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宇宙での生活は、体がフワフワ浮いて面白いのは最初だけ。すぐに慣れて、後は地球に戻るまでずっと強いストレスが続きます。
限られた空間に価値観の異なる外人たちと一緒に過ごす。散歩に出られない。風呂もシャワーも駄目。お酒も駄目。スケジュールはぎっしり。etc・・
食事は飛散を避けるために、宇宙開発が始まった頃は全部がチューブ入りのペーストでした。これは苦痛だったようです。数日も辛いですね。
真空パックタイプや缶詰の宇宙食が徐々に開発されて、今ではかなりバラエティーに富むようになっています。でも日本人宇宙飛行士にとっては日本食いろいろ食べたいですよね。
前回に持って行ったさばの味噌煮が外人たちにも分けてあげて大好評だったとか。
他にもいろいろあります。http://iss.jaxa.jp/spacefood/about/japanese/
今回、候補に絞られたのがこちら。
若田船長は食事はみんなで一緒に摂ろうと提案して、実行していたらしいです。
それぞれ好きな物を取り出してきて、談笑しながら食べるっていいですね。
チンは置いてないです。電子機器が多いから。
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「宇宙日本食」にカニかま、カルビ焼きなど33候補2014.9.22 09:40 (産経)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙で飛行士が食べる「宇宙日本食」の新たな候補に、切り餅やカニ風味かまぼこ、十勝牛のカルビ焼き肉など33品目を選定した。今後の試験に合格すれば、正式な宇宙食として認証される。
ほうれん草のごまあえやちりめんさんしょう、焼き芋といった身近な食品のほか、京懐石のみそ汁や鳥取産の梨が入った黒毛和牛カレー、伊勢エビのチリソースなど、ちょっとぜいたくなメニューも選ばれた。
宇宙日本食は、長期滞在する飛行士に日本の味を楽しんでもらい、ストレスを和らげる狙いがある。これまでにラーメンやカレー、さばみそ煮などが実現している。JAXAが日本食を充実させようと募集したところ108品目の応募があった。水分や食べかすが飛び散らないなどの条件を満たす食品から33品目を候補に選定した。 |
宇宙開発
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宇宙飛行士も寝苦しい…75%強が睡眠薬を服用 パフォーマンス低下への懸念も2014.8.20 20:31(産経) [宇宙]
国際宇宙ステーションの搭乗員の実際の睡眠時間は6時間強にすぎず、75%以上が睡眠薬を服用していることが判明。パフォーマンスへの影響が懸念されている。
「睡眠を効率化できるアイマスク」を開発している人もいる。
宇宙飛行士たちの睡眠に関する調査結果が発表された。10年かけて行われた調査であり、宇宙飛行士たちの睡眠について、地上で4,000日以上、宇宙で4,200日以上のデータが収集されている。
米航空宇宙局(NASA)の公式なフライトスケジュールに従えば、宇宙飛行士は毎晩、8.5時間の睡眠を取るよう指示されており、睡眠がとれるよう、静かで暗い区画も提供されている。だが、研究者が国際宇宙ステーション(ISS)とスペースシャトルの搭乗員85人の睡眠パターンを追跡したところ、1日の平均睡眠時間は、シャトルの搭乗員が6時間以内、ISSの搭乗員が6時間強だった。
飛行前に行われる3カ月の訓練期間中も、平均睡眠時間は6時間半を下回っており、睡眠がかなり妨げられていることがわかった。訓練期間中からずっと、宇宙飛行士たちは慢性的な睡眠不足に陥っているのだ。
調査の結果、宇宙飛行士たちは睡眠薬を頻繁に使っていることもわかった。ISSの搭乗員では、その3/4が宇宙滞在中に1回以上睡眠薬を服用し、シャトルの搭乗員では、宇宙で滞在した日数の半数を超える夜に睡眠薬を使用した人は78%に上っていた。
鎮静剤や睡眠薬を服用すると、能力や身体活動が低下することも広く知られており、こうした薬剤にはたいてい、摂取後は重機の操作やクルマの運転を控えるようにとの注意書きがある。今回の論文では、宇宙飛行士のパフォーマンスを最大限に引き出すために、睡眠環境について、もっと対策を取る必要があると結論している。
宇宙に限らず、地球でも、致命的な飛行機事故のうち人為的ミスが原因であるものは約70%であり、全体の約15〜20%は「パイロットの疲労」が直接の原因とされている。
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これは知りませんでした。JAXAの宇宙飛行士たちも同様なのでしょうか。
宇宙で体がふわふわ浮かんで楽しそうに見えます。サービスに「面白実験」とかやって地上に放映してくれるものだから、中には「税金で遊んでいてけしからん」という声もあるそうです。
