたことがあるが、最長でも2週間程度だった。初めての長期飼育を通じて、宇宙の微小重力で骨が弱くなる仕組みを詳しく調べる。メダカは、骨を作ったり、壊したりする細胞が光るように、遺伝子組み換えされている。
 到着したメダカは、星出飛行士らが早速、専用水槽に移した。専用水槽は水がこぼれないように密閉構造で、餌も自動的に投入される。メダカは成長と産卵の周期が早く、1〜2か月で世代交代する上、遺伝的な情報も解明済みで、実験生物として扱いやすい。
(2012年10月26日12時00分 読売新聞)
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日本が使ったメダカは特別なんですよ。
現在は宇宙医学の御大である向井千秋さんは、日本最初の女性宇宙飛行士でもあります。
その向井さんの宇宙飛行時にメダカの実験が初めて行われました。
それには大変な準備があったのです。
魚は無重力になると、同じ場所をグルグル旋回してしまうらしいです。
無重力になると魚は浮力も同時になくなってしまうのですから、面食らうでしょうね。
ジェット機にメダカを積んで急降下して作り出した無重力環境下で、中にはわりと平気なタフなやつもいて、
そういうメダカを選りすぐって育てた特別な系統なのです。
そのメダカたちは宇宙の無重力でも交尾・産卵し、その卵もちゃんと生育することが確認されています。
この時の成果は、遠い将来には宇宙でも魚を養殖できるということを暗示します。
日本の主力ロケットはいうまでもなく、H2AとH2Bですが、科学衛星の
中にはあまり大きくなく、しかも特殊な軌道に乗せることが要求されたり、打ち上げタイミングが特に限定されてH2Aの相乗りに適さないことも多くあり、
そこで小型ロケットがどうしても必要になります。
 
H2Aの発射の時に1段目に付けられている補助ロケット(下の写真)を
流用して開発コストを低減しました。
この補助ロケットがイプシロンロケットの1段目。
第2段と第3弾には開発を中止したM-5ロケットイメージ 1
をこれも流用します。
H2Aロケットが液体燃料であるのに対して、イプシロン・ロケットが固体
燃料ロケットである点、種子島ではなく、内之浦から打ち上げることも
特質すべきことです。
 
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http://www.yomiuri.co.jp/g/d.gif

M5後継機「イプシロン」、来年夏に打ち上げ

 
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121029-249154-1-N.jpg
「イプシロン」のイメージ図(宇宙機構提供)
 宇宙航空研究開発機構は29日、同機構の東京事務所で記者会見を開き、新たな小型固体燃料ロケット「イプシロン」を、来年8〜9月に鹿児島県 肝付町 ( きもつきちょう ) から打ち上げる方針を明らかにした。
 
 「イプシロン」は、開発費205億円をかけた、全長24メートル、重さ91トンの小型ロケット。廃止されたM5ロケットの技術を継承するものの、打ち上げ費用はM5ロケットの約半分の38億円に抑えることを目指している。
 瞬時に電圧などを点検できる自動点検システムなどを搭載し、打ち上げ準備期間を世界最短の7日間に短縮。打ち上げ作業も、パソコンを使って数人で管制するなど、省力化を徹底する。
 
 宇宙機構によると、来年5月末までに、管制設備や射場の整備を終え、最終試験に入る予定。初号機には、火星や金星などを観測する小型宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載する。
2012年10月29日23時35分 読売新聞)
5年前に日本は月探査機「かぐや」の快挙に湧きました。
「かぐや」は科学機器を満載して月を長期間周回し、様々なデータを地球に送ってきました。
その中には、月の重心は地球側に偏在していることを実測した大手柄も含まれます。
またお茶の間にはハイビジョン・カメラで撮った月面画像を送信してくれるサービスまでやってくれました。イメージ 1
 
月面に元素分布の分布を詳細に調査したことも、「かぐや」の成果です。
そして、今回、そのデータからまた大きな事実が解明されました。
日本はこの分野の学問も素晴らしいですね。
 
