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米子さんの文章にある「バルコンのある病室」の写真。
バルコンとはバルコニーのこと。本邦初公開。
佐伯の病気はいつ発症したか。
佐伯の飲んだ薬、打たれた注射は?
日本初公開、本物のエブラール病院のカルテ、当時の病院はどのようなものであったか。
佐伯の芸術とは?佐伯はブラマンク ユトリロ ゴッホ セザンヌを彼はどう解釈したか。
世の中は広いようで狭い。我が日本医家芸術クラブに所属していた昔テレビでも知識人有名人として活躍した宮田重雄は佐伯祐三に信頼されていた。しかし宮田重雄は武見太郎との美術対談で佐伯祐三について一言も話していない。その理由は?
佐伯祐三のカンバスの秘密、佐伯の早描きの秘密。
贋作事件をきっぱり否定。落合氏は吉薗明子のもたらした嘘に次ぐ嘘に
まみれたワープロコピーを本にした。佐伯祐三を妻米子がヒ素で殺そうとしたと書く。ヒ素は愚者の毒薬と言われている。ヒ素での毒殺はすぐわかってしまうからだ。自らはなんら医学的知識、絵画的知識、歴史的知識のない氏は他人の論文を引用しもっともらしい嘘をつく。
佐伯祐三、米子、その係累を小ばかにし、またその他大勢の知名人を辱める。その罪は万死にあたいする。明子氏にいくら金をつまれたのか?税務調査は行われたのだろうか。贋作を買った人間は名乗り出ていただきたい。偽物を持っていてもなんら得はしない。はやく金を返してもらうことを考えるべきであろう。
本の中で米子さんと佐伯祐三、その子彌知子の追悼の絵を入れた。
素晴らしい絵を世界に残してくれた佐伯祐三、命を懸けて己の絵を模索した佐伯祐三に敬意を表し、その早すぎた死を悼みこの本を佐伯祐三に捧げる。
佐伯祐三は命をかけて自分の絵を探し続けた。絵画で大切なことは自分しか描けない絵を描くこと、人まねでないこと、人に愛される絵であること。
佐伯祐三の絵はすばらしい。
佐伯祐三研究にこの本は一石を投じたと確信している。
≪佐伯祐三 哀愁の巴里 −今解き明かされる衝撃の真実ー ≫
早稲田出版
第一部 佐伯祐三 その創造と病 白矢勝一
一.佐伯祐三との出会い 序に代えて
二.佐伯の軌跡
1.生い立ちと性格
2.推論・なぜパリに急いだか?
3.佐伯周辺の女性たち
4.米子の足の悪い理由と年齢についての考察
5.佐伯作品はどのようにして世に出たか
三.佐伯の芸術
1.「このアカデミズム!」
2.下落合時代
3.佐伯の線
4.モランの荒行
5.もう一つの傾倒
6.佐伯と芹沢光治良
7.佐伯と宗教性
8.実景と佐伯の造形性
四.佐伯の病気
1.佐伯は精神分裂病!?
2.結核について
3.死の引き金かモランの荒行
4.発病
5.精神に異常が
6.佐伯と医師
7.さて佐伯は何を注射されたのだろう?
8.まとめ
五.佐伯の晩年
1.プロローグ
2.脱走事件
3.なぜクラマールの森へ行ったのか
4.自殺未遂はあったのか
5.考察
6.さて真実は
7.佐伯の死亡日は何日?
8.佐伯の死の三日前
六.贋作事件
1.経緯
2.「吉薗資料」の破綻
付録 因縁話
第二部 佐伯芸術の土壌 吉留邦治
一.佐伯の周辺
1.本邦洋画の黎明
2.在野の萌芽
3.夭折の画家たち
4.「中村屋サロン」と下落合
5.今日に生きる佐伯芸術
二.佐伯の造形性
1.手製のキャンバス
2.早描きの秘密
人名索引その他
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吉薗明子
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