|
リーマン・ショックの余波を引きずりながら幕を開けた2010年。
当初は先行き透明感が根強く残っていたが、ふたを開けてみれば国内経済は予想以上に早いペースで回復を遂げた。 4〜6月期には国内総生産(GDP)成長率が前年同期比19.5%増と過去最高の伸び率を達成。政府は通年の成長率見通しを当初の7.0〜9.0%増から15%増へと大幅に上方修正した。政府肝いりで開発されたカジノ総合リゾート(IR)2カ所も待望の開業を迎え、早くも経済効果が現れている。10月末にはシンガポール〜羽田線も就航するなど明るい材料が多かった。一方で政府は今年、不動産価格高騰に悩まされた。投機目的の住宅購入を抑制するため、不動産価格の抑制対策導入に追われた。 このほか2010年度予算案では「労働生産性を今後10年で年率2〜3%高めること」が盛り込まれた。経済環境が目まぐるしく変動する中、柔軟かつ迅速に対応するシンガポール政府。その政策立案力があらためて示された1年となった。 【第1位】経済成長率が過去最高、回復基調が鮮明に 【第2位】待望のカジノ開業、観光業振興に貢献 【第3位】訪日旅行人気、羽田効果で自治体誘致増 【第4位】金融庁が政策を見直し、好調な経済を受け 【第5位】隣国との外交改善、問題解決に前向き 【第6位】労働生産性向上、国の新たな主要目標に 【第7位】相次ぐ不動産価格抑制策、高騰に歯止め 【第8位】地場と提携目立つ、日本企業の進出加速 【第9位】政府投資公社、過去最高規模のIPO 【第10位】総人口、500万人を突破 |
東南アジアの経済社会
[ リスト ]



