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小説もどき(?)!のコーナー
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捜査本部に 1本の電話が入り・・・現場に転送されてきた・・・・・。 所轄(しょかつ)からであったが・・・事件のあった工場の 近くにあるビルの設計事務所から、通報があったと言う・・・・・。 オフィスに争った跡があり・・・僅かではあるが・・・血痕も認められるそうだ・・・。 しかし、誰も居らず・・・何も盗られては居なさそうだが、調べて欲しい・・・と言う事らしい。 本当に近くであった・・・松浦の刑事の勘が、鋭く反応した・・・・・。 すぐに、通報のあったビルへと急いだ彼が、目にしたのは・・・確かに争った跡と、少量の血痕・・・・・。 しかし、ほかの捜査員が・・・灰皿に目を止めてしまった・・・・・。 鑑識(かんしき)を呼び、灰皿を調べると・・・拭き取られてはいたが、血液反応が認められた・・・・・。 気付いてしまったら・・・仕方が無い・・・本気で、捜査に打ち込む覚悟を決めた・・・。 床に残った血痕と、血液型が一致した・・・A型Rh+・・・だが、誰のものかは、まだ分からない・・・・・。 しかし、灰皿に血液反応があり・・・拭き取られている・・・床にも血痕・・・十分に犯罪の匂いがしていた・・・・・。 ここも休日出勤の 数人が出社しているだけであった・・・一応、手分けをして残った社員の安否確認をして貰ったところ・・・2人だけ・・・所在確認が取れなかった。 2人は日頃から、言い争いが絶えなかった・・・との、証言も入手した・・・・・。 血液型は、内田 耕平と一致したが・・・それだけでは特定は出来ない・・・DNA鑑定には 時間がかかるし・・・と、考えていた 松浦の頭に・・・さっきの溶けた死体が、浮かんできた。 さっきの死体・・・溶けていて、指紋すら採取出来なかったが・・・唯一!口の中から、部分入れ歯が 発見されていた・・・・・。 これしかない!!松浦は、あの入れ歯が・・・今回の事件を 早期解決へと導く、頼みの綱であろうと考えていた・・・・・。 すぐに、内田のかかりつけの歯科医院を探し出し・・・カルテでの確認を要請した。 その他、口腔内(こうくうない)X線写真からも・・・あの、溶けた遺体は・・・内田であると、ほぼ断定された・・・・・。 松浦は、もう一人の安否不明者「島 義人」の自宅へと向かった・・・しかしそこには、彼の母しか居らず・・・だが、母から、彼は昨日から北海道へ行っている 事実を掴(つか)んだ・・・・・。 航空会社に問い合わせると、確かに、昨日・・・千歳行きの飛行機に搭乗した事が確認された・・・・・。 一昨日(おととい)の夜から深夜にかけて、2人に何かがあった・・・島は 内田を殺害し・・・翌朝の飛行機に乗ったに違いない・・・捜査本部は そう断定していた・・・・・。 すぐに松浦は、もう一人の刑事を連れて・・・羽田へと向かった・・・・・。 途中、捜査本部に一報を入れ・・・北海道行きの許可を取り・・・飛行機に飛び乗っていた。 札幌にホテルを予約しているとの話を 母親がしていたので・・・とりあえず札幌へ向かった・・・・・。 母親の言っていたホテルに問い合わせたが・・・昨日、キャンセルされたと言う・・・・・。 帰京の日程は分かっているが・・・果たして、東京へ 正直に戻るであろうか・・・・・。 今の彼は、限りなく「内田耕平 殺害の犯人」に近い・・・・・。 だが、札幌に 彼の足取りは無い・・・しかし、北海道に居る事は、間違いない・・・・・。 航空各社には、彼からの連絡が入り次第・・・通報してくれるように要請してある。 待つしかないだろう・・・ここ札幌で・・・・・刑事の勘・・・であった。 松浦は、同僚の刑事を 東京へ帰し・・・一人、札幌に宿をとった・・・・・。 |

