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以前から、

重症のむちうち症の患者さんに『脳脊髄液減少症』の疑いあり!

との新事実について記事にしようと思っていましたが、今朝、NHKの『生活ほっとモーニング』
で特集されていたので紹介いたします。

以下は番組の公式サイトからです。



 動き出した‘むちうち’新治療

スタジオゲスト:岩崎宏美さん(歌手)
専門家ゲスト:喜多村孝幸さん(日本医科大学 脳神経外科 助教授)
リポーター:浦田典明アナウンサー
VTRに登場する医師:篠永正道さん (国際医療福祉大学附属熱海病院 脳神経外科 教授)

 交通事故の後遺症として知られる「むちうち」患者のなかには、頭痛や目まいなどの重い症状に長年苦しむ人が少なくありません。こうした重い「むちうち」の患者に対する治療法は、これまであまり有効なものがありませんでした。しかし最近、ある治療法が注目を集めています。
 国際医療福祉大学附属熱海病院の篠永正道教授は、事故の衝撃によって脳とせき髄を保護している脳せき髄液が漏れ出してしまい、その結果として頭痛や目まいなどの症状が起きていると考えています。篠永教授は患者本人の血液を使い、髄液の漏れを止める方法「ブラッドパッチ法」を用い、これまで800人以上の患者を治療してきました。
 番組では、2年前に交通事故で「むちうち」になった女性を取材し、日常生活から「ブラッドパッチ法」による治療を受けるまでを追いました。



 脳せき髄液減少症の仕組み(篠永正道教授による)

 脳とせき髄の外側には、硬膜という膜があります。脳は、硬膜の内側に満たされている、脳せき髄液の中に浮いています。篠永さんは、この脳せき髄液が事故の衝撃で、硬膜から漏れ出しているのではないかと考えています。脳せき髄液が漏れだすと、脳そのものが下がり、脳と硬膜をつないでいる血管や神経が引っ張られます。その結果、頭痛やめまいなどのさまざまな症状が現れると、篠永さんは考えています。



 脳せき髄液減少症の症状(喜多村孝幸助教授による)

・起きていると頭痛などがひどくなり横になると症状が和らぐ
・水をたくさん飲むと楽になる
・気圧が下がると具合が悪くなる



 ブラッドパッチ法による治療の仕組み(篠永正道教授による)

 ブラッドパッチ法は、脳せき髄液の漏れを止める方法として有効だと考えられています。まず、自分の血液を採り、髄液の漏れている場所(硬膜の外側)に注射します。注入した血液はすぐに固まっていきます。この血のりの膜で脳せき髄液の漏れを止めるのです。こうした治療によって、漏れが止まると、下がっていた脳が元に戻り、症状が改善されると考えられています。


尚、治療費、検査費用などは数万円単位で、この治療が受けられる医療機関は全国で数十箇所と
のことです。

交通事故の場合の保険の適用の問題などについて、続報をお届けするつもりです。

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