(以下、毎日の報道記事)
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月のうさぎ形模様:巨大隕石の衝突跡 データで確認

毎日新聞 2012年10月29日 03時00分
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20121029k0000m040018000p_size5.jpg
月探査機かぐやが観測した月の表側(左)と裏側の画像。表に黒っぽい部分が多いのに対し、裏はほぼ白く見える。「雨の海」「南極エイトケン盆地」はいずれも巨大隕石衝突でできた盆地=産業技術総合研究所提供
 
 月の表面のうさぎ形の模様ができたきっかけは、39億年以上前に巨大な隕石(いんせき)が衝突して盆地ができたためであることを、産業技術総合研究所の中村良介研究グループ長らが確認した。月探査機「かぐや」のデータの分析で、隕石の衝突で生じる特殊な鉱物を検出した。これまで仮説が提唱されていたが、実測データでの裏付けは初めてという。ネイチャー・ジオサイエンス電子版に29日、論文が掲載される。
 
 隕石の衝突時に生じやすい、カルシウム分が低い鉱物「低カルシウム輝石」の表面の分布を調べた。すると、分布は隕石の衝突跡と見られてきた「プロセラルム盆地」に重なり、広さは月の直径(約3500キロ)に迫る直径約3000キロに及んでいた。
 
 衝突した隕石の大きさは、直径300キロ程度とみられる。
 うさぎ模様は、この盆地ができた後に噴出した溶岩がたまって黒くなり、さらに別の衝突による同様の現象を経てできたという。地球から見えない月の裏側は、表側と違ってほぼ真っ白に見え、地殻も厚い。【野田武】

油井亀美也(ゆい きみや)さん

失礼ながら亀は美しいなりと書くお名前である。
私事ながら、私もカメを飼っている。
犬や猫のようにはいかないが、タフでシンプルなペットです。
カメさんのような方だろうか?
 
改めて履歴を拝見しましょう。
1970年(昭和45年)生まれ、長野県出身。
防大卒、航空自衛隊。
F-15パイロット、テストパイロットを経て、航空幕僚監部防衛課勤務。
二等空佐で退官。
ピカピカの超エリートではないですか!
油井さんはやはり中年の星です。
 
ちなみに日本のこれまでの宇宙飛行士の専門を見てみましょう。
 毛利守さん・・・真空表面科学
 向井千秋さん・・・外科医
 土井隆雄さん・・・天文物理学
 若田光一さん・・・航空工学
 野口聡一さん・・・航空工学
 古川聡さん・・・・外科医
 星出彰彦さん・・・機械工学・宇宙工学(只今飛行中!)
 山崎直子さん・・・宇宙工学
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(以下、未飛行)
 油井亀美也さん
 大西卓哉さん・・・宇宙工学(全日空ジャンボのパイロットだった)
 金井宣茂さん・・・潜水医学(防衛医大卒 一等海尉だった)
 
お気づきですか?
日本初の生粋の軍人(正確には元軍人)の宇宙飛行士なのです。
NASAの宇宙飛行士は軍籍を保持したままで転身している人が一杯
いますが、自衛隊にはその制度がないために退官されています。
中国は全員が軍人だし、ロシアも多分そうでしょう。
やっと日本も普通の宇宙飛行士の登場です。
これまでとは違った目で宇宙から日本を見てくれることを期待します。
スーパー・カメおじさんは2015年に宇宙飛行デビューで、
いきなり長期滞在します。
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油井さん2015年宇宙へ 初飛行で半年間滞在

2012.10.5 01:07 産経 イメージ 1
                         宇宙飛行士の油井亀美也さん(右)
 
