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京都ぎらい・井上章一


以前、京都に関する2冊の本を読んで、
後日、感想文を書くことにしていました。

そのうちの1冊を読んだので
簡単な書評(感想)を書きます。

本年の新書受賞大賞の「京都ぎらい」
著者は京都市生まれの井上章一氏

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 京都生まれの人がなぜに京都嫌いなのか?
 京都が嫌いなのではなく京都人が嫌いとか

 一口に京都といっても、本当の京都は
 洛中だけだそうな。
 ざっくり言えば上京、中京、下京の3区のみ

 嵯峨生まれで宇治居住の著者はあらゆる場面で洛中の人から「あんたは京都人ではない。」と言われ続けたそうな。

なるほどね!
コテコテの大阪の人が京都の悪口を書いても
何をいまさらということで本は売れないでしょう。

京都生まれなのに洛中の人々からことあるごとに田舎者と
言われては鬱屈した気分になるでしょうね〜
そういった視点から書き、
さらに坊さんと芸妓、古くは嵯峨天皇や後醍醐天皇の
ことなど面白い話(珍説かも…)があって
すらすらと読めました。

九州の田舎に住んで、京都のお方とは
直接顔を合わせてお付き合いしたことがないので
第三者として興味深く読ませていただきました。

次は京都の老舗料亭のオーナーの本について
書こうと思っていますが、
多少鼻につく部分があるのは井上氏の影響かしら…


さてさて、「嵯峨野さやさや」という雅な歌があるのですが
洛中の京都人はどう思っていらっしゃるのでしょうか?



他に「京都大原三千院…♪」もありますけど
どないしてくれますねん



   以前にピース又吉氏の「火花」について書きましたが
  もう一つの受賞作を書かねば片手落ちになるので
  今頃になってちょこっと紹介します。



  作者は羽田圭介イメージ 1
   最近テレビの露出が多いようで
  いささか奇人のような振る舞いが目につき
  ます。
   
   さて、受賞作の内容は、就職浪人の若者
  の目線で要介護の祖父の可笑しな振る舞い
  や言動とそれに苛立つ母との小さな諍いが
  ユーモラスな味を絡めて描かれていて、
  深刻な情景はありませんが、介護の在り様 
  や制度を考えさせてくれます。
   純文学といってもさらさらと読める平易な文章で、丁度よい長さ
  でした。

   もう次の作品に取り掛かっておられるようで、一発屋では終わら
  ないエネルギーは感じます。

  この機会に歴代芥川賞受賞作家を調べていたら、官能小説の大家、
 宇野鴻一郎氏が受賞し、川上宗薫氏が候補に5回も上がっていたのに
 は少々驚きました。
  宇野鴻一郎氏は最近、純文学に回帰されたようですけど…
  芥川賞はあくまで新人賞であるのですから、作者にとって次の作品
 の評価がプレッシャーになるようで、気になるところですね。




先月10日に掲載雑誌を購入して

睡眠前に少しずつ読み進んで

やっと2日前に読み終わりました。

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久し振りに生硬な純文学を読むと、とても疲れますが

豊富な表現力、語彙の豊かさに触れると心地よいものです。

芸人としての筆者(又吉直樹氏)はそんな面白い話はないけど

これだけの文才があることに驚きました。

失礼ながら人は見かけによらないものです。

ただ、雑誌掲載で84ページもある長編ですが、

物語の展開に比べて少々長過ぎるような気がしました。

選者の島田雅彦氏が選評で一発屋と言われたネガティブな激励に

応える次作を期待します。

もう一つの受賞作、羽田圭介氏著の

スクラップ・アンド・ビルド

に取り掛かります。

こちらは60ページと短いからすぐ読み終わると思います。



晴耕雨読

暫くは雨続きになりそうなので、本を仕入れてまいりました。
 
最近は町の本屋さんの閉店が続き、
新刊はアマゾン、古書はBook Offというパターンです。
 
そもそも近所の本屋さんに新刊を買いに行ってもハウツー本、コミックばかりで
目的の本は無く、ついつい通販のアマゾンで買ってしまいます。
これが悪循環となって本屋さんが無くなってしまったようです。
 
さてさて、今回はBook OFFで古書を4冊
 
イメージ 1
左上から時計回りに
 
「狂気の沙汰も金次第」 筒井康隆
SF作家のユニークなパロディ随筆集
 
「泡姫シルビアの華麗な推理」 都筑道夫
狭い特殊風呂のベッドで推理する短編集
 
「ブスの壁」 島村洋子
馬鹿の壁に対抗する傑作?エッセイ集
 
「日常茶飯事」 山本夏彦
古臭いオヤジのコラム集
 
就寝前の読書が習慣だけど、15分も読めば眠ってしまう私に合わせた短編ばかりです。
 
ブロ友さんの記事がきっかけで読みだした小説があります。
 
みおつくし料理帖シリーズ
 
作者:高田 郁
 
角川春樹事務所発行
 
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既刊のものをまとめて取り寄せ、あと年に2、3回の発行の度に買い求め、
 
寝る前15〜20分、寝酒代わりに読んでいたのが8冊目になりました。
 
過酷な運命に翻弄された大阪の娘が江戸に出て
 
下町の小料理屋で天才的な腕を振るう物語で、
 
一般庶民や戯作者、町医者などが織りなす人間模様や
 
季節の移ろいの描写が素晴らしい小説です。
 
あと1巻で大団円の予定ですが、刊行が待ち遠しいです。
 
今日21時からTV朝日系列でドラマ化したものが放送されるそうです。
 
まだどんな映像になるか分かりませんが、小説は一読の価値があります。
 
今NHKで放映中の「銀二貫」も同じ作者です。
 
終りに
 
この本を読むきっかけを作ってくださったブロ友のスーさんに感謝です
 
 
 
 

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