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_うえるかむ!しのばらんど_
〜里山での保養支援プロジェクト!by「しのばらんど」〜

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4回を迎えた「うえるかむ!しのばらんど」、7月26日〜30日の45日で行いました。今回も多くの方々のご協力をいただいての開催となりました。ご協力、ご支援頂いた皆様、スタッフ一同より御礼申し上げます。
そして福島からの参加者さん,関係者の皆さん、本当に暑い中、お疲れさまでした♪
 久しぶりの面々、初めましての面々、みんなしのばらんど家族として楽しく過ごせました♪

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今年は特に暑い日が続いていたので熱中症などを特に気を付けていました。
一方、台風も発生し、プログラムの変更や地域の避難場所としても機能している施設として受け入れ態勢も整えつつという状況での運営となりました。
初日からお腹の風邪などで体調を崩す子も出たり、気をもむ時もありましたが、全般的には良い時と場が生まれていたと思います。

今回は参加者さん30名。プラス、福島の高校生がボランティア参加してくれたので実質都合31名でした。昨年は当選倍率が3倍以上でしたが、今年は公表時期を遅らせた影響もあったようで、応募総数は多くありませんでした。


震災から7年、一般的には忘れられがちな福島の状況は、時がたってもそう変化するものではないのが実情です。外遊びに絡む制限は当たり前にあります。山々は除染されないままの所が多く、川遊びにも不安が残ります。近隣の野山に出向いて、木の実や草の実を口にすることや、近所の川で釣った魚などを食すこともできません。豊かな自然がそこにあるのに、近くて遠い存在になってしまっています。
「もう放射線量はだいぶ減ったから大丈夫じゃないの?」
そういった声も聞こえてくるかもしれません。
でもそうじゃないんです。何故なら福島の人たちは今まで7年もの間に日常的に放射線を他地域の人たちよりも多く浴びてきたわけですし、体内に蓄積されてきたものもあるので、特に子供たちには少しでも安心が得られるようにしてあげたい、できるだけ影響の少ないようしてあげたい、そう思うのは親の心情的にはとても当たり前なことなのです。この7年間、毎日毎日、ずっとそうして子育てをしてきたのです。
何の心配もせずに野外で遊べることがどれだけ幸せなことなのか、放射線の影響の少ない地域に住む人にとってそれはとても実感しにくい問題です。

しのばらんどはそんな親御さんの気持ちに寄り添いつつ、自然体験などを気持ちよく行えるよう活動をしています。

今回行ったプログラムは野外体験、台風による室内プログラムなど含めて以下の感じでした。
◆うえるかむ!パーティ
◆川遊び(沢ガニ取り、魚取りなど含む)
◆野菜収穫(トウモロコシ、ジャガイモ)
BBQ
◆花火
◆パン作り
◆ターザンロープ
◆ラジオ体操
◆ブルーベリー積み
◆体感表現リトミックゲーム
◆芳晴ミニコンサート
◆外国語体験(英語、タイ語,フランス語,台湾語)
◆ヘアピンカリンバ作り
◆流しそうめん体験
◆パッチワークでコースター作り
◆スイカ割り
◆一芸大会

などなどです。
魚のつかみ取りは雨の影響で中止しました。

 
以下、写真とともに♪

(参加者さんのプライバシー保護のため、写真は加工,抜粋されています)

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初日,やまなみ温泉で入浴後、篠原の里へ。
到着後、子供たちは校庭で早速遊び回ります♪


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BBQ

野菜収穫

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      地域の人と一緒に朝のラジオ体操♪


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川遊び

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    ↑素敵な石があるよ♡

←沢ガニ捕まえた!


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パン作り
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ブルーベリー摘み
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うどんを作ってくれた地域の方々
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リトミック ゲーム

ヘアピンカリンバ作りWS
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       芳晴ミニコンサート♪  セイダイモのお話も。

       流しそうめん! 地元の消防団の方々が作ってくれました!
       とても長い!!
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    ターザンロープ  とても人気!!
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   スイカ割り 夏はやはりこれだね!
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    花火  いっぱいやりました!  打ち上げも!!
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  ヤギさんとの交流♪ どんな葉っぱが好きかな??
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アロマハンドマッサージの方も来てくださいました♪とても良い香りです!

