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お熱いのがお好き?〜カクテル・マンハッタン〜
暖冬とはいえ、
やはり外は寒い風が吹いていますね。
本日のお客さまは、無垢な可愛さとセクシーな色っぽさの
交錯した魅力ある女性。
なんとなく、アンニュイな感じの漂う方です。
「ウイスキーベースで
作っていただけるかしら・・・」
「もちろん、ショートでお願いね」
というオーダー。
彼女のイメージから・・・
カクテルの女王
「マンハッタン」
をお出しすることにしました。
レシピは・・・
ライ・ウィスキーまたはバーボン・ウィスキー 2
スイート・ベルモット 1
アンゴスチュラ・ビターズ 数滴
ミキシンググラスに入れてステア。
カクテルグラスに注いでマラスキーノ・チェリーを飾る。
度数は25度以上と強いカクテル。
今回はライ・ウイスキーにしました。
ライ・ウイスキーのほうが、クセがありません。
赤褐色のショートカクテル。
マンハッタンの出来上がりです。
このマンハッタンは、
禁酒法時代のシカゴを舞台にした映画
「お熱いのがお好き」でマリリン・モンロー扮する
シュガーたちが夜汽車の中で作ったシーンが有名。
そう、実は
彼女からマリリン・モンローをイメージしてしまいました。
そっと、
彼女に差出ました。
ちょっとグロスの入ったローズ色の口紅が印象的な彼女。
細い華奢な指先でカクテルグラスを持ち
飲みはじめました。
グラスに口紅のあとがついています。
「煙草吸ってもいいかしら?」
と彼女がききました。
「どうぞ」
とこたえました。
ふーっと
煙草を一服。
そして、少女のような笑顔になり
「このカクテル美味しいわね」
「わたし・・・
気が滅入るとカクテルを飲むの」
一瞬、ドキッとしてしまいました。
この映画で
マリリン・モンローが「気が滅入ると飲むの」
と呟いたシーンがあったから!
もしかして、ご存知なのかと
お尋ねしたかったのですが・・・
いやいやそれはヤボですね。
やめておきましょう。
余談ですが、
マンハッタンのチェリーのかわりに
中央にパセリの葉を置くと
「セントラル・パーク」
ライ・ウイスキーのベースを
スコッチウイスキーにすると
「ロブ・ロイ」
カクテルは奥が深い飲み物ですね。
では、また・・・
おやすみなさい。
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