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    スニーカー文庫発行    ムシウタ13.夢醒める迷宮(下)    著/岩井恭平    イラスト/るろお
クライマックス直前!「ムシウタ」シリーズ急展開の最新刊!
48時間のタイムリミットで決行中の超種一号“C”殱滅作戦が失敗した。だが“ふゆほたる”率いる“むしばね”は、“大喰い”を倒す最後の作戦“OPS3”を遂行するため、“虫”の始原を知るαを茶深たちに会わせることを決意する。しかし、むしばねを出し抜いた茶深たちの前にシーアゲハが現れ、大喰いを呼び寄せる鍵を握る夕がエリィに乗っ取られてしまう。さらには“三匹目”が千晴のネックレスから逃げ出してしまい―。 
倒れし虫憑きの覚醒。

上巻は絶望に次ぐ絶望しか待ち受けていない絶体絶命の常時シリアス展開、さらにはかっこうさんが序盤早々と欠落者入りしてしまうなど、主人公の一角がついにくずれてしまったわけですが、一角どころかあのハルキヨまでモルフォチョウの前に崩れ去ってしまい、残された一号指定はふゆほたるだけとかもうあかん、これでもかってなくらいに絶望だけしか残されていない下巻は、クライマックスのアレは盛り上がざるおえない激熱展開が待ち受けていたりと上巻で追い込んだだけのことは十二分にあった鳥肌たちまくりのエピソードでした。

下巻もぶっちゃけ終盤前までは三方面から展開された作戦が次々と失敗し、上巻で追い込まれた以上にさらに追い込み、絶望を目の当たりにさせられる鬱展開が続きますが、αをはじめ始まりの三匹、そして虫憑き達の秘密も徐々に紐解かれていくヒントと伏線が張られ、その元凶となっている超種一号「C」との決戦を前に詩歌を中心にむしばねに待ち受ける試練が描かれており、かっこうからふゆほたるへとバトンタッチされたヒロイン側の視点でみた戦いになってました。

やっぱりフィナーレがまじかなのかむしうた本編・外伝含めてオールキャスト集める気かよと思ってしまうくらいでてきちゃってますが、一部誰だっけ?と分からない(思い出せない)キャラもちらほらいて改めのこのシリーズの登場人物の多さに驚いたわ。いままで行方知らずだった茶深たちもようやくジョーカー的な立ち位置でこの戦いに参戦し、千晴も弟を欠落者にした詩歌との初顔合わせはさすがに緊張の一瞬でしたね。

魅車の立案した3つの作戦ことごとく敗れ去った中、誰もが耳を疑った「予備作戦」が実行され、すべては魅車の手のひらで踊らされた虫憑き達の運命が彼女の手から解き放たれていく絶望の淵から希望の光が見え始めてきた第4の作戦とその結末には驚かされた。レディバードの復活とその作戦を裏で糸引く食わせ者の再登場、クライマックスには驚きの展開の連続でまさに夢から醒めたような急展開でした。

ハルキヨ側も大どんでん返しで、アリスの覚醒とともに舞い戻った不死の虫の再封印がなされ、かっこうくんも千晴とアリアの力で欠落者から復活と、ついに一号指定が全員揃い、いよいよ新世代と旧世代の虫憑き達の夢を賭けた戦いの決着をつける決戦が始まろうとしてますが、長かったこのシリーズも本当に終わりに向けて加速してきましたね。鍵となるαが何者であり、この虫憑き達の戦いにどんな結末をもたらすのか次巻が待ち遠しいです。

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   スニーカー文庫発行    ムシウタ 12.夢醒める迷宮(上)    著/岩井恭平    イラスト/るろお
最強の1号指定“かっこう”を殲滅せよ!緊迫の「ムシウタ」最新刊!
始まりの三匹を吸収統合している危険人物である、超種一号“C"の殲滅作戦が開始された。だが浸父との戦いで力を使い果たした“かっこう"に成虫化の兆しが現れ、全局員に“かっこう"殲滅の命令もくだり―――!
あいまみえる夢の続き。

おいおい、ここまで追い込むのかよ!ってなくらい救いのない絶体絶命展開!!
クライマックスが近いとはいえやりすぎって言うか、下巻で大どんでん返しとかなきゃもう目も当てられないくらい心折れるストーリーでしたわ^^;

理由はあれ、周囲に対してあの天上天下唯我独尊を突き通し憎まれ役をかってきたカッコウくんがついに「成虫化」を引き起こし、ふゆほたるの手で欠落者になってしまっただけでも結構衝撃的でしたが、さらには神父との死闘の結果、Cが神父を取り込み自我消滅⇒暴走状態と言っても過言ではない危険領域突破に殲滅指令が出され、向った霞王や火巫女をはじめとする殲滅班の絶体絶命のピンチが待ち受けるこれ以上ないくらい絶望感がハンパねぇ巻でした。

