全体表示

[ リスト ]

P.F.M.

イメージ 1

P.F.M.(PREMIATA FORNERIA MARCONI)
1.Storia Di Un Minuto(72) 2.Per Un Amico(72)        3.Photos Of Ghosts(73)
4.L'isola di niente(74)  5.The World Became the World(74) 6.P.F.M. Live in U.S.A.(74)
7.Chocolate Kings(75)   8.Jet Lag(77)           9.Dracula Opera Rock(05)
イタリアの名プログレ・バンド

1.Storia Di Un Minuto(72)

伝統的なヨーロッパ音楽、イタリアン・トラッド、ジャズ等、多くのアイデアを次々に注ぎ込み、一曲の中で変化・融合させています。

幻想的なフルートの響きのIntroduzione
地中海の風情漂うイタリア歌曲+クリムゾン風味のImpressioni Di Settembre
軽快なシャッフル・ナンバーE’ Festa
格調高い哀愁の旋律のDove...Quando...(Parte I)
後半の(Parte II)はメロトロンと管楽器によるシンフォニー〜ジャズロック的な展開
アコースティック・ギターとフルートによる幻想曲、La Carrozza Di Hansは、後半ヴァイオリンが妖しく響くワルツ・ジャズ〜変則的なシンコペーション〜メロトロンの洪水で終焉。
靄のかかったような穏やかな歌曲〜高らかに鳴り渡るブラス・アンサンブルのGrazie Davvero

どの曲も素晴らしい。傑作。

2.Per Un Amico(72)

さらに作品の質が高くなっています。アレンジはより複雑でメロディはさらに印象深い。

荘厳なメロトロンのハーモニー〜バロック調の室内楽アンサンブルで始まるAppena Un Poco
不安を煽るようないびつなリフ〜穏やかで美しい歌曲〜雄大なメロディと次々に変化していきます。

力強いジャズロックのGenerale!、中間部は一転して軽快なマーチング・ドラム〜荘厳なオルガン〜主題の再現と複雑怪奇に変化していきます。

フルートが幻想的なPer Un Amico、中間部にパガーニのヴァイオリン・ソロ。

ポップなイタリア歌曲のIl Banchetto。ハープの美しい響きにレゾナンスの効いたうねるシンセ・サウンド。
後半は予想不可能。複雑な展開だ。キース・エマーソン的なピアノ演奏が聴けます。

フルートとアコースティック・ギターによる穏やかなメロディが時折顔を出すピアノ伴奏の不思議な幻想曲Geranio
軽快なスキャット〜アバンギャルドなリフ〜美しいメロディと不気味なハーモニーが共存している。

複雑な展開だが聴きやすい。絶妙のバランスで仕上げられたプログレの世界的名盤。大傑作だ。

3.Photos Of Ghosts(73)

1st、2nd収録曲を英語で歌っている編集盤。こくがあるイタリア語版に較べ、言葉の響きがあっさりしている。
英詩はピート・シンフィールド作。

E’ Festa の英語版 Celebration はオリジナルよりノリがよく聞こえるな。

PFM入門にいいアルバムです。濃密なイタリア語の響きも捨てがたいが、本作も名盤だ。

4.L'isola di niente(74)

繊細で幻想的。靄のかかったような作品。

不思議な声楽アンサンブルで始まるL’Isola Di Niente

ジャズ・ロック的なフルート・ソロが聴ける Is My Face On Straight

明るい雰囲気のメロディが素晴らしい La Luna Nuova。1st&2nd収録曲のように複雑かつメロディックだ。
本作で最も印象深い。

穏やかな歌曲 Dolcissima Maria、フルートでリピートされるサビの旋律が愛らしい。

歯切れの良いリズム・ギターにアバンギャルドなヴァイオリンのVia Lumier

作風に変化が見られます。メロディが後退。濃密な曲と、薄めの曲が混在しています。

5.The World Became the World(74)

4の英語版。
タイトル曲は1st収録曲Impressioni Di Settembreを英語歌詞にしたものでイタリア語版の4には未収録。
これも英語の歌だとあっさりに聴こえる。

6.P.F.M. Live in U.S.A.(74)

アメリカ公演のライヴ盤。おそらくCookというタイトルのライヴ盤と同一内容。

ノリのいいライヴ向きのCelebrationの途中でThe world became the worldが演奏されている。

スタジオ盤は繊細で濃密で、ライヴ盤は力強い。ジャズ・ロック風の長い即興演奏も聴ける。

ロッシーニのウィリアムテル序曲やイタリア民謡フニクリ・フニクラの引用など臨機応変な演奏はライヴならでは。

7.Chocolate Kings(75)

元Acqua Fragile のBernardo Lanzetti がヴォーカルで加入。ピーター・ガブリエルに似た声。感情のこもった歌い方です。初期ジェネシスのように芝居がかっている。
地中海を思わせる穏やかな歌曲にテクニカルな演奏の From Under。煽るような手数の多いドラムがいい。