 宇宙航空研究開発機構は5日、訓練中の宇宙飛行士、 油井亀美也さん(42) が2015年6月ごろロシアのソユーズ宇宙船で初飛行し、 約半年間、 国際宇宙ステーションに滞在することが決まったと発表した。 ステーションの運用や日本実験棟「きぼう」 での科学実験を担当する。
 宇宙に飛び立つ日本人としては10人目で、 ステーションに長期滞在する5人目の飛行士となる。
 油井さんは「訓練を通じて、人間は年齢に関係なく、 努力によって自分自身の心の壁を乗り越え、 成長していくことができることを学んだ。 飛行までに必要な能力を身に付け、 全人類の未来のために貢献したい」とのコメントを発表した。
 油井さんは長野県川上村生まれで、防衛大理工学専攻卒。 92年に航空自衛隊に入隊し、パイロットとして活躍。 09年に宇宙飛行士候補者に選ばれた。

ISS滞在決定の油井さん「自分はまだ6等星」

 2015年6月ごろから約半年間、国際宇宙ステーション( ISS)に滞在する宇宙飛行士の油井亀美也(ゆいきみや)さん( 42)が5日、 訓練拠点のある米ヒューストンと東京とを専用回線で結んで記者会 見した。
 油井さんは、自らを「中年の星」にたとえ、「 現在の自分はまだ6等星。伸びしろはあると思うので、 訓練で能力を高め、1等星として輝けるよう頑張りたい」と、 抱負を語った。
 また、現在ISSに滞在している星出彰彦宇宙飛行士(43) の活動にも触れ、「自分も、名前にある亀のように、 遅くても一歩一歩目標に向かっていきたい」と語った。 油井さんは今月下旬から滞在に向けた訓練を開始する。
 油井さんは、09年2月に宇宙飛行士の候補者に選ばれ、 今回が初の宇宙飛行となる。ISSでの長期滞在は、 日本人として5人目になる。
(2012年10月5日12時50分 読売新聞)
 
当初の予定が飛来デブリを避けるための国際宇宙ステーションの軌道変更のためにずれてしまいました。
しかし、星出さんの操作で実験大成功!
 
これまで衛星をロケットの先端に取り付けての打ち上げでは衛星に直に凄い振動が伝わっていました。
今度の方法だと、小型衛星をフワフワの梱包でくるんで国際宇宙ステーションまで運べばいいのですから、デリケートな機器を積んだ衛星もOKなのです。
またこれまでは衛星の内臓バッテリーのスイッチをONにしてからロケットに取り付けていたので、その分の電気が無駄でした。この方法なら国司宇宙ステーションで宇宙飛行士が衛星の電源をONにして放出するので、衛星のバッテリーが長持ちして衛星自体長持ちします。

きぼうから小型衛星を放出 星出さんが操作

2012.10.4 23:47 産経
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121004/scn12100423500000-n1.jpg
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」(右下)から放出される福岡工業大などが開発した小型衛星(中央上)=5日午前0時45分ごろ(宇宙航空研究開発機構提供)
 宇宙航空研究開発機構は4日深夜、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から、福岡工業大などが開発した小型衛星5基を、ロボットアームを使って軌道に投入する初の実験を実施した。
 
 打ち上げロケットから直接投入するのに比べて、放出時の振動が少ないため、衛星の設計が楽になり、製造コストの削減につながるという。
 実験は2回に分けて行われ、1回目はステーションに長期滞在している宇宙飛行士星出彰彦さん(43)が放出。
 小型衛星は、和歌山大と東北大の「RAIKO」や、福岡工業大の「FITSAT1」など日本製の3基と、米国製の2基。
 カメラで地球を撮影したり、高出力発光ダイオード(LED)でモールス信号を地上に送ったりする。軌道に投入された後、100日程度運用する予定だ。
 ステーションでは、過去に宇宙飛行士が船外活動によって衛星を放出した例はあるが、ロボットアームの操作よる放出は初めてという。
 
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LEDでモールス信号を発信するアイデアは私が以前にJAXAに提案していたものですが、小型衛星での実現となりました。
「こんにちわ」の意味の世界共通の簡単な信号があり、それを発光させて地球からの目視を試すものでしたが。

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