私の和竿・和釣具あれこれ

このところ更新が滞っていますが、よろしければごゆるりと。

無銘*郡上鮎竿

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

   長さ  7.00m

   継ぎ  5       仕舞い 173cm

   重さ  897g

   無銘郡上鮎友竿

   十数年前に、当時既に80才を越えていた郡上在住の方から譲り受けた、たいへん古い郡上竿。
   無銘。譲り受けた際に「作者はさおこう」との口伝があったのだが、それが真実なら、この竿の作者は郡上竿師のなかでとりわけ著名な竿幸(安幸)安田幸太郎の作だと思われるが残念ながら定かでない。

   しかし、作者は不明だが、切り組みや工作、塗りは一流で、およそ職漁師が片手間につくったものではなく腕の良い専業竿師の作であると思われる。材の選択から見ると、初期の頃の地場産の竹だけで組まれた、いわばオリジナルの郡上竿であるようだ。

   重量約900gと重いが竿重心が手前にあり、数値ほどには持ち重りはしない。なので、入手当時は、筋トレに励めば振れそう、と思っていたのだが、以来十数年、もうとても歯が立たない。困ったもんだ。(苦笑)









  重量  897 グラム

この記事に

開く コメント(2)[NEW]

開く トラックバック(0)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

   
   長さ  182.7cm

   継ぎ  6    仕舞い  36cm

   重さ  59g

   二代目以前竿辰作鯉箱竿(スレ)

   恐らく戦後直ぐ頃に二代目竿辰が手掛けた鯉箱竿。スレ竿なので剛竿であるのはもちろんだが、硬いだけでなく、しなやかさとかスムースさを内に秘めていてありきたりの鯉竿とは一線を画する。流石に一流の竿師の手になる鯉竿とはこういうものかと納得させられる一竿。
   鯉竿定番の口金は一見銀製のように見えるが経年を経ても全く曇らずピカピカ。銀ではないらしい。また口塗りとの間に殆ど段差がない。すばらしい工作精度だ。
   銘印は戦前の印に較べて一回り大きい小判竿辰。

   

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

三代竿辰*たなご竿


謹賀新年 平成30年新春

イメージ 1


   三代竿辰作たなご竿

   右 7寸5分切 印籠継 4尺5寸 竿筒付 (一部再掲)

   左 5寸切 並継 3尺 替え手許付 

   いずれも近年作

この記事に

開く コメント(6)

開く トラックバック(0)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

   長さ  3.1m
 
   継ぎ  4(並継ぎ)   仕舞い 93cm
 
   重さ  112 グラム

   櫻井釣漁具 せきれい(グラステンカラ竿)

   かの鈴木魚心氏がデザインに参加したグラステンカラ竿。
   超軟調の竿で初心者には全く歯の立たない難物竿だが、この竿のリズムにあわせられれば得がたい味わいのある竿。昭和40年代後半(だったと思う)に入手した竿である。
   その後、カーボンの振り出し竿に変わり、名称も金剛せきれいになって現在も販売されているが、お値段は丁度一桁上になっていて、よくもわるくも別物の竿。

   櫻井釣漁具は現在も様々なカーボン竿を世に送り出している釣具メーカーであるが、元々は(現在も)神田に店を構え、江戸川を銘とする和竿師であって、明治年代に初代が牛込大曲に店舗を構えたのが始まり。三代続く名門で、東作や竿忠などとは別の歴史有る和竿職人の一系をなしている。

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

  長さ   513.5 センチ (17尺)

   仕舞い 54.3センチ
                                                               
  継ぎ  12

   重さ   233 グラム

  稲荷町東作やまべ竿(その5)
  
  久々に”残念な竿”のご紹介。
  残念な、といっても既紹介の残念な竿と同様、その素性は素晴らしい。長角東作印が押された高級やまべ竿である。この印は数ある長角枠東作印の中でも本店工房で特選竿に使用していた印のようだが、塗りなどから実作者、あるいは仕上げは恐らく東盛(又は栄治)さんの仕事だと思う。(ちなみに既紹介の東盛さんのたなご竿と塗りがそっくり。)
 仕舞い玉口はきれいな山形仕舞い。あるいは口栓は後付けかもしれない。各節の尻、栓かい部分に朱が配されているのも東作竿としては珍しいように思う。京竿を意識した造りのようだ。節あわせも上々で、振っても絶品のやまべ竿。

 ではあるのだが、手元2番は口塗りが他の節と完全に揃っていてオリジナルに間違いないと考えられるが、多分胴に割れが出たのであろう、節無し風総巻き総塗り仕上げで補修されている。
  ものすごく丁寧な仕事である。修理に力が入っている竿は元々の素性が飛び抜けていたことの証であるとは思うがやはり惜しい。
  換え穂が付くがテーパー及び塗りが違い、これも後付けかも知れない。

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事