Harlequinの即興パートはフュージョン色が強い。フルートによる牧歌的な叙情性も残っている。

Chocolate Kingsはお得意のノリのいいシャッフル・ナンバー。

Out Of The Roundaboutのヴァイオリン・パートは民俗音楽的雰囲気が漂う。後半はジャズ・ロック。ギター&エレピの速弾きが見事だ。

Paper Charmsはアップテンポのテクニカルな曲。長いヴァイオリン・ソロがいい。

多くのアイデアを1曲に詰め込む濃密な作風から、1つのアイデアを発展させる作風に変化している。
演奏技術を披露するジャズ・ロック色が強くなった。時代の流れか。エレキピアノのサウンドが目立っている。
本作を最後にマウロ・パガーニが脱退した。

8.Jet Lag(77)

クラシック調のソロ・ギター演奏のPeninsulaで幕を開けるが、本作もジャズロック路線だ。
初期の2枚とはもはや作風が違うが、メロディには叙情性が感じられる。

ジャズ風の即興演奏とグルーヴが心地よい作品。ウェザー・リポート風の曲もある。

Cerco la Linguaはイタリアの民族性が現われていて魅力的な曲だ。地中海を越えさらにサラセン文化の影響も感じられる。

Meridianiの終盤ではアル・ディメオラのようなギターの速弾きも披露している。
テクニック志向のより強まった完成度の高いジャズロック作品だ。

9.Dracula Opera Rock(05)

70年代とはまた違うシンフォニック・ロック。オーケストラを起用したスケールの大きい作品。
美しく哀愁のあるメロディ。プログレならではのへんてこな展開。巻き舌全開の熱唱。
回顧的ではなくまさに現役バリバリのアーティストだ。凄いね。


1、2、3は繊細なメロディ、複雑なアレンジ等、数々のアイデア詰め込まれ上手くまとまっている奇跡的な名盤。
音楽が好きなら必聴だ。

閉じる コメント(12)

顔アイコン

PFMは見に行かれるのですか?自分は4枚目が好きですが、3枚目と出逢った衝撃も大きいです。ジェントルジャイアントの影響も大きいですよね。とりあえず3枚組のライブも持っています。

2006/5/7(日) 午後 11:05 [ flowermanito ]

顔アイコン

観に行きまーす。曲名が全然覚えられません(汗) LIVE(1971〜1977)っていう4枚組みが会場にあったら買おうと思っています。

2006/5/8(月) 午前 0:12 whi*e_z*ppe*i*e

顔アイコン

Impressioni Di Settembre の英語版はパンチがない・・ 言語のちがいだけなのにネー ライブ を見に行きたいバンドのひとつでした。

2006/5/8(月) 午前 8:01 [ banana ]

顔アイコン

言語が違うと文字数=音符数が増減して、リズムもびみょーに変わりますネー。

2006/5/9(火) 午前 11:51 whi*e_z*ppe*i*e

いよいよ今週末ですね!/4枚組LIVE盤は凄いですよ!KING CRIMSONのカバーとかも演ってますし!

2006/5/10(水) 午後 5:25 Karma

顔アイコン

そうですね、週末楽しみです! やはり4CD Liveは良いんですね。 ぜひ買いたいと思います!!

2006/5/11(木) 午前 11:48 whi*e_z*ppe*i*e

PFMってならび変えるとFPM(ファンタステックプラステックマシン) ですね。

2006/5/11(木) 午後 7:43 [ - ]

顔アイコン

おはようございます。今日の通勤電車はJet Lagにします♪

2006/5/12(金) 午前 6:37 [ オメダ ]

顔アイコン

(。・”・。)ノ そうですね。>mummy_d_ryo_z さん

2006/5/13(土) 午前 11:54 whi*e_z*ppe*i*e

顔アイコン

おはようございます。僕も最近 Jet Lag よく聴きます。ついに今日行ってきます! >landberk2000 さん

2006/5/13(土) 午前 11:56 whi*e_z*ppe*i*e

顔アイコン

うらやましー!!!4枚組のライブは自分も持っています。イタリアのパン屋さんは川崎で素晴らしい演奏を聴かせるんですね。ムシーダのギターとジヴァスのべースを生で見てみたい。

2006/5/13(土) 午後 7:06 [ flowermanito ]

顔アイコン

複雑な曲を次から次へと演奏してました。凄かったです。 BOX CDは「1971〜1981」を買いました。「1971〜1977」と内容は重複しているみたいです。

2006/5/14(日) 午前 10:50 whi*e_z*ppe*i*e

開く トラックバック(6)


.

ブログバナー

検索 検索
whi*e_z*ppe*i*e
whi*e_z*ppe*i*e
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事