全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

ポリーヌ・レアージュに捧げられたこの物語は、ポリーヌ・レアージュ自身の序辞で幕を開ける。

序辞でポリーヌ・レアージュが「O嬢の物語」で世間から受けた素顔の謎ときを、今度はポリーヌ・レアージュが探偵役を務めこの作者の素顔を暴こうと試みるという、この物語にふさわしい迷宮。

現在ではポリーヌ・レアージュとジャン・ド・ベルグの素性は公開されていますが、私が十代に初読した頃にはまだ匿名のままで。さらに牧神社の翻訳は訳者の素性も謎で、この三人の素顔が気になりオナニーに没頭出来ずイキそうでいかなず、授業には集中出来ず・・・おかげで大学受験に失敗しました(泣)

当時ポリーヌ・レアージュの素顔はジャン・ポーラン説が多く私も信じていましたが、とうとう素顔が発表されたらなんと驚く結果でしたね。さすがの澁澤氏も外しましたか(笑)

ジャン・ド・ベルグは有力な説がなく、女性の筆ということで・・・マンディアルグの鬼嫁のボナ、あるいは魔老女のレオノール・フィニあたりだとなんとなく嬉しいなと思っていましたが、蓋を開けるとロブ・グリエの別嬪嫁で少し落胆した覚えがあります。

残りは訳者ですが、一時生田耕作説が流れたことがありましたが生田かをる氏からきっぱり違うと云われました。今読み返すと翻訳の拙さから別人と判断できます。
ただ訳者の後書は生田氏ぽいかな〜と思ったりして(笑)
知り合いの古書店が目録で生田氏の著書の列の間にこの本を載せ、かをる氏に怒られたそうです(笑)
とこでこの訳者の行方未知は誰ですかね。

とここまで記事を書いてきましたが、本当は書評を書くつもりだったのに脱線しすぎですね。

では内容ですが、野溝七生子の「女獣心理」に貴族趣味のエッセンスとエロテイシズムを加え、心理描写をやや控え目にした感じです(笑)不親切な説明ですがどちらも傑作なので興味のある方は読んでください、読書の秋ですよ。

それと今年知り合ったアーティストさんに、この物語をモチーフにして作品製作を依頼しました。
近々作品が完成し展覧会が決定しので、会期が近づいたらお知らせします。


追伸。南アフリカの応援のあの音・・・さすがに音を消して観戦しましたよ。
日本はスピード不足ですね(泣)ワールドカップが近づくと何処か強国に亡命したくなります。
ブラジルあたりが一ヶ月二万円ぐらいで国籍をレンタルしたら商売になりそうですね(笑)
二重国籍は短期もだめなの。

この記事に

閉じる コメント(8)

顔アイコン

イマージュは、たしか映画になりましたよね。残念ながら記憶が薄くて、当時それで「没頭」できたかどうかは忘れました^^

2009/11/15(日) 午後 1:49 月の骨 返信する

顔アイコン

月の骨さんこんにちは。
はい映画化されました、ただヌクのに適したいたてとは(笑)
翻訳も「肉体の悪魔」のタイトルでもう一つあります。

2009/11/15(日) 午後 3:11 CAVE 返信する

顔アイコン

こんばんは、これは角川文庫で詠みました。やっぱりマリー・メンダムの映画をよく記憶しています(笑)。翻訳は誰でしょうか?。伊東守男か案外と榊原晃三あたりと考えますが、いかがでしょう?。ハヤカワ・二見系のにおいがしなくもないです。

2009/11/15(日) 午後 9:41 kms*30 返信する

顔アイコン

もねさんたしか榊原晃三の翻訳をこの本の後書で貶しているので違うとおもうのですよ。伊東守男はなんか怪しい気がしますね。
それにしてもロマン文庫でも行方名義を使う意味があるのかな。

2009/11/16(月) 午前 0:04 CAVE 返信する

顔アイコン

・・案外無名な学者か学生かも?・・

2009/11/16(月) 午後 9:41 [ bruckner_me ] 返信する

顔アイコン

bruckner_meさん正体がわかりました。近々記事にします。

2009/11/17(火) 午前 0:46 CAVE 返信する

ヤフーブログで、CAVEさんのほかに、「イマージュ」の名前を挙げる方がもう一人いらっしゃいました。フランス文学者で、大学でフランス文学を教えていらっしゃった蒼空さんです。

その蒼空さんが「イレーヌのコン」を送ってくださったのです(^^

入院中に、お二人が名前を挙げるので、「イマージュ」をアマゾンで注文しておきました。

わたくしは、純粋なエロ文学はあまり読まないのです。かつて興味があったのは、【恐怖】にからんだエロ文学・・最近興味があるエロ文学は、【古代エジプトの神秘】系です。

それで、ほったらかしとなっていましたが・・・。

ポリーヌ・レアージュに捧げられたと言われれば、読まないわけにはいきません(笑)!!!わたくしの女親友は、ポリーヌの大ファンなので、教えてあげたいですし(^^

今日は「イマージュ」を10ページは読むぞ、と自分に誓いました・・^^

2009/11/25(水) 午後 0:18 [ カール(カヲル32) ] 返信する

顔アイコン

かおるさんこんばんは。
大学で教えているのなら、私と違って筋金入りですね。
イレーヌもイマージュも同じ時代の作品なので楽しめるかも。
恐怖にからんだエロ文学だと「城の中のイギリス人」とか「聖餐城」あたりでしょうか。
古代エジプトの神秘・・・全然思いつきませんよ、浮かんだのはエジプト生まれのマンスールぐらいです(笑)
レアージュファンとは、素顔が出て落胆していませんか(笑)

2009/11/25(水) 午後 10:45 CAVE 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(1)


.


みんなの更新記事