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  ちくちく手仕事 パッチワークでコースター作り♪
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交換留学生の方たちもボランティアで来てくれました。
いろんな国の言葉や文化に触れました♪

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一芸大会ではみんながそれぞれの発表!
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スタッフだってやります!!ドシラソファミレド♪
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 〜♪うえるかむ!しのばらんど〜♪期間中、何度も歌ったね!
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恒例のハッピーバースデイ♪
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だ〜れだ!?・・・って、おんぶしてるんだからわかるよ〜!!
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夕陽とも遊びます!
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いつもお世話になっているやまなみ温泉さんにて!
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食事作りに来てくれた方々  
今回も多くのボランティアさんに来ていただきました!
写真の掲載枚数がリミットでこれ以上載せられない・・・!残念!!
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たくさんの夏の思い出を持ち帰って頂けたかな〜?
台風は来たけど次の日は晴れたし、みな元気いっぱいに活動できたね!!
スタッフの頭の中は今でも皆の笑顔でいっぱいです♪


■以下、参加者さんのアンケートです。


<内容について>
・全てが充実していて子供が楽しめる内容で、ここまでしてもらい感謝しています。雨でも室内でワークショップやリトミックをしてもらい体を動かすことができてうれしかったです。
・雨が降って外の活動ができなくても、室内の活動が盛りだくさんで、篠原パワーを感じました。
・毎日充実したプログラムでした。様々な体験ができて、子ども達がとても楽しそうでした。
・プログラムも充実していてとても楽しかったです。
・とても楽しかったです。充実していました。
45日お世話になりました。台風やアクシデントもまた想定外で室内で新しい過ごし方ができて良かったです。プログラムに柔軟性があってフレキシブルなのもしのばらんどの良いところですね〜
・朝から晩まで、存分に遊ばせてもらえて今年も遊び疲れて寝る姿が見られ、嬉しかったです。
・とても充実していて楽しかったです。
・いろんな年齢の子が楽しめるプログラムが良かったです。子どもも小学6年生で参加しなかったのもありました。親としてはなかなかできない体験なのでやってほしかったのですが…スタッフさんは「無理にやらなくていいよ」と話してくれたので助かります。
・自然の中で出来た事、大満足です。親としてもリラックスできたと思います。
 
<食事について>
・手作りで、新鮮な野菜をたくさん、全部全部おいしく食べました。皆で食べるので家で食べるより子ども達が沢山食べてくれて、大きくなったように感じます。
・流しそうめんも雨の中竹を割ってくれて本当に感謝です。担担麺つゆおいしかったです。
・普段お肉+魚=主なおかずという生活を送っていますが、野菜がとてもおいしく、野菜がおかずどころか、野菜が主食みたいで、幸せでした。
・野菜たっぷりで、バランスもよくとてもおいしかったです。おやつも収穫した野菜を頂いたりして、喜んでいました。
・地元野菜が沢山使われており、一つ一つが丁寧に作られており味もとっても美味しかったです。
・美味しくて完食しました。
・毎日毎日地元の食材を美味しく料理していただき、お腹いっぱい食べてしまいました。皆さんがキッチンで作ってくださる姿を見られることや、皆で楽しくおしゃべりをしながらワイワイ食べられることが、とても豊かなことだなーと思いました。食事ってこんなに楽しかったのか〜
・とても美味しくて食べ過ぎてしまいました。
・どれも美味しかったです。里カフェランチのカレーが食べたことがなく、良かったです。
・皆様で作られとても美味しかったです。パンやピザ本当にありがとうございました。
 
