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この度、おかげさまで、
加藤知子第2句集『櫨の実の混沌より始む』を 上梓することができました。
全392句。 たとえば、次のような句です。 ひめしゃら木肌モディリアーニの首こんな すみれ咲くたびカラシニコフの発情 しづ子忌を立夏と決めて立ち泳ぎ 【もくじ】 分離帯 2014年09月 蜃気楼 2015年09月 しづ子忌 2015年08月 楽園 2016年02月 美の国?野の遊び? 2016年02月 月面着陸 2016年02月 水源行 2016年03月 地平線 2016年05月 海ゆかば 2016年10月 絡む女にもみ合う株価ええじゃないか 2016年12月 あるじ考 2016年09〜12月 句日記的震災記 2017年05月 石化 2017年08月 あのころこのごろ水鉄砲 ミュシャの雨だれ 2017年08月 戦さひりひり 2017年09月 顔 2017年09月 二次会 2017年10月 表紙絵は加藤知子 装幀は高岡修氏 跋文は竹本仰氏 上製本200部印刷。 |
『 We 』 参加者の歌集・句集
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鈴木晴香さんの歌集出版のお知らせ
塔短歌会に所属し、『短歌と俳句の文学誌 We 』にも参加くださっている鈴木晴香さんの歌集が、出版され、全国書店及びアマゾンにて発売中です。
この歌集には、素敵な歌が、たくさん掲載されています。今回は、『短歌と俳句の文学誌We 』第2号・特別作品「電話をする時はいつもひとり(自選二十首)」にも寄せていただいた五首をご紹介します。
真夜中の電話は躰に良くないと君は電波を震わせて言う
鼓膜まで染み込むような息づかいしている君の声が聞きたい
汗かきの太腿の裏にゆっくりと染み込むような浴衣地の藍
残像の美しい夜目を閉じた後の花火の方が大きい
読んできた本の名前を教えあう二の腕に二の腕を触れつつ
鈴木晴香 『夜にあやまってくれ』 新鋭短歌シリーズ 28
発行所 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)
監修 江戸 雪
装画 ヌコラリス
鈴木晴香さんのツイーター
俳人・加藤知子のブログ・「知青の丘」 アマゾン・注文画面
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(2014年3月10日発行)
せりなずなごぎょうつんだらこども産む /
悪妻の哲学通す桃の花 /
夫の背を撫でる手毛虫焼いてきた /
しばらくはムーンウオークで花の下 /
青葉騒美術館まで家出妻 /
触れあえば白をあやめる白あやめ /
クリムトの接吻青い昼寝覚 /
帰省子は故郷を買いに街に行く /
今日も明日もつくつく法師飯作れ /
ロザリオの熔けて飛び立つ夏の蝶 /
飢えはないが八月揺らすブランコ /
原爆忌澄みゆくものに頬杖 /
蟷螂の死を掃く軽き握り /
廃屋の芯に茗荷の花明り /
秋の壁ぬりアダムとイブの羽音 /
霜の華土中のきもちがいっぱい /
さねかずら二十歳の父の字に出合う /
はらはらと感情失禁する枯木 /
寒椿ふたつ掌にあるたっぷりひとり /
冬の水精子は宇宙で合いたがる /
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