|
総務省は17日、昨年10月1日現在の年齢別・都道府県別推計人口を発表した。
在日外国人を含む総人口は前年比0.2%(25万9000人)減の1億2779万9000人で、過去最大の下げ幅を記録した。 |
日本の経済社会
[ リスト | 詳細 ]
|
福井県あわら市温泉1丁目の藤野厳九郎記念館前にある藤野の像の眼鏡部分が壊されているのが見つかった。
1月にも同部分が壊され、被害が2度に及んだことから、像を所有する同市は6日、あわら署に被害届を提出した。同署は器物損壊の疑いがあるとして調べている。 像は高さ約1メートルの台座の上で、中国の文豪魯迅の立像と並びいすに座っているデザイン。眼鏡部分までは地上から約2・5メートルある。今月4日午後3時ごろ、像の金属製の眼鏡が後ろ向きに掛けられたように後頭部の側へと曲げられ、レンズ枠部分が破損しているのを同市観光協会の職員が発見した。市は5日、同署に通報した。 1月にも同様に曲げられていたが、破損が軽微だったため市職員が修理していた。以降、同記念館の関係者が休館日以外は像のチェックをするようにしていた。4日朝までは異常がなかったという。市の担当者は「日中友好の象徴。いたずらだとしたらやめてほしい」と話している。 藤野は同市出身の医師で、魯迅の恩師として知られている。記念館は、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅前の広場整備に伴い、同市舟津から移転し昨年11月にオープン。像はそれまで館内で展示されていたが、移転を機に屋外に置かれた。 |
|
【疑惑の濁流】 「安定利回り」という甘言を弄して巨額資産を集め、自転車操業に陥っていく−。 AIJ投資顧問(東京都中央区)による年金消失問題の過程と発覚経緯は、かつて世界を驚かせた巨額投資詐欺事件と相似形をなす。 「逆張り」と呼ばれる取引を重ね、年金資産を溶かしながら「返せると思った」と強弁する浅川和彦社長(59)。 その心理はギャンブラーそのものという指摘もある。投資詐欺事件の首謀者は「恥という遺産が残った」と言い残して表舞台を去ったが、浅川社長の言葉からは「恥」の感覚は垣間見えない。 ■禁錮150年…相似形なす構図 「まるでマドフのように、安定的な収益を提供できるとうたっていた」 今年2月、AIJによる年金消失問題の発覚直後、米ブルームバーグは浅川社長の手口をこう報じた。 例えられた相手は、米電子証券取引所の運営会社「ナスダック・ストック・マーケット」の会長を務めたバーナード・マドフ受刑者だ。 当時の現地報道によると、マドフ受刑者は2008(平成20)年までの約30年間、投資ファンドが毎年10%以上の利益を上げていると説明し、投資家らから総額650億ドル(約6兆2000億円)を集めた。偽の残高証明書を顧客に送付したが、実際は資金を別の投資家への払い戻しなどに充てていた。 払い戻し請求が重なり、返済が滞ったことで不正が発覚。08年12月に証券詐欺容疑などで逮捕され、禁錮150年の判決を言い渡された。 被害額は約1兆2000億円とされ、少なくとも1092億円を消失させたAIJとはケタが違う。だが運用実績の虚偽説明、自転車操業に加え、社内で部外者の立ち入りを禁じる部屋を設けたり、「首謀者」が社交的で話術にたけた点など、マドフ事件とAIJ問題の共通項は多い。皮肉にもAIJの年金資産損失に拍車をかけたのが、この「マドフ」だった。 ■「経済成長の記憶」が足かせ? マドフ受刑者が逮捕された直後の平成21年2月。年金専門誌「年金情報」が、「消えない日本版『マドフ』の影」というタイトルのコラムを掲載した。不自然に続くAIJの安定利回りに警鐘を鳴らした記事だった。 以降、AIJに対し、年金基金から委託金の解約要求が続出。AIJは実質支配下にあるアイティーエム証券や投資事業組合を通じ、新規顧客の委託金を解約に回す自転車操業に陥ることになる。 実際はほとんど運用を行っていなかったマドフ受刑者に対し、浅川社長は最後まで「逆転」を狙った。その手法が「逆張り」という取引だ。 逆張りとは、金融商品の取引市場の相場が下落しているときに反転を想定して行う取引。 実際に反転すれば利益が得られるが、下落が続けば損失が生まれる。 楽天証券経済研究所の山崎元客員研究員は「勝つときは小さいが負けるときは大きいのが特徴で、投機性が高い」と説明する。 証券取引等監視委員会によると、資産運用の大半を担っていた浅川社長は少額の資金で多額の取引ができる「デリバティブ」で逆張りを続け、損失を膨らませた。特にリーマン・ショック後の平成22年3月期の損失額は501億円に上っている。 「浅川さんのような昔の証券マンは経済成長とともに歩いてきた。だから『景気、相場は持ち直す』という考えが骨髄に染みついている。だから逆張りに走る」。浅川社長がかつて在籍した野村証券のOBは、そう指摘する。 ■見えぬ恥の感覚…再び国会へ