<施設について>
・ボロボロな学校だと思って覚悟して来たら、予想を超えるきれいさでびっくりしました。クーラーがなくても快適で、体の調子がずっとよかったです。1階の食堂は素敵なカフェに改装されていて、落ち着くし、皆で集まれて楽しく過ごせて本当によかったです。
WiFiが部屋まで通じず、softbankの私はそもそも電波が入らず、困りました。
・エアコンがない事が少し不安でしたが、夜は涼しくて過ごしやすかったです。食堂には遊ぶスペースがあり、外でも思いっきり遊べる校庭があり、とても良かったです。
・廃校を再生ということでしたが、学校の黒板が残っていたり、所々に学校の名残がのこっているのも良かったです。となりの、のびるっ子保育園の子ども達の声が聞こえるのも良かったです。
・広くてのびのび過ごせました。
・快適でした。もう通い慣れた施設なので、子ども達は自由にのびのびと過ごすことができました。他の参加者さんも積極的に共有の場を掃除してくれていて、保養参加に慣れてるんだと思いました。
・小学校ということでなつかしい気持ち。蛇口からそのまま水を久しぶりに飲みました。
・学校をどのように再生しているのか、親子で興味がありました。クーラーがなくても涼しかったです。
・再利用の部分が多く手作りのあたたかみを感じました。地元ではすべて処分されていますが、残念なことです。再度考えさせられました。
 
 
<保養活動の必要性について>
・まだまだ線量は0でないので、子どもの未来が不安です。甲状腺にのう胞があると検査で分かったので、もし、福島にずっといたら、悪い方に考えてしまいます。家庭の事情で県外に住めない、引っ越せない人たちが何万人もいるので、もし保養があるのなら、年に1度でいいので、悪いものを体の外に出したいです。
・子どものためにこのような素敵な保養を続けていただき、心から感謝しています。福島の現状は、周りは落ち着いてきていて、原発をもう見ぬふりをして、他人事のように流してしているように見えます。原発の周りは何人ものがんの人が出ていて、福島市も増えていくのか心配です。ボランティアの方々や、スタッフの方に支えていただき、心も体もすっきりしました。またぜひ来年もあれば100%来たいです!
・震災後、ゲームや体育館、習い事などとにかく室内で遊ぶ・学ぶことが多くなりました。それは一時的なことでなく、日常・通常となり、とにかく野山、川で遊ぶことができなくなってしまった。篠原の里は、そういう日常は物足りない、もっと体を使って遊ぶべきだと教えてくれる所です。ありがとうございます。
・自然の中で安心して子どもを遊ばせられる環境があるのは、子育てをしていく上でとても心強いです。震災から7年が経ち、放射能のことは薄れつつありますが、子どもの体にとっては保養をしてリフレッシュする必要があると思っています。
・放射能の影響は5年目くらいから少しずつ出てくるというのをきいていて、これから、どうしたら子ども達を守っていけるのかを考えています。海も車で5分の所に住んでいますが、いまだに近づかせることはできないでいるので、今回、上の子だけでも川遊びに連れて行っていただき本当によかったです。
・今回、西日本の水害があり、西日本の人達がとても大変な中、私たちが参加させてもらい本当にいいのか、と葛藤がありましたが、子ども達のふだん見られないような嬉しそうにのびのび遊ぶ姿を見れて、今回参加できてとてもよかったです。子どもが体調を崩し、れいこさんはじめ皆さんに本当にお世話になりありがとうございました。皆さんの優しさや暖かさが身に染みて感じました。しのばらんどに参加して、皆さんに力をもらえ、また福島でも頑張ろうと思います。また、皆さんに会いたいです。
・保養はできる限り続けて欲しいと思います。福島にいると放射能のことを気にする日々なので・・・
・皆さんのご厚意でとても充実した心身の保養ができました。スタッフの皆さん、地元の皆さん、支援してくださった沢山の方々に心から感謝します!ありがとうございました。
・福島での自然の中での活動となると少し不安があります。川遊びや流しそうめん…とても開放的な気分で楽しめました。こんな気分になれることは保養があるからこそと感じています。
・今回しのばらんどに参加できとても感謝しています。子ども達、私にとってもとてもいい夏の思い出になりました。ありがとうございました。
・保養に積極的に参加する人、保養を知らない人(興味がない、保養に参加する気持ちが分からない)に分かれていると思います。私は、いろんな人に何を言われても気にしないように決めたので、長期間の休みは保養に行くと決めています。子ども達は夏休みと言えば保養に参加すると毎回、楽しみにしています。
・スタッフさんに話しかけやすかったです。保養に来る私たちの気持ちを分かってくれて嬉しいです。
 
