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私が鍼灸治療に携わるようになって、すぐに疑問に思ったことがありました。 下痢についてはまた別に書きますが、感染性の下痢、その他腸の重篤な疾患によるものを除いて、 下痢には鍼灸治療は非常によく効いて、患者さんにも喜ばれます。 これは下痢が、 と関連が深いことと繋がりがあって、冷えの解消に効果がある鍼灸治療が効くとも言えるのですが、 便秘の場合は漢方薬との併用治療を勧めたり、食生活の改善を指導したりしても、なかなか改善しない場合も多く、私も専門書を読み漁りましたがなかなか自分の納得する解答を見つけることはできませんでした。 それもそのはずです。便秘を訴える患者さんは、あちこちの病院に行き、検査を受け、さまざまな薬を 試し、食生活の改善も実践されている方がほとんど。その上で『下剤』が手放せない方ばかりなのです。 便秘が他の病気、症状に悪影響を与える場合もあり、私もずっと便秘の治療法を調べ続けていました。 しかし、この という説を聞いて、私自身だいぶ納得がいきました。以下、記事の抜粋です。 こういうとき、つい頼りたくなるのが下剤。松生院長によると「今使われている下剤の7割は、大黄やセンナ、アロエなど大腸を刺激して排便を促すアントラキノン系の下剤」だという。下剤にも、水分を吸収して便のカサを増やすものなどいくつかの種類があるが、アントラキノン系の下剤は効きがいいので、多くの下剤に含まれている。 しかし、内視鏡で延べ2万人もの腸を診てきた松生院長によると「長く下剤を使い続けている人の腸壁には、メラニン様の色素が付着して真っ黒になっています。これが、大腸メラノーシス(大腸黒皮症)といわれる状態で、腸の働きにも影響します」という。大腸メラノーシスで腸が真っ黒になっていても、特に自覚症状はないが、色素の沈着は腸を支配する神経にも影響し、大腸の蠕動(ぜんどう)運動を低下させるといわれている。その結果、ますます便秘がひどくなり、下剤に頼るという悪循環に陥るのである。 松生院長が常習性便秘の患者1万人を調べた結果では、うち550人が大腸メラノーシスだった。アロエの場合、3カ月ぐらい連用すると、色素沈着が起こってくるらしい。案外、早いのである。さらに、下剤を長期に連用していると、自然な便意も失われていく。 こうした副作用をできるだけ減らす治療薬として、松生院長が注目したのが、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)だ。「便秘に効くといわれる漢方薬の中でも、大黄の含有量が一番少ない」というのがその理由だった。 また、松生先生は『オリーブ・オイル』の併用でさらに治療成績が上がるとおっしゃっています。 お困りの方には私からもお勧めできる治療法です。
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下痢と便秘
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