「何度かやめたいと思ったが、損失を出したまま返したくなかった」 「ばくちをした覚えは全くありません」 27日の衆院財務金融委員会で開かれた参考人質疑。浅川社長は損失を隠し、営業を続けていた理由をこう語った。周辺にも「100億円あれば取り戻せる」と漏らしたとされる。 だが、こうした言葉を額面通り受け止める人は少ない。新潟青陵大大学院の碓井真史教授(社会心理学)は「損を出したときに冷静さを失い、勝つことができると信じ込んでしまう『ギャンブラー』特有の心理」と手厳しい。 浅川社長は4月3日、衆院に続いて、参院財政金融委員会での参考人質疑が予定されている。年金資産を託した年金基金幹部も、同じ委員会室で証言する見通しだ。 「許しは請わない」「恥という遺産が残った」 浅川社長と対比されるマドフ受刑者は判決言い渡しの際、法廷で被害者を前にこう語ったとされる。浅川社長は“被害者”を前にしてもなお、「だますつもりはなかった」と同じせりふを繰り返すのだろうか。その発言が注目される。 |
|
■電気代、食用油、医療費、は値上げ 小麦は値下げ 新年度入りした4月から、生活や企業活動に関わるさまざまな制度が変わる。財源不足を背景に公的年金の支給額が減る一方、電気代や食用油は値上げされ、家計には大きな痛手だ。また、東京電力福島第1原子力発電所事故の避難者を対象にした東北地方の高速道路無料化の延長や、食品に含まれる放射性セシウムの基準の厳格化など、原発事故が依然、人々の生活に影を落としている。 物価の下落に伴い、年金支給(月額)額が0・3%引き下げられる。国民年金を満額の6万5741円受給している人は、200円減って6万5541円、夫婦で厚生年金を23万1648円受給している標準的な世帯は、708円減の23万940円になる。 ◆介護保険料も 医療費は同じ日に同じ病院で2つの診療科を受診した場合に、340円の再診料がかかる。3割負担の人なら窓口での支払いが1回につき100円高くなる。厚生労働省の集計(3月30日)では65歳以上の介護保険料も、全国平均で812円増の月額4972円、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度の保険料は312円増の同5561円にアップする。薬価は平均6・4%引き下げられ、17%以上値下がりする薬もある。 子ども手当に代わり、4月から支給される児童手当は6月以降、所得制限が導入され、年収960万円以上の世帯は支給額が中学生以下の子供1人当たり、月5千円に引き下げられる。 全国の電力10社が、電気代を値上げする。原発の稼働停止で火力発電の依存度が高まり、液化天然ガス(LNG)などの輸入価格上昇がコストを押し上げた。標準家庭で17〜41円の値上げになる。さらに、東京電力は、企業向けの料金を4月以降の契約更新分から平均約17%値上げする。 食用油も原料費高騰で値上げされる。日清オイリオグループとJ−オイルミルズは、出荷価格を1キログラム当たり20円以上引き上げる。逆に円高と国際相場の値下がりで、輸入小麦の政府売り渡し価格は平均15%の引き下げ。家庭の料理に使う小麦粉などの商品価格も、下がる可能性がある。国際線旅客の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は日本航空と全日本空輸が300〜1500円下げる。 ◆地デジ相談4千件
東日本大震災の被災地支援で行われてきた東北地方の高速道路の無料化は31日で打ち切られたが、原発事故の避難者は9月末まで、岩手、宮城、福島の被災3県でがれき処理などを行う民間ボランティアの車両は6月末まで延長する。 地上デジタル放送への完全移行が延期されていた被災3県のアナログ番組放送も31日で終了。ただ、「まだ、テレビを買い替えていない」といった相談が同日だけで4千件近く寄せられており、総務省は相談態勢を継続する。 |
|
株式市場が活況になったり為替相場で円安が進行したりすると、投資家のムードが良くなり、それ自体が材料となってさらに相場を押し上げる、ということが時折起こります。投資に目が向けられることは良いことですが、「今はこれに投資をすると儲かりそう」という発想を第一に資産形成をしようとするのは要注意です。 ●「これが儲かりそう」と投資をするのは…… 「いま、これに投資をしたら儲かる」という考えで資産を運用するのは、どちらかといえば投機に近いのではないでしょうか。投機とは、機に投じる、つまりタイミングに乗じて資産を運用するということです。「現状の相場環境の下で」儲かりそうなものに投資をするというのですから。 とすれば、環境が変わった時点でその投資から手を引かなければ、当初の目的に矛盾します。しかし、ここが個人投資家の方々には難しいところなのです。