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京都府八幡市消防本部で、本部職員同士の暴力騒ぎで当事者が減給処分を受ける不祥事があり、内田提一消防長が今月2日の訓示で、職員の内部告発で報道機関から取材されたことを念頭に、「仲間を新聞社に売ったりするのは最低」などと発言したことが分かった。
16日の市議会総務委員会で、堀口文昭市長と内田消防長が謝罪した。 不祥事は昨年12月15日、本部内で消防士長(36)がささいな事で口論となった消防指令補(50)を殴り、2人は2月21日に減給となった。 この日の委員会で、堀口市長は「消防長が不適切な訓示を行い、深くおわびする。公益通報について周知する」と陳謝。 内田消防長も「思慮の甘さ、監督者としての認識不足から不適切な発言をし、ご迷惑をかけた」と述べた。 |
事件・不祥事・スキャンダル
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部下の女性警察官にセクハラ行為をしたとして、山口県警は17日、本部勤務の40代の男性警部補を減給の懲戒処分にしたと発表した。
警部補は16日付で依願退職した。 県警監察官室によると、警部補は2010年夏、当時勤務していた警察署の駐車場に止めたパトカー内で待機中、部下だった20代の女性警察官に抱き付くなどのセクハラ行為をした。 職場でもこの女性警察官に「マッサージをしてあげる」などと言って肩などを触る行為を繰り返していた。 監察官室の調査に、警部補は「一緒に勤務するうちにかわいいと思うようになった。不快な思いをさせて申し訳ないことをした」と話したという。 |
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18歳未満の少女にみだらな行為をしたり、部下の職員を指導と称して殴ったりしたとして、警視庁は16日、警察官2人をそれぞれ停職6カ月と、減給100分の10(1カ月)の懲戒処分とした。
停職6カ月となったのは、福生署の男性巡査長(25)。平成23年8月23日、東京都千代田区内のカラオケ店の個室で、インターネットを通じて知り合った無職の少女(17)が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑いがもたれている。巡査長は辞職届を提出し、16日付で受理された。 警視庁によると、神奈川県警が同日、巡査長を都青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検した。容疑を認めているという。 減給となったのは、碑文谷署地域課の男性警部(54)。同年6月22日、部下の男性警部補があいさつしなかったことに立腹し、腹を殴るなどの暴行。同年10月14日にも、同署管内で発生した夫婦げんかをめぐり、男性巡査部長が指示通りに行動しなかったことに腹をたて、顔などを数回殴ったとされる。 警視庁によると、警部は事実を認め、「指導として、強制力の行使もやむを得ないという誤った考えがあった」と供述。自主降格を申し出ており、同庁は近く階級を巡査部長に降格させ、異動させる。また、同署幹部への報告を怠ったとして、同署地域課長心得の男性警部(58)を警務部長訓戒とした。 警視庁の池田克史警務部参事官は「今後、職員の指導を徹底し、再発防止に努めたい」としている。 |
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京都市北区の京都府警北署の庁舎と警察官舎の駐車場で2月、捜査車両や捜査員らの私有車計約10台が、何者かに刃物のようなものでタイヤを傷つけられ、パンクする事件が相次いだことが13日、分かった。
府警は警戒を強めるとともに、同一犯による器物損壊事件の可能性が高いとみて捜査している。 捜査関係者によると、2月上旬の早朝、北署の捜査員が、署の駐車場で捜査車両に乗り込んで間もなく、タイヤのパンクに気づいた。 調べると、鋭利な刃物でつけたような傷が1つあった。この車両は前日夜から当日朝にかけ、だれでも入ることができる署前のスペースに止めていたという。 さらにこの日に前後して、北署の捜査員や家族らが住む京都市北区内の警察官舎2カ所の駐車場でも、捜査員らの私有車が同様の被害にあったという。 府警は、北署の関係施設で同時期に被害が集中し、同署管内でほかに被害がみられないことから、警察に何らかの恨みをもつ者が捜査員の車両などを狙って犯行に及んだ疑いが強いとみて捜査。不審人物の洗い出しや目撃情報の収集を進めている。 |