そして、絶対に倒れることがないと思っていたかっこうくん動揺にあのハルキヨですらなすすべなくボロ雑巾にされてしまったりと3面作戦のうちC殲滅班ともう一人の一号指定「眠り姫・モルフォチョウ」と再びまみえようとアリスを目覚めさせに行ったハルキヨチームの2つがすでに全滅寸前とか、かっこうくんもいないしどう逆転劇を繰り広げるのかまったく読めないですね。

いよいよbugシリーズともストーリーが密接にリンクしてきましたが、主役級が次々と倒れる中、サブキャラの掘り下げエピソードがまた熱い。かっこうくんと因縁深い「照」の想いがC殲滅戦とリンクするように描かれており、その反骨精神と覚悟が見所ですが、その後に待ち受けている絶望の光景には正直救いがなさ過ぎる^^;

やっとアリス復活かとハルキヨとの邂逅も含めてかなり期待してしまいましたが、蓋を開けてみればそんな甘い考えなんか吹き飛んでしまうくらいのへし折りに来る絶望のシナリオ。
上巻は波乱吹き荒れまくる絶望の蓋が開く巻でした。下巻はきっと、きっと希望が一握りでも残された巻でありますように^^

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   スニーカー文庫発行     ムシウタ11 夢滅ぼす予言    著/岩井恭平     イラスト/るろお
クライマックス最新刊!今、すべてが明かされる!
“虫憑き”を管理する最強の中央本部が侵略され、赤牧市が正体不明の霧に包まれた。史上最悪の事態の真相を確かめるべく、単身赤牧市に潜入したかっこうは、不完全な“虫”に襲われている少女を助けるが――!?
“始まりの三匹”誕生の秘密がついに明かされる待望のクライマックス直線話!

色々すっきりした部分もありましたが、まだ全てが出揃っていない&さらに新たな展開を見せたこの虫憑きの少年少女たちとその虫を生み出すものたちの夢を喰い喰われる戦いの果てに待ち受けている結末がようやく終わりを迎え始めた今巻は突如中央本部からあふれ出した虫によって覆われた赤牧市を舞台に一人調査に向かうかっこうが目撃したすべての「はじまりの物語」がついに明かされたキーエピソードでした。

謎の霧に包まれ不思議な少女と出合った大助が目の当たりにする異形の虫と物語に深く関わることとなる若き日の少年達が始まりの三匹誕生の鍵となっていく過去の物語(白昼夢)が描かれており、そこで全ての始まりと三匹が抱える欲望、そしてその終焉へとつながるまさにムシウタのプロローグにまつわるエピソードで本編およびbugシリーズを通して散らばっていたパズルのピースがほぼうまりましたね。

知りたかったことやこれまで謎とされてきたことも含めて多くの事実が明かされており、そして更なる衝撃の展開へと続いていくラスト。姿を見せないハルキヨの存在と魅車の口から出てきた思いがけない人物への殲滅命令など果たしてどんな結末が待ち受けているのか?終盤と言えどそう簡単には全てを見せてはくれなさそうです^^

今巻のもう一つの大きなポイントとなった“始まりの三匹”の一人「神父」との最終決戦。
ほとんど戦う力を残していないかっこうを中心に再び三匹に挑み殲滅直前まで追い込みながらもまさかの詩歌への同化を試みたディオレストイの肉体・精神を含めた攻撃に苦戦するかっこうに次々と現れる懐かしい虫憑き達との邂逅シーンは熱かった。

悪魔として孤独にそして恐怖の代名詞として戦っていたかっこうくんにツケが回ってきたのかとひやりとした瞬間もありましたが、結果的に詩歌を救う為に一つにまとまった虫憑き達の団結と密かなかっこうくんへの信頼の裏返しがまた何ともいえないじんわりと胸にくる展開でした。

そして詩歌を助ける為に全ての力を使い果たし静にまぶたを閉じたかっこうくんは果たして夢を全て吸い尽くされてしまったのか?さらには謎の光を発行しながら何度と無く現れたあの少女の正体とCにつけられた超種1号と言う新たな号指定の秘密、もうクライマックスなんだなんと改めて感じさせる怒涛の展開でした。

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    スニーカー文庫発行    ムシウタ 10.夢偽る聖者    著/岩井恭平    イラスト/るろお
「ムシウタ」シリーズ最新刊、ついに発売!
「あたしには“虫”を消しちゃう力があるんですよ」。南金山叶音がついた、ひとつのウソ。そしてカノンのウソを守るため、沢山のウソをつき続ける虫憑きの少女・環。その環の能力により、カノンの周りに虫憑きが集い始め、ついには“神”として崇めるようになる。そしてウソを完成させるため、ついにはハルキヨや杏本詩歌を生け贄に捧げることになり―。今、虫憑き世界を揺るがすトリガーが引かれる。
嘘に隠された残酷でやさしい嘘物語。