投資と投機を混同している方もいらっしゃるようで、「今はこれが儲かる」という話に乗ったはずなのに、「それが儲からなくなる」という環境に変わっても売却する決断ができないという方を多く見てきました。このようなケースでは、売らない理由は「買値より下がってしまったから」がナンバーワンです。 これは、買う時の理由が、どちらかといえば投機的だったにもかかわらず、売る時には「機」でなく「自分の帳簿(買値)」に視点が釘付けになってしまっているからだと思います。買う時に投機的だったなら、売り抜けるまで「機」を見ていなければなりません。 また、買う時には「これが儲かりそう」と思う一方で「あまり値動きが大きいものには投資をしたくない」と矛盾したことをおっしゃる方もいらっしゃいます。値動きが大きいからこそ儲かる可能性があるわけで、「値動きが小さく」て「儲かりそう」な投資は同時にはあり得ません。 多くの方は「ご自身の買値より値上がりしていなければ、投資した意味がない」と思われることでしょう。それなら、そもそも始めから「今これが儲かる」というもので運用するのではなく、「買値をできるだけ上回って売却する」という運用方針を柱に据えるべきなのではないでしょうか。 例えば、あらかじめ自分で決めた値上がり率を達成した時には必ず売却するとか、過去のデータを参考に環境の変化による大きな価格変動ができるだけ少ないものへ投資をする、などの方法が考えられます。 ●でも「これが儲かりそう」という投資は面白い もちろん、タイミングに乗じて投資をする面白さは否定できません。投資家自身が考えたシナリオ通りに相場が動いて利益を上げる時、懐も潤うことも嬉しいですし、判断が合っていたという快感が得られ、楽しいものです。 しかし多くの方にとっては、この運用は資産形成の中で行うことではなく、遊びの1つに分類させておいた方が無難だと思います。このタイプの運用に費やす資金は趣味のための資金としておき、将来何かのために使う資金とは別に管理すべきです。それがよく言われる「投資は余裕資金で行いましょう」ということなのです。 繰り返しますが、遊びの1つだとしても「今はこれが儲かる」という話で投資をしたならば、売り時はそれを取り巻く環境が購入時と変わってきた時です。投資する理由がなくなってしまった環境下で、その金融商品やその銘柄に固執すると失敗します。 ●投資家の考えと行動の矛盾 このように、投資家自身に問題があったために、本来、その金融商品が持っているリスクレベルを引き上げてしまっているということがよく見受けられます。 他には、読むべき資料を読まない、または読んでも理解できない部分を理解しないままにしてしまう。情報収集に積極的でない。自分の選択した金融商品に関するよくない情報について耳をふさいでしまったり、自分のいいように解釈したりしてしまう。難しい判断を先延ばしにしてしまう――なども同様です。 このような行為の結果、投資家自身は「リスクはなるべく取りたくない」と言っているにも関わらず、気付かぬうちに自らリスクを高めてしまっていることがあります。 ●何のために、その投資をするのか? 今回で私が書かせていただくコラムは最終回となります。最後に皆さまにお送りしたいメッセージは「何のために投資をしているのか」を、常に頭の隅に置いておきましょう、ということです。 お金はいつか自分が使うもの。資産運用は、使う時までのお金の効果的な活用法の1つです。 まずはご自身の人生を先の先まで眺めてみて、日々、どのぐらいのペースで生活費を使っていくのかを割り出してみることです。それと並行して、まとまった資金は、いつ頃、どのぐらいの額を使うのかを予測します。できれば年表式で書き出すと良いでしょう。同時に、毎年、どのぐらいの収入があるかも併せて記していきます。ここまでくれば、毎年余るお金も計算できますので、金融資産残高の推移も予測できます。すると、投資に回せる余裕資金もある程度見えてきます。 これが「キャッシュフロー表」と呼ばれるものです。この作業を始めようとすると、ご自身の人生、これからどのようなことが起こるか、どのようなことをしたいか、が見えなければ、キャッシュフロー表が作れないことがわかります。 まずは自分の人生設計をし、どのようなことでお金を使い、どれだけ足りないから運用で殖やそうと投資をする、これだけ余裕があるから楽しみのための投資をしようと考える、この順番で資産形成に向き合いましょう。 ●ほどほどのおカネを持つ
お金は、自分の人生を豊かにする道具です。お金は適量を持っているのが一番です。ありすぎると不適切な使い方をしてしまったり、持ち過ぎのために心豊かな日々を送れなかったりします。資金不足になれば、やりたいことを制限しなければならなくなります。だからといって、無理な殖やし方や不適切な投資をしようとすれば、必要以上の運用リスクを背負うことになります。自分の人生にとってお金の適量を知ること、適切な管理・運用を選択することが大切なのではないでしょうか。 |




