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    MF文庫J発行      ゴミ箱から失礼いたします      著/岩波零      イラスト/異識
ゴミ箱からヒーロー登場!?
僕の名前は小山萌太。ごくごく普通の高校二年生、のはずだった。ある日ゴミ箱と出会うまでは……。ゴミ箱は神々しく美しく、僕の心をとらえてしまった。その中に自分が入っていないことが不自然だと感じてしまうほどに。そして僕はゴミ箱の中に入った。不思議な満足感に満たされた僕は、ゆっくりと目をつぶった――って、おかしい!なぜ僕はゴミ箱の中に入っているんだ!? しかも出られなくなってる! そんな僕の前にクラスメイトの少女・水無氷柱があらわれる。そして彼女は言った。「あなたは、妖怪ゴミ箱男よ」って、なにその残念な妖怪!? 第5回ライトノベル新人賞<優秀賞>受賞、風変わりな学園コメディ、ゴミ箱から登場!
ゴミ箱からロマンス!?変てこ妖怪珍堂劇。

え〜と、ツッコミどころ満載でしたが、あえて何もツッこまずにそういうもんだと受け入れて読んでみるとそれなりに楽しめる作品。もうそんなノリで最後までいってくれるので逆にフィーリングの問題ですが個人的に最優秀賞作品よりも好みでしたね。

いきなり説明書付きの妖怪になってしまったときには素直「なぜに!?」とこの突拍子のなさとゴミ箱と合体という強引な展開とそれに至った主人公の心描写の理解できない衝動に吹いた^^

完全におバカコメディ系の作品で、どこか抜けてる変てこなキャラばかりという徹底ぶりは色々まぜこぜして失敗してしまう作品が少なくない中、見事な統一感と奇をてらっているわけではないのにもかかわらずなぜか新鮮味溢れるパターンの笑いを魅せてくれました。

ゴミ箱の妖怪と化した主人公・萌太と傲岸不遜なヒロイン・氷柱の妖怪お助け学園コメディで、非常にシュールな設定のゴミ箱妖怪になってしまった萌太が氷柱の破天荒な行動に振り回されながらも徐々に彼女の行動の裏にある本当の優しさに気付いていくラブコメ要素とツッコミどころしか見当たらない妖怪たちのコンプレックス克服に悪戦苦闘していくバトル展開もありな作品。

テンポの良さもあってぱっと読めてしまうライトな作品でもあるのでとっつき易かったですね。
ただ、なぜなにと突き詰めて読んでいくタイプの方だと結構大変かも知れないです。その場のノリと勢いで読むとあんまり頭を使わない作品なだけに逆に楽しめると思います。

登場人物もそこそこ出てきているのですが、幼馴染の立ち位置というか絡みが弱すぎた。今回はメインヒロインではなかったにせよ、先の展開を膨らませるやりとりやイベントを仕掛けておいても面白かったかも。次巻があれば氷柱と彩音の萌太争奪戦は避けては通れぬ見応えのあるバトルが見られそうです。

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