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日中戦争中の暗殺事件を描き、緊迫したシーンが連続する中国の連続テレビドラマ「決戦前」(全32話)の放送が9日夜、江蘇省で始まった。
放送開始に先立って同日、ドラマで主演を務める日本人俳優・三浦研一さんや侯ユーさん、呂涼さん、王唯伊さんらが南京市で記者会見に出席。 ドラマの中で日本人将校を演じている三浦さんは、現場にいた年配の南京市民らから、「日本兵を演じることに嫌気がささないのか」、「中国の文化が好きなのか」などの質問に答えた。 1997年に中国に来てから現在に至るまで、中国の60作品以上に出演している三浦さんは、「演技中に子供を泣かせてしまったことがある。その子は撮影が終わってからも私のことを恨んでいた。飛行機に乗っている時に『ろくでなし』と罵倒されたこともある」と、ほとんどの作品で悪役の日本人兵を演じていることから起こったエピソードを紹介。 そのため三浦さんは、「いい人役」もしてみたいというのがかねてからの願いだという。「日本人俳優の自分が出演できる機会は限られている。でも2、3年以内にはその壁を乗り越えたい」と三浦さん。 中国人の心情をよく理解している三浦さんは記者会見中、自身に関して「鬼子」(日本人に対する蔑称)という言葉を使い中国人の感情に配慮を示した。 また2月に名古屋市長が「南京事件はなかったのではないか」と発言したことに関して、女性市民から厳しい質問が投げかけられた際には、「南京に来る前に、このことを聞かれるだろうと思って準備をしてきた。私は俳優であって、政治家ではない」と前置きしたうえで、「私個人としては、名古屋市の市長は公人の一人であって、公の場であのような発言をするべきではないと思う」と語った。 また、「当時の情况下では、男性のいる家庭が徴兵の通知を受ければ拒否することができなかった」と日本人にとっても戦争は胸の痛むことであることを訴えた。 |

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