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ハイペリオン (ダン・シモンズ著) 素晴らしいアイデアの散りばめられた大作SF小説。 SFの集大成的作品、ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。 文庫本では計4冊、大体1900ページ位です。 1.ハイペリオン(89) 2.ハイペリオンの没落(90) 28世紀、宇宙に進出した人類を統べる連邦政府を震撼させる事態が発生した! 時を超越する殺戮者シュライクを封じこめた謎の遺跡―古来より辺境の惑星ハイペリオンに存在し、 人々の畏怖と信仰を集める"時間の墓標"が開きはじめたというのだ。 時を同じくして、宇宙の蛮族アウスターがハイペリオンへ大挙侵攻を開始。 連邦は敵よりも早く"時間の墓標"の謎を解明すべく、七人の男女をハイペリオンへと送りだしたが… プロローグ 漆黒の宇宙船のバルコニーで、年代ものだが手入れのいきとどいたスタインウェイのまえにすわり、連邦の"領事"はラフマニノフの「前奏曲嬰ハ短調」を演奏していた。 1.は回想シーンで語られるオムニバス形式の作品。「アルジャーノンに花束を」「宇宙の戦士」「ニューロマンサー」等、過去の名作のリミックス的な要素もあります。数々の謎が提示されて、さあ、これからどうなっちゃうの? といういい所で終わります。 2.では1.で提示された謎が展開・収束していきます。 小説数本文のアイデアを凝縮した、読み応えのある作品です。 長い小説なので最初は取っ付きにくさもあるとは思いますが、150ページ程読むともう引き込まれてしまいます。次どうなるのか知りたくてもう止められません。凄い密度の傑作です。 この長大な物語は、続編、「エンディミオン」「エンディミオンの覚醒」へと続きます。こちらは分かりやすい冒険小説風味。 本作品は4年ほど前に一気に読みました。また、読み返そうと思っています。
本当に面白い凄い作品ですよ。SFファン必読。 |
SF・ファンタジー
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山尾悠子さんの幻想小説を久しぶりに読みました。 「山尾悠子作品集成」というハードカバーの短編集です。 この人の描く世界観は独特です。 ファンタジーと言っても、夢あふれ希望に満ちたものではなく、 桃源郷の対極にあるような、硬質で理不尽な世界です。 論理を超えた夢の世界を描いているので、ストーリーは分かり難いかなぁ・・・ でもね、イメージが凄いんですよ、よく判らんけど凄いの(笑) 「山尾悠子作品集成」の収録作品で僕のおすすめは、 靄の中、湖から月が昇る神秘的な「ムーンゲイト」 閉じた円柱の中、上下に無限に広がる世界を描いた「遠近法」 人間とは異質の存在の疎外感を描いた「巨人」です。 興味があったら図書館にでも出向いてみらた如何でしょうか。
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