でも実際はそうではないのです。毎日の計画表に予定がぎっしり入っています。
沢山の機器の点検をし、(ハイレベルの)各種の実験をし、頻回に地上と交信し、筋トレをし、自分のための自由でリラックスな時間があまりありません。
アルコールも、ペットも、花も禁止です。入浴も出来ずみんな体臭プンプン。毎日が宇宙食、限られた空間に限られたメンバーでストレスも高まりますが、「良好な人間関係」を強いられます。
船長としての重圧もあった若田さん、大変だったと思います。
便秘になりやすいとは知っていたのですが、不眠までもあるのですね。
宇宙では24時間を無理に作っていますが、地上の生活のように朝日を浴びて目を覚ますということができません。太陽光を目が感じることで脳下垂体からメラトニンが分泌して日内のリズムを作っているのですから、そのメラトニンを摂取すれば、また船室の照度を時間ごとに替わる設定にしておけば軽減するかもと思います。
宇宙で生きるノウハウはまだまだ足りていないと感じます。
QOL(生活の質)を改善しなければなりません。
猫や小型犬を連れて行けたら、どれほど心の潤いになるでしょうか。
日本には「宇宙メダカ」の技術がありますから、「宇宙金魚」だっていいじゃないですか。画材を開発すれば宇宙絵描きも楽しめます。
例えば週に1回はお酒OKもいいのでは。(ロシアの飛行士はウオッカを隠し持っているとか)
他にもいろいろ。
宇宙飛行士の皆さん、あらためてご苦労さまです。 |
将来の有人探査、あの惑星「イトカワ」も候補に NASA 米航空宇宙局(NASA)は2020年代半ばの実現を目指す有人小惑星探査候補の一つとして、日本の探査機「はやぶさ」が微粒子を持ち帰った「イトカワ」を検討していると発表した。NASAは昨年、直径10メートル以下の小惑星を無人探査機で丸ごと捕獲する構想を発表したが、その後、イトカワのように数百メートル規模の小惑星の表面から直径2〜4メートルの岩石だけを採取する選択肢も追加した。
19年ごろに打ち上げる探査機が月の近くの軌道まで小惑星や岩石を運び、25年ごろに次世代宇宙船「オリオン」に乗った飛行士が近づいて調べることを想定。探査に適した大きさや軌道を持つ小惑星を探しているが、現時点でイトカワを含む大小それぞれ数個が有力候補に挙がった。18年ごろに最終決定する。
イトカワは太陽を1年半かけ周回し、長さ約500メートル、幅200〜300メートルの落花生のような形。03年に打ち上げた日本の探査機はやぶさは05年にイトカワに着陸、10年に岩石の微粒子を収めたカプセルを地球に持ち帰った。(共同)
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NASAは人員でも予算でもJAXAのほぼ10倍。
そんなNASAが考えたのが、わざわざ小惑星イトカワに行って岩石を採取することだとしたら、日本の後塵を拝するだけで、心ときめかないですね。
JAXAを見習って欲しいものです。
JAXAは少ない予算をウンウン考えてとことん有効につかっています。
「はやぶさ」は思いがけないことが次々起こったけれど、忍ばせておいた予備回路に繋いで奇跡的に帰って来れました。
岩石そのものは無かったですが、微細な粒子が沢山あって、外国の学者にまでおすそ分けしましたね。はじめて小惑星から物質を持ち帰った偉業はよく知られていますが、粒子の観察結果から、地球に落下する隕石の多くは小惑星から来ていることが明らかなったという偉業があります。
「はやぶさ2」がいよいよ今年12月に打ち上げです。これは「はやぶさ」と同じ設計図ではなく、まったく新しく開発したもので、H2Aロケットで打上げられます。
有機物が存在するかもしれない全く別の位置、別のタイプの小惑星に行って、表面よりちょっと下の岩石を採取し、東京オリンピックが開かれる2020年に帰還します。
JAXAは小予算で頑張って来ましたが、今後はいくら何でも今の2倍くらいまでは増やしてあげてください。 |
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産経は安心して読めるメディアですね。
科学分野でも他のメディアを引き離して素晴らしいです。
まず、科学の分野に偏りなく、広くいろんな記事を沢山出しています。
そして、産経が科学ニュースを報道するときに、大なり小なり国家としての視点があるのです。
若田船長について、2つの報道を併せて載せます。
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若田船長、任期終了し明日帰還 後任船長「コウイチのリーダーシップ、素晴らしかった」2014.5.13 (産経)08:59
国際宇宙ステーション(ISS)で日本人初の船長を務め、日本時間14日に帰還する若田光一さん(50)が13日未明、船長を退任し、66日間の任期を無事に終えた。