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こんな場所で、突然・・・名前を呼ばれ・・・私の心臓は口から飛び出そうだった。 その声は、そんな雰囲気を察してか・・・ 思わず 見上げた方向には・・・私より若いであろう若者が1人・・・立って、こちらを覗(のぞ)き込んでいた・・・・・。 明らかに・・・トランシーバーの声の主より、若かった・・・・・。 浅黒い、精悍(せいかん)な顔立ちの その若者は・・・不思議な模様の入った着物を着ており・・・それと同様な模様の、手甲、きゃ絆・・・頭にも同様の 幅の広い鉢巻をしていた。 髪は肩まで伸び・・・腰には、短めの剣(つるぎ)を挿し、手には、これまた短めの弓・・・。 背中には、矢の束を背負っている・・・・・何処かで、見たことのある姿であった。 驚き、戸惑っている私に・・・彼は、微笑(ほほえ)みながら 話を続けた・・・・・。 そう言われても、何も知らされていないし・・・この若者を信じても いいものなのだろうか・・・・・。 トランシーバーの男からの、連絡も無い・・・・・。 躊躇(ちゅうちょ)している私を見て、若者は・・・ この若者は、トランシーバーの事を知っている・・・信じられるかも・・・・・。 こうまで言われると・・・信じてもいいように思えた・・・・・。 しかし、不用意に人を信じてはいけない・・・私は、散々、都会で裏切られて来たではないか・・・・・。 私は 更に用心して・・・何故、声の主は 姿を見せないのか?・・・何故、今まで、君達は 私の前に現れなかったのか?・・・尋ねた。 「それは・・・・・」と、口ごもりながら・・・ それは、誰なのかを 問いただすと・・・・・ 私の問いの 答えにはなっていないが・・・信じざるを得ないのであろう・・・・・。 でも!私は 食い下がった・・・・・。何故?トランシーバーに連絡が来ないのかと・・・ 私はすぐに、トランシーバーを確認したが・・・確かに、電池切れを示していた。 腑(ふ)に落ちない箇所もあるが・・・ここは、信じるしかないのであろう・・・・・。 私は 彼に着いて行く決心を固めた・・・その旨(むね)、彼に伝えると・・・ 又、連中だ!・・・一体?誰の事なのか・・・刀(かたな)の連中の事であろうと、想像はついていたが・・・・・教えて欲しかった。 私は 彼の後を歩きながら・・・どれ位、掛かるのか 尋ねた・・・・・。 と言う答えが 返って来た・・・今夜は、長い夜になりそうだ・・・・・。 |

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2008年 9月15日・・・午前7時30分・・・・・。 足立区にある 皮革会社の「クローム試験工場」・・・・・。 松浦刑事は 非番にもかかわらず、呼び出され・・・少々、不機嫌であった・・・・・。 今日は、幼い子供たちを「豊島園」に連れて行く約束をしていた・・・・・。 普段から、仕事の関係で あまり構ってやれない子供たちに・・・今日こそは、埋め合わせを・・・そう考えていたのに・・・子供たちも楽しみにしていた・・・なのに又、約束を破る事になった・・・・・。 もう、父親として認めて貰えなくなるかも知れない・・・一抹の寂しさを覚えながらも・・・悲しいかな、足は現場へと急いでいた・・・・・。 休日出勤した この工場の職員が発見したものらしい・・・・・。 すぐに、この工場に勤務している従業員、全員への安否確認を行うように指示をした・・・・・。 程なく、全員の安否が確認された・・・と言う事は、この死体は・・・部外者か?・・・・・。 工場の入り口の鍵が、壊されており・・・誰かが 侵入した形跡も認められた・・・・・。 この工場は、皮革をなめす試験をしており・・・その為の大きな樽(たる)が、幾つも並んでいた・・・・・。 死体は、この一つから発見された・・・・・。 監察医の話によると、死体は この樽の中に、約24時間から30時間は浸かっていたであろうとの事であった・・・しかも、死後入れられた可能性が強く・・・自殺とは考えにくいそうだ・・・・・。 指紋も採取不能・・・ただ、被害者の口腔内(こうくうない)から・・・薬品の影響を受けていない 義歯・・・(部分入れ歯)が、発見されており・・・現在、照会中・・・とのことであった・・・・・。 |

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