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うつ・自律神経失調症

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うつ病の治療

うつ病の治療を鍼灸で行うと聞いたら皆さん驚かれるでしょうね。

しかし、このような研究は30年以上前からあったようです。頭部のツボ、百会と印堂に針を刺し、
3.5ミリボルトの通電を30分間するというものです。

近年、北京大学とハーバード大学の共同研究により、その効果が確認されているそうです。
詳しくはこちらをお読みください。
頭部低周波通電療法 鍼灸によるうつ病治療法

現在、うつ病の治療は心療内科・精神科で抗鬱剤による治療を受けるのが常識ですし、西洋医学
による治療もSSRI(セロトニン選択性再取り込み阻害剤)など新世代抗鬱剤の開発により新しい
時代を迎えていますが、それでも副作用などに悩まされた場合は鍼灸治療との併用をお勧めします。

週に2〜5回の治療は患者さんにはかなりの負担ですが、自宅でのお灸などで補完して負担を軽減
することが可能です。

百会は頭頂部にあるツボ、印堂は眉間の中央にあるツボです。百会は一般にもかなり知られている
有名なツボですが、印堂というツボもじつは百会に劣らず効果のある応用範囲の広いツボです。

印堂はうつ病の治療以外にも頭痛、めまい、嘔吐、片麻痺、顔面神経麻痺、花粉症などにも効果
があります。 

自律神経失調症の症状を全部書くのは大変ですが少しだけ挙げますと、

頭が重い、ほてりや冷えがある、手足がふるえる、胸が締め付けられるような感じがする、
動悸がする、息切れがする、下痢、便秘がある、耳鳴りがする、首筋や肩が凝る・・・・。

少しぐらい自分に当てはまったからといって心配しないでください。実際に病院で診断
されるときには非常に多くのアンケート項目が用意されていて、そのスコアによって
判断されます。体調が悪いときには誰でも経験するような症状も多いですよね。

自律神経失調症と診断される患者さんはさまざまな科で検査を受けて異常なしと
診断され、最終的に心療内科を受診される場合が多いのではないでしょうか。

それだけたくさんの症状を抱えた患者さんを治療するのは大変なのでは?と思われるかも
しれませんが、中医学的に診断、治療するにあたってはむしろ『診断の手がかり』が
増えるので、私は自律神経失調症の治療は苦にはなりません。

もともと古典をもとにした伝統医学は、現在のような優れた検査機器の存在しない時代
に創り上げられているので、患者さんの症状を手がかりとして病気の原因や発生機序
(病因、病機)を推論することには慣れていると言えます。検査機器が使えない部分を
膨大なデータの蓄積で補っていたのだと思います。

中医学の診断結果は証と呼ばれ、心血虚証、腎陽虚証、肝気鬱結証、脾腎陽虚証などの
ように言います。この証はおおよそ、どこの(肝、心、脾、肺、腎などの)、
何が(気、血、水が)、どうなった(虚した、うっ滞した、こもった、失調した)という
順番で構成されていて、複雑になれば二つの『臓』にまたがった名前の証がつくことに
なります。

そして、それぞれの証には必ず現れる症状があり、その症状がなければ診断する上でどんどん
除外されていくわけです。
たとえば、手足の冷えだけを手がかりに脾腎陽虚を疑っても、全身の冷え、夜尿、下痢、腰膝
の冷痛がなければダメッというふうに『必ずこの症状が出るはず』と決まっています。

ですから、症状が多くてもむしろ診断しやすいと言えます。ただし、自律神経失調症の治療
には時間がかかる場合もあり、これが患者さんの負担になります。

定期的に治療をちゃんと続けるのは理想ですが、私は以前にも書いた通り『通院ストレス』を
回避するためには多少は通院間隔にばらつきが出ても仕方がないと考えています。薬のよる
治療と鍼灸治療を同時進行で受けているのならなおさらです。このような病気の治療には
焦りは禁物というのが私の考えです。

治療する者にも証の判断が正しければ多少は間隔が空いても大丈夫という姿勢が必要です。

大騒ぎしたお詫びとして、自律神経失調症の一症状である胆道ジスキネジーの治療について解説させていてだきます。

病気の概要としては先日『日常』の欄にも書かせていただきましたが、胆道自体には閉塞などの器質的な障害が存在しないにもかかわらず、ストレスなどにより機能的な障害が出るというものです。自律神経の失調と関連のある症状です。

ですから、ほかの自律神経症状、動悸、息切れ、胃痛、のぼせ等と同じように考えて、自律神経失調症の1つの症例として、中医学の病気に対する考え方を解説する第一歩としたいと思います。

まず、この病気の「脇腹が痛む」という症状は中医学の古典にも記載があります。もっと具体的に
「脇腹が張って苦しい」という表現まであってこれを『胸脇苦満』と言います。

さて、現代医学でも脇腹が痛いというだけでは様々な病気の可能性があり、即座に治療というわけにはいきませんが、古典においてもその「脇痛」の形成過程をいくつかに分類し、それぞれ異なる処方をしています。
おおまかに挙げますと、肝気鬱結、湿熱、血オ(やまいだれに於です)、肝陰不足の4つに分類されますが、用語がやや難解ですね〜。
しかし、このような中医学の用語の解説は少しずつさせていただくとして、ここではキーワード解説にいたします。
4つの分類の中に「肝」という言葉が2つ、あとは「湿」と「血」がキーワードです。

中医学の中で陰陽五行説に次ぐ重要な理論的基礎は「気・血・水」の3つです。この3つが滞りなく、過不足なく流れていれば健康が保たれるという考え方なのです。
「気」はまず12の経脈を流れます。「血」が滞れば「血オ」となり、「水」が滞れば「湿」を招きます。

ですから、脇痛についても「肝経」の気の流れが悪い場合、「血オ」の場合、「湿」が部分的に滞った場合というふうに分類しているわけです。

治療については次回に書かせていただきます。

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