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富士見ファンタジア文庫より10月の新刊「フロムエース」のレビューです。 基本情報
フロムエース
作者 尼野ゆたか
イラスト 瑠奈璃亜
ジャンル 職業モノ、パロディ
あらすじ
主人公の武詞は学校でとある女の子とぶつかり、不運にも胸を揉んでしまう。
後日、特典めあてにいつもはいかないアニメショップとらのまきに足を運ぶと、その女の子が働いていた。
弱みを握られた主人公はその女の子に脅されてアニメショップの店員をやらされることになる。
登場人物
・庫川 武詞(くらかわ たけし)
本編の主人公。
典型的な隠れオタで、フルオタ(作中作)の熱狂的ファン。
ひょんなことからアニメショップ店員として働かされることになる。
・天賀 佐希(あまが さき)
本編のメインヒロイン。
学校でも噂の美少女で、実はアニメショップの店員。
主人公を脅して店員にさせる。
評価
..キャラクタ:☆☆☆☆☆☆☆★ 7、5
..イラスト:☆☆☆☆☆☆☆☆ 8
.ストーリー:☆☆☆☆☆☆☆ 7
ドタバタ度:☆☆☆☆☆☆☆☆★ 8、5
.総合評価:☆☆☆☆☆☆☆★ 7、5
オススメ度:☆☆☆☆☆☆☆ 7
感想
この手の職業モノはいくらでもあるし、パロディ系作品もいくらでもある。
その中でもだいぶクオリティの低い部類に入る作品。
まずキャラクターがまったく印象に残らない。
口絵で登場する人物を見て本編を読んでもどれが誰だか全くリンクしない。要するにインパクトが薄い。
その要因の一つでもあるが、本編がただの説明で、コメディとして成立していない。
ラノベを読んでいるのではなく、職業体験で延々と説明を聞かされているだけのような錯覚を覚える。
さらに、パロディネタもテンポを崩すだけで笑えるところがない。
パロディ作品は最近増えてきたが、売れている作品というのは売れているだけの理由があり、ただネタをいれておけばパロディになるものだと勘違いしているのだろう。
売れている作品との実力差が目に見えて文章に現れている。
最後に、物語の(一応)軸である山場もパロディネタに完全に依存しきっており、さらに解決法も悪い意味で創作っぽさ満開で後味が悪い。
結局、作者はこの作品を通して読者に何を伝え、何をしたかったのかがイマイチ伝わってこない。
サクっと読めるのはいいのだがサクっと忘れていきそうな内容だった。
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