久しぶりだと思っていたら約3年ぶりの本編(外伝省く)とえらいこと間隔があいていたわけですが、よみはじめて“むしばね”と言う名称見て「はて?なんだっけ」と本気でわからんかったくらいお久です^^;

Wikiで復習してようやくでしたが、今巻は本編としては大きな進展があった巻と言うよりは番外よりの内容でした。確かにキーになりそうな事柄は何点かありましたが、どこでその芽が開くのかクライマックスへ向けてそんなに巻数もなくなりカッコウもようやく登場と次巻は序盤から面白そうな予感。

今巻はαがどんな役どころなのか9巻ラストの緊迫感ある展開の続きを期待していましたが、蓋を開けてみればすでに事後とされており、なおかつメインが嘘を重ね真実にしようと虫憑きを扇動していく二人の幼馴染の物語だったりと、肩透かしを喰らった気分ですが、彼女達を中心にハルキヨや詩歌、そしてかっこうにエルビオレーネと一同が引きつけられたと言う意味では非常に大きなエピソードなのかもしれませんね。

嘘を嘘で固めていったその結末はちょっと前振りに見事に誘導されてしまったので、環が目指した嘘の結末があんな形だとは思っていなかっただけにすっかり飲まれてました。はじめからその気配は匂わせていたにもかかわらず変わってき道を違えた二人の幼馴染達が見せた真実の嘘は見事でした。

これまで色々ラノベを読んできましたが、謎めいた作品の数々の中でもずば抜けて露出が少ないこともあって今一番完結及びムシや始まりの3匹、1号指定3人、眠る亜梨子など徹底して秘密を貫ぬき、ベールに包まれた真実を知りたい作品ですね。

群像劇も群像劇、これだけ登場人物の多い作品名だけに大風呂敷になりつつある現状をどうまとめあげるのか?結末同様楽しみです。在野にいる千晴たちなどどう絡むのかも含めてラストまであともう少しですね。

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  スニーカー文庫発行    ムシウタbug 8th.夢架ける銀蝶    著/岩井恭平    イラスト/るろお
大人気シリーズ、ついに完結!

“虫憑き”が生まれない世界を創るため、かっこう、ハルキヨ、そして亜梨子たち最強の能力を持つ一号指定が、“大喰い”と対峙する。だが緊迫の戦闘中に魔理が現れ、亜梨子か自分のどちらかが生き残り、夢の続きを見つづけるのか、と究極の選択を迫る!亜梨子が戦闘に参加できない最悪の状況で、次々と倒れていく仲間たち。この世界の欠陥である、亜梨子と魔理が出した最後の答えとは――!?それは最高で最悪のクライマックス! 
夢集う白き蝶の物語完結!!

うわー完結編とあって半分以上が大喰いとのバトルでしたが、もう虫憑き達の願いや託された想いなど感動させられる描写が多く、何よりもここまで成長を見てきただけに亜梨子の打ちひしがれ、絶望してしまう状態からみんなの願い、そして摩理の託した想いを受け立ち上がる姿はほんと泣きそうなくらい痺れました。倒れゆく虫憑き達、敵も見方もなく大喰いを倒すために集まってきた彼らの最後の願いを込めた行動、ハルキヨの慟哭、すべてがクライマックスの名に恥じない熱すぎる最終決戦でした。

本編の過去に当る銀槍の少女の物語は本編でもすでに失われ再びかっこうの隣に並ぶ事がないという描写があり、一体何が起こったのか非常に気になっていましたが、その全てがこの最終巻にしっかりと語られており、すでに未来は判っていたにもかかわらず、亜梨子が迎える結末にどうしようもない喪失感とやりきれなさを感じつつ彼女のが出した結論に納得もできました。

そしてついに現れた「不死」の虫憑きとその正体。
大喰いだけでなく「不死」との戦いに死力をつくすかっこうとハルキヨ、なんども倒れながら守りたい、そしてかなえたい夢のために成虫化しつつも起き上がる亜梨子の決意は本当にバトルシーンであっても感極まってちょっと泣いてしまうくらい純粋でよどみのない真っ直ぐさに心打たれました。

本編でリナが成虫化により命を落としたとき以来の喪失感を与える展開にすこしばかり鬱っぽくなりかけましたが、それでも今回はまだ救いがあったというべきか、亜梨子という娘のやさしさが見せた最後の選択にお疲れさま、安らかな眠りを・・・といってあげたくなりましたね。なんだよこの本編以上の超展開は!!

これ以上の展開が本編で待ち受けているのかと思うと、ちょっと読むのに耐えれるか不安になりますが、予想以上のクライマックスに脱帽です。でもほんとに虫って何なのか?余計に判らなくなってきました。
ここら辺は本編で語ってくれそうですが、あの目玉も含めてようやく「虫憑きの王」、「始まりの三匹」の謎が解き明かされるのが楽しみです。亜梨子もきっと戻ってこらるようなハッピーエンドを期待してます。

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