≪その他>
・子どもが小さいため、お手伝いはあまりできませんでしたが、色々とサポートしていただき、とても助かりました。ありがとうございました。
・朝ごはんの当番やお皿洗いをすると知っていたら「エプロン」を持ってきたかったと残念そうなお母さんが何人かいました。ここで借りられますか?と聞かれました。
・部屋に時計がなかったのでできたら「図書室」(元)にもお願いします。
・台風で予定が変更になりましたが、子ども達が楽しめるプログラムを考えてくださりありがとうございました。
・皆様とコミュニケーションとれてとても楽しい日々でした。本当にありがとうございます。感謝しています。


以上アンケート結果でした。
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アンケートの答えを見て、やはり保養のニーズはこれからもあるということがわかります。
今年の数はわかりませんが、数年前は約5000人の福島の子供たちが夏の保養にでたという集計があります。
全国で保養支援をしている団体は多くあり、保養に出たい福島の方たちをサポートしています。が、そのほとんどが継続するための金銭的な問題を抱えています。しのばらんども例外ではありません。
ここまで活動を続けてこられたのは、福島の方たちを思いやる多くの暖かい心持ちの方々のお陰です。勿論、助成金などの補助も受けることもありましたが、それだけでは到底活動できるものではないのです。
一回の保養でどれだけの資金が必要かというと、その規模やスタイルにも寄りますが、例えば神奈川県で保養を行っているネットワークからの情報ですと、しのばらんどのようにバスで現地から送迎してもらい、46泊するものですと,およそ70万〜150万円になります。スタッフは勿論完全ボランティアでです。しのばらんどは安価に使用できる施設があるのと野菜などはたくさん寄付いただけるので、コストは多分一番かかっていない部類だと思います。
しかしそれでも資金を集めるのは簡単なことではありません。
国の支援は無いも同然で、福島県外への保養については条件のハードルが高すぎ、スタート地点にすら立てません。
ある意味、しのばらんどが今まで継続出来てきたのも奇跡のような出来事かもしれません。今後も奇跡を信じていけるのか、奇跡を現実として変えてゆけるのか?あるいは形態を変えて続けるのか?それは今はわからないのですが、スタッフの気持ちとしては活動は大変だけれども今後も続けられるのなら続けたい!そこは変わりはありません。
そして保養を行う人、参加する人,そのラインを越えたい!という気持ちが昔からスタッフには強くあります。ここを説明してゆくとまたとても長くなってしまうので、いつかまたの機会に♪

ともあれ、今回のしのばらんど、なんとか無事に(?)終えることができ、スタッフはホッとしています。このような活動をしているとはいえ、私たちはそのプロではなく、どちらかと言うと普通の子を持つの親、地域の一住民ですので、参加された皆さんにご迷惑をおかけしている場面も多々あるかと思います。私たちもしのばらんどや地域の中での様々な体験、学びを通してこれからも進化発展、成長してゆきたいですし、皆さんと一緒に切磋琢磨していゆけたらと願っています。


改めてご協力いただいた多くの皆様に感謝いたします!!
今後ともしのばらんど、福島の方々へのご協力、ご支援を宜しくお願いいたします。

以上、第14回夏のしのばらんど報告でした♪

まだまだ暑い日が続きますので、体調に気を付け過ごしましょう!!


しのばらんどスタッフ一同より  

 文責 スタッフ代表:ガイネ

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