若田さんは午前4時15分ごろに始まった引き継ぎ式で、英語で任期中の活動を振り返り「全員で特筆すべき到達を果たした。おめでとう」と米露5人の飛行士をねぎらった。船長任務について「私の知識を広げる際立った機会となり、宇宙における人類の前哨地を運用したことは光栄」と感慨深げに語った。
続いて後任の米国人、スティーブン・スワンソンさん(53)に「素晴らしいユーモアのセンスを持つ人。正式に指揮権を引き継ぎます」と語りかけ、晴れやかな笑顔で固い握手を交わした。
スワンソンさんは「コウイチのリーダーシップは素晴らしかった。勤勉さ、エネルギー、ステーションを最大限に良くしようとする意欲を見られてうれしかった」とたたえた。
若田さんは昨年11月、ISSに到着し今年3月9日に第39代の船長に就任。現場責任者としてチームを率い、ISSの運用や実験計画の調整などにあたった。
米露の2人とともに5月14日午前7時半過ぎ、ロシアのソユーズ宇宙船でISSを離脱。帰還カプセルで大気圏に再突入し、パラシュートを開いて10時58分ごろカザフスタン中部の草原に軟着陸する。
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JAXAは人員でも予算でもNASAのほぼ1/10の規模ながら、頑張って着々と成果をあげています。
ここしばらくは嬉しいニュースが続きそうです。
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若田光一さん5月14日に帰還、年末には「はやぶさ2」も打ち上げ…今年度は宇宙関連ニュースがめじろ押し 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の若田光一さん(50)が5月14日に帰還するのを皮切りに、今年度は日本関連の宇宙ニュースがめじろ押しだ。種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)でのH2Aロケットの打ち上げも過去最多の5回が予定されており、日常生活に欠かせない気象衛星や、国民的人気となった小惑星探査機「はやぶさ」の後継機などが宇宙へ旅立つ。
若田船長、任務順調
3月9日(日本時間)に日本人初のISS船長に就任した若田さんは「和の心」を信念に、日々の業務を順調にこなしている。
旧ソ連のガガーリン飛行士が世界初の宇宙飛行に成功した「世界宇宙飛行の日」を翌日に控えた4月11日、6人のクルー全員でロシアのプーチン大統領と交信し、祝福を受けた。
同20日にはロボットアームを操作して、米無人補給機「ドラゴン」を無事にドッキングさせた。若田さんはアーム操作の達人としても国際的に知られ、この日も持ち前の能力を発揮。短文投稿サイト「ツイッター」に「チームの皆さん、作業成功おめでとう」と英文で喜びをつづった。
同23日には故障した装置を交換するため、米国の飛行士による船外活動が行われ、若田さんは手順確認の会議を開くなどしてチームを成功に導いた。
昨年11月7日の出発から、この日で宇宙滞在は168日となり、1回の滞在日数の日本人最長記録を更新した。約半年ぶりとなる地球への帰還は5月14日午前11時ごろ(日本時間)の予定で、カザフスタンの草原地帯にソユーズ宇宙船で着陸する。
4カ月半滞在した5年前の飛行では米スペースシャトルで帰還し、「ハッチが開くと草の香りが入ってきて、優しく地球に迎えられた」と語った若田さん。今回はどんな第一声が聞かれるか。
二酸化炭素除去装置を手入れする、国際宇宙ステーション船長の若田光一さん =日本時間2014年4月9日(JAXA・NASA提供)
「だいち2号」、防災に期待
今年度のH2Aの打ち上げは、5月24日の陸域観測技術衛星「だいち2号」で始まる。新世代のレーダーを搭載し、防災や地球環境監視などへの貢献が期待されている。
初代のだいちは平成18年の打ち上げ後、設計寿命の3年を大幅に超えて運用を継続。東日本大震災で被災地を約400回撮影し、地殻変動や浸水域の把握に貢献したが、震災翌月に交信不能となり役目を終えた。撮影画像の十分な活用という点で課題を残したものの、震災まで持ちこたえた活躍が称賛された。
だいち2号の解像度は、初代の10メートルから1〜3メートルに向上。観測可能領域の幅は870キロだったが、機体を左右に傾けられるようにして2320キロに拡大する。津波による浸水や大型建築物の崩壊などをより明瞭、広範囲に把握できそうだ。初代は観測から画像入手まで3時間近くかかっていたが、約1時間に短縮するなど使い勝手もよくなる。
同じ場所を複数回観測すれば地面の隆起や沈降を数センチ単位で検知できるため、地震に伴う地殻変動だけでなく地滑りや火山活動、地盤沈下の監視にも役立つと期待されている。気象庁の松森敏幸火山対策官は「昨年11月に小笠原諸島の西之島に新島が出現するなど、日本周辺の火山活動は活発な状況にあり、運用開始を待ち望んでいる」と話す。
