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現在、福島原発事故でのタービン建屋地下にたまった「汚染水」が問題になっている。その水から極めて高い濃度の放射性物質が検出されたので、緊張がたかまっているが真相はどうなっているのか…。
東京電力の記者会見は何か聞いていてもよくわからない。隠蔽体質だと指摘されても仕方がないような、釈然としない会見が事故当初から行われている。また、原子力・保安庁の西山英彦氏に至っては、不自然な風貌から「鬘(かつら)疑惑」の話題が先行して、やっぱりよくわからない。
しかし、2号機では作業員が15分もいると年間被ばく許容量の上限をこえるという放射線が出ていることは、炉心内では「臨界」状態が続き核分裂反応が起きている可能性があるということだ。そんな現場で働く労働者は勿論、東電の社員ではない。点検整備を請け負っている関電工の下請けの孫請けのような会社に集められた日雇いの労働者であるらしい。
約30年前に購入した「原発ジプシー 堀江邦夫著」と「原発 樋口健二写真集」が読みたくなって、自宅の本棚を探したら、かなり変色しているが出てきた。1970年代後半に、当時原発に疑問を抱いた著者が、体を張って潜入した素晴らしい「ルポルタージュ」だ。
日本の高度成長の中で、ひとつの象徴として存在する原発がどのように維持されてきたかを知らしめてくれる。放射能除去など危険な仕事を、差別された人間、外国人などを半ばだまして連れてきて、使い捨てしてきたその電力会社のやり方に当時、戦慄を覚えたものだ。
いつの間にか、時代は変化し、原発はCO2を排出しない「クリーンなエネルギー」という政財官一体となった業界が仕組んだとんでもないキャンペーンがまかり通る世の中になってしまった。自民党だけかと思っていたら、政権交替した民主党も、東芝、日立、三菱の原発御三家と結託して原発を推進し、輸出産業に育てようとしている。
古い言い方で恐縮だが、原発は「トイレのないマンション」という言葉が改めて心に突き刺さる。放射性廃棄物の捨て場がないので、昔は海岸にある波の緩衝テトラポットに混ぜていたというもっともらしい噂もあった。
東電福島事務所は本日の記者会見で、「汚染水」が海中には流出していないようなことを言っていたが、全く信用出来ない。 スリーマイル島の事故を遥かに超えた事態を想定して、もっともっと政府の危機管理の徹底を望むが、管直人体制では、きっと無理であろう…。 今こそ本当の原発事故対応内閣を真剣に望む私…。
事態は、想像以上に深刻であるのが、わからないのだろうか…?
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はじめまして!
トラバさせていただきました。
2011/3/29(火) 午前 10:53