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一迅社文庫より12月の新刊「政宗くんのリベンジ」のレビューです。
基本情報 政宗くんのリベンジ 作者 竹岡葉月 イラスト Tiv ジャンル 学園、アンチラブコメ あらすじ 復讐するために、俺はこの町に帰ってきた! 8年前、美少女・安達垣愛姫にこっぴどくフラれたデブで冴えなかった少年・政宗は、激ヤセし名字を変え、イケメンに変身して帰って来た。 そう、すべては残虐姫の異名を持つドSな彼女を惚れさせ、最高の形で振るという、復讐のために―。 リベンジラブコメ登場! 評価 .キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8 イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8 .ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5 .ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8.5 ..総合評価:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8 オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆★ 7.5 感想 デブだった主人公を振ったヒロインに復讐するために、イケメンになってこっぴどく振る計画を立てるアンチラブコメ。 この作者の作品は「おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!(☆9.5)」を読了している。 非常に繊細な青少年の恋愛を描いた作品で、この作品にもそういう作風を期待していた。 しかし、この作品はそういった作者の長所があまり活かされていなかった。 というのも、作中におけるイベントの頻度がページ数に対してあまりにも多すぎる。 そのため、「イベントAが起きる→主人公やヒロインに心情変化が起きる→イベントBが起きる→…」 という一連の流れにおける登場キャラの心情変化を描写するスペースがほとんどなく、描写しているうちに次のイベントが始まり、その影響でまた心情が変わってしまい、作品全体を通してみるとキャラがころころ変わっているように見えてしまう。 あとがきをみる限りだと、どうやら作者原作の漫画のノベライズということで媒体変更には気を使っていたようだが、これぞまさに「メディアの違いを理解」してなかったかなあ。 漫画は連載という形を取る以上、やはり短いサイクルでイベントを起こす必要があるが、小説は基本買い切りなので1冊全体を通した山の作り方が望まれる。 作中の設定などは面白く、またコメディパートや短い心理描写からは作者の能力が伺えるので、続きの購入は検討するが、もっとじっくりまったり展開してほしいものである。 |

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