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微弱な電流刺激で症状改善 パーキンソン病など
パーキンソン病の運動症状などが、強さがでたらめに変わる雑音のような微弱電流で脳を刺激することによって改善できることを、東京大の山本義春教授(教育生理学)や郭伸・助教授(神経内科学)らの研究チームが実験で確かめ、米神経学会誌8月号に発表した。
神経の電気信号が、微弱電流で強められる「確率共鳴」という現象が起き、低下していた脳の情報処理機能が改善されたとみられる。薬が効かない症状も改善したといい、体への負担が少ない新治療法としての実用化が期待される。
症状が重いパーキンソン病などの患者計15人の耳の後ろと額に電極を付け、微弱電流を額の方向に流して、姿勢の調節にかかわる前庭神経を丸一日刺激し続けた。その間、体に装着したセンサーで体の動きと心拍を記録した。
(共同通信) - 8月27日17時1分更新
この記事は鍼灸治療に関するものではありませんが、将来、パーキンソン病に対する鍼灸治療にも大きな
影響を与えそうな記事なので取り上げてみました。
パーキンソン病は中脳の黒質にあるメラニン細胞の変性萎縮と大脳基底核の病変により振戦(振るえ)、
筋硬直、寡動(動かなくなること)、姿勢調節障害を起こす疾患です。
L−ドーパなどによる薬物治療が有効ですが病状は緩徐に進行していきます。
私がこの記事を読んで個人的に興味があるのは、
◆微弱電流の具体的な通電の方法。「確率共鳴」はどのような状況で起こるのか?
◆前庭神経を直接刺激する方法。やはり実際に見てみたいですね。
鍼治療にも通電療法というのがあります。私にとっても現在興味のある治療なのですが、鍼通電療法
では「前庭神経」を刺激するという方法は私はまだ聞いたことがありません。
また、鍼通電は通常10〜30分程度で、記事にある「一日中」という刺激方法はありません。
ちなみにムービーバトンのところで取り上げた「レナードの朝」という映画で主治医が脳炎患者たちに
大量投与したのは、当時開発されたばかりのパーキンソン病治療薬、L−ドーパです。
やはり、この記事に関しては研究者の意見が聞きたいですね。ちょっと学校に行ってこようかな?
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私はパーキンソン病の患者さんの鍼灸治療をしています。ハリボーイで頭部、耳たぶに電気刺激をしています。記事のような研究が行われ、電気刺激の効果を科学的に明らかにしてくれるとうれしいです。明日はパーキンソン病友の会で鍼灸治療を行います。
2005/10/1(土) 午後 7:39 [ suz*n*bo18 ]
NOBO先生のブログでパーキンソン病の症例記事を拝見いたしました。2日の日曜日に友の会で治療されたんですね!私は自分自身の患者さんとしてはパーキンソン病はまだ経験しておりませんのでこれからの課題です。
2005/10/3(月) 午前 10:30
非常に興味深く拝見しました。
2005/10/17(月) 午後 6:41 [ miyamotosaru ]
miyamotosaruさん、はじめまして。医療の分野で研究をされているのですね。よろしく!
2005/10/17(月) 午後 9:27