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2010年のフィリピンは、今世紀初頭から9年半続いたアロヨ政権が退場し、アキノ政権が登場したことが最大のニュース。
汚職・腐敗の影がつきまとったアロヨ政権とは対照的に、クリーン・イメージが看板のアキノ政権は、フィリピンの変化を印象づけた。 経済は、2008年のリーマン・ショックをきっかけとする世界金融危機・同時不況の影を脱した。国内総生産(GDP)の実質成長率は第2四半期(4〜6月)には8.2%(改定値)にまで達した。輸出額も9月に前年同月比46.1%増と、単月の増加率としては1981年1月以来の最高を記録するなど、快走が続いた。だが第3四半期(7〜9月)のGDP実質成長率は6.5%と、フィリピン政府の予想を上回る減速。10月の輸出額も、伸び率が26.4%に下がるなど、「息切れ」の様相も見え始めた。 8月23日にマニラ市内で起きた観光バス乗っ取り事件は、フィリピン国家警察(PNP)の稚拙な交渉戦術や突入作戦などが原因で、香港人旅行者8人が死亡。責任追及の甘さも含め、多くの問題を残した。 【第1位】アキノ政権発足、高支持率維持 【第2位】株価指数高騰、過去最高値を更新 【第3位】経済好調、成長率は3年ぶりの高水準 【第4位】バス乗っ取り事件、香港人観光客8人死亡 【第5位】初の電子投票、「予想裏切る」成功 【第6位】アロヨ政権に幕、汚職など問題残す 【第7位】PALの労使問題悪化、労組がスト通告 【第8位】官民連携のインフラ整備、新政権で推進 【第9位】自動車販売好調、14年ぶり記録更新へ 【第10位】新観光キャッチコピー、発表直後に撤回 【番外編1】パッキャオ氏、世界王者と議員を両立 【番外編2】「踊る○×」、大ブレーク |
東南アジアの経済社会
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