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約40年前に交際していた女性に対し、自分の排泄(はいせつ)物を送りつけたなどとして、京都府警八幡署は2月末、ストーカー規制法違反容疑で大阪府高石市東羽衣の無職、板東加陽(かよう)容疑者(61)を逮捕した。 その後の調べで、女性と別れてから約20年たって突然連絡を取り、執拗(しつよう)に無言電話や大量の届け物などの嫌がらせを繰り返していたことも明らかになった。 妻子ある身の板東容疑者が、淡い思い出を共有するかつての恋人にストーカー行為を重ね、ついには汚物を送りつける奇行に及んだ真意とは−。 ■排泄物のプレゼント 今年1月下旬、京都府八幡市の無職女性(61)宅に女性宛ての小型小包が届いた。 差出人は見覚えのない名前。品名欄には「チョコ」の文字。女性が不思議に思って小包を開けると、鼻をつく臭気とともに黒ずんだ排泄物が姿を現した。 なぜ、こんなものが−。ショックも冷めやらぬ約1週間後の2月上旬、再び小包が女性宅に届く。同じく差出人の名前に見覚えはなく、今度は品名欄に「せんべい」の文字。恐る恐る開封すると、今度は野菜のような葉に包まれた排泄物が入っていた。 捜査関係者は「2回ともだいたい、大人の“1回分”くらいの分量だった」と語る。 実は女性には送り主に心当たりがあった。今年の元旦、女性宅に差出人不明の年賀状1通が届いており、女性器を表す単語などひわいな言葉とともに板東容疑者の名前があった。 この年賀状などが決め手となり、京都府警は排泄物の送り主を板東容疑者と特定した。 2月28日早朝、板東容疑者は自宅を訪れた捜査員に対し「自分の大便を送りました」と容疑を認め、素直に逮捕に応じた。宅配便の差出人に偽名を使い、約20年間にわたって執拗にストーカー行為を繰り返していたことが明らかになった。 ■出会いと別れ 2人が出会ったのは45年ほど前。大阪府内の高校に通っていた2人は同級生だったが、別々の運動部に所属し、面識がある程度の関係だったという。 卒業後に仲を深め、18〜19歳のときに交際。2年ほど付き合った後、性格の不一致から別れてしまい、女性は結婚を機に京都へ移り住んだ。板東容疑者も就職して結婚し、子供も授かった。お互いに家庭をもち、2人は別々の幸せな人生を歩むはずだった。 ■20年ぶりの電話そして… 転機が訪れたのは約20年前。突然、板東容疑者から女性に電話があった。 女性は懐かしさも手伝って会話に応じ、その後も2〜3カ月に1回、定期的に電話がかかってくるようになった。 他愛のない近況報告などが主だったが、約6年前に状況が一変。板東容疑者が「会おう」と誘ってきたのだ。女性は「もうお互い結婚して子供もいるから」と断り、「もう電話もしないでほしい」と拒否した。 その後、板東容疑者からの電話はぴたっと止まったが、代わりに無言電話が2カ月に1回ほどかかるように。さらに約3年前から2〜30回にわたって、女性宛てに全く身に覚えのない教材紹介の資料や商品カタログなどが大量に届くようになった。 板東容疑者は大量の届け物に関しても自分の犯行と認めているという。 ■犯行の動機は…
なぜ昔の恋人に突然連絡を取り、ストーカー行為を繰り返したのか。そして、なぜ排泄物を送りつけるまでに至ったのか。 捜査関係者によると、ストーカー犯罪は交際中か別れて間もない相手や、面識のあまりない異性に対するものがほとんど。今回のケースのように、別れてから20年もたってからストーカー行為に及ぶのは非常に珍しいという。 ある捜査関係者は「板東容疑者は妻も子供もいるが、今の生活が満たされていなかったのかもしれない」と語った上で、こう指摘した。 「(被害者の)女性と交際していた時期が一番楽しい時期だったのかもしれない。ストーカー行為であっても、女性とつながっていることで交際中の幸せを味わいたかったのでは」 ただ、自分の排泄物を送りつけた特異な心理状況について、東北大大学院文学研究科の大渕憲一教授(犯罪心理学)は「ストーカー行為を繰り返す人は、『相手は自分に好意をもっている』などと自分に都合のいい独自の考え方をする。会うことを拒否されたために単なる嫌がらせに走ったのか、排泄物に何か特別な意味があったのか、それは本人にしか分からない」と首をかしげる。 捜査関係者や専門家らが首をひねる犯行の動機は果たして解明されるのだろうか。 |