陸域観測技術衛星「だいち2号」の想像図(JAXA提供)
「ひまわり8号」、初のカラー画像
夏ごろの打ち上げが見込まれる気象衛星「ひまわり8号」は、欧米の静止気象衛星に先駆けて新世代の放射計(カメラ)を搭載し、性能が飛躍的に向上する。
現行のひまわり7号は5種類の波長で観測するのに対し、8号では16種類に増加。これにより例えば青、緑、赤の3種類の可視画像を地上で合成することで、ひまわりで初めてカラー画像が実現する。黄砂や火山の噴煙の監視にも役立つ。解像度は可視画像で現行の1キロから0・5キロに、赤外画像で4キロから2キロに高まる。
ひまわり7号は撮影に30分かかったが、8号は10分以内で可能。日本周辺に限ると2分半に1度撮影する新機能を持ち、予報精度の向上が期待される。積乱雲が急速に発達する地域などに限定して、30秒ごとに観測できる可能性もあるという。
ひまわり8号は経費節減のため、28年度に打ち上げる9号と同時に開発。来年度に観測を開始し、34年度に9号と交代して予備機となる。6、7号は航空管制機能を併せ持つ運輸多目的衛星だが、8、9号は気象観測の機能に絞った。
静止気象衛星「ひまわり8号」「9号」の想像図(いずれも同型、気象庁提供)
年末に「はやぶさ」後継機
世界で初めて小惑星の物質を地球に持ち帰って注目された小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」が、12月ごろの打ち上げを目指している。初代が到達した「イトカワ」とは別の小惑星に30年6月に到達し、1年半かけて探査。2020年東京五輪閉幕後の平成32年12月、採取した物質を入れたカプセルが地球に帰る。
目指す小惑星は、有機物や水が豊富な「1999JU3」。生命の材料となるアミノ酸は、四十数億年前に小惑星などの衝突で地球に運ばれたとみられており、はやぶさ2が持ち帰る物質を調べれば、生命の起源の謎に迫れるかもしれない。
探査の目玉は小惑星内部からの物質採取だ。上空を飛ぶはやぶさ2から、衝突装置が分離し地表近くで爆発。その衝撃で銅の弾丸が秒速約2キロで地表に激突し、人工クレーターをつくる。そこにはやぶさ2が近づき、物質を採取する。これにより、地表付近とは違って太陽光や宇宙線の影響を受けていない、約46億年前の太陽系形成時の状態を保った物質が得られると期待されている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の安部正真(まさなお)准教授(惑星科学)は「はやぶさ2の探査には、小惑星自体を知るだけでなく、生命や太陽系の謎を探る大きな意義がある」と強調する。
初代はやぶさは内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)からM5ロケットで打ち上げたが、後継の小型機イプシロンでは打ち上げ能力が足りないため、はやぶさ2はH2Aで打ち上げる。
衝突装置を放出する小惑星探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)
情報収集衛星は2基
今年度後半には政府の情報収集衛星2基も打ち上げられる見込みだ。
情報収集衛星は北朝鮮による弾道ミサイル「テポドン1号」発射を機に導入された監視衛星。北朝鮮の軍事施設などを撮影する偵察衛星の役割のほか、災害対応も目的とされ、東日本大震災では津波浸水域の把握などに活用された。
今年3月26日には、行方不明となったマレーシア航空機の残骸の可能性がある浮遊物をオーストラリア・パース沖で発見している。撮影画像は安全保障上の理由で公表されていない。
デジタルカメラで撮影する光学衛星と電波を使うレーダー衛星があり、各2基の計4基がそろうと、地球上のどこでも1日1回以上撮影できる。相次ぐ故障などで本格運用が遅れたが、昨年1月のレーダー4号機の打ち上げで態勢が整った。設計寿命は5年のため後継機を順次、投入する必要があり、今年度は光学5号機とレーダー予備機を2回に分けて打ち上げる。
経産省の小型衛星も
一方、経済産業省が主導する小型地球観測衛星「ASNARO(アスナロ)1」は夏以降、ロシア南西部のヤスネ基地から同国のロケット「ドニエプル」で打ち上げられる。
大型衛星に匹敵する高い性能を持ち短期間、低コストで製造できる小型衛星シリーズとして開発した。アジアや中東、南米などの宇宙新興国に売り込む狙いがあり、災害の深刻化に悩むベトナムが、日本の政府開発援助(ODA)により同型の2基を導入する見通しだ。
打ち上げは当初、24年度の予定だったが、ロシア側の都合で遅れた。「ASNARO2」は28年度にイプシロンで打ち上げる方向で検討されている。
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