白熊堂の勝手に山陰徒然草

いつの間にやら30000HITしてました! 特に記念品とかイベントなど無いですけどね(笑)

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8/28(月)NHK・BS2にて放送された「青春舞台2006」を観ました。

毎年夏に行われる全国高等学校演劇大会の優秀校の作品を東京の国立劇場で上演し、
その模様を録画放送しつつ、スタジオから生で生徒達へのインタビュー等も放送されました。

我が島根県から中国ブロック代表として参加した県立三刀屋高校も、
審査員特別賞を受賞して国立劇場にて上演しました!

どれも素晴らしい作品でしたが、順番に感想を記していこうと思います。

まず最初は栄えある最優秀校・文部科学大臣賞を受賞した同志社高校の「ひととせ」

「作:奥田菜津 演出:同志社高校演劇部」とありますが、
このお芝居は一人芝居で演者も奥田菜津さんただ一人。
そして現在の同志社高校演劇部はなんと奥田さんただ一人!・・・。
たった一人の演劇部が一人芝居で最優秀校になるという離れ業・・・。
全国高等学校演劇大会の歴史上初の一人芝居による最優秀賞だそうです。

ストーリーは、
たった一人の演劇部員になってしまった牧原咲が、
春・夏・秋・冬・・・と一年を通して新入部員の勧誘や文化祭公演を目指し、
最後に卒業・引退していく・・・というまさにリアルな自分の現状をトレースしたものです。

とにかく奥田さんの表情・セリフ回しが素晴らしく、
また季節展開に使用した「枝」の使い方がコミカルかつ効果的でした。
細かい演技、例えば部室のドアにガタが生じていて、開け閉めにコツがいる・・・、
なんてのも上手く演じていて、ラストシーンにてその伏線がきっちり活かされています。

小道具に使ったヌイグルミ等も実際の同志社高校の演劇部部室にあるものだそうで、
それらを擬人化しての演技も堂に入ったものでした。

「たった一人の部員」という最大のマイナス要因を逆手にとって、
逆に最大のプラス要因として作りこみ、昇華させた手腕は高校生とは思えないほどです。

友人達や先輩方の協力で少しずつ修正して舞台を仕上げていったそうですが、
それもこれも奥田さんのパーソナリティとバイタリティあってのことでしょう。

少し切ない終わり方・・・に思わせておいての最後の最後でのハッピーエンド。

「時は移り、人は変われど、人の営みになんら変わりはない。」
多少ニュアンスは違うのですが、こんな言葉を思い出しました。

ちなみに・・・。
国立劇場の長い歴史の中で、プロ・アマ問わず一人芝居が上演されたのは、
今回の「ひととせ」が初めてだそうです!!
奥田菜津さん・・・高校演劇史のみならず日本演劇史にも立派な足跡を残しましたね☆

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