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父の死

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大当り2

実は吾輩は京都がもともとあまり好きではなかった。京都の茶漬けの落語にでてくるようなけち臭い場所とみていたからである。京都着倒れ、大阪食い倒れ。京都人は他の家に行くとタラフク食うくせに、自分の家では玄関先にほうきを立てて玄関先で茶を出して「早う、お帰り」そういう印象がしっかりあるからだ。
昔、京都のレストランでカツ丼を注文、量の少なさ、そのまずさにがっかりし、大阪に行ったら、安くてうまいものばかりでほっとしたことがある。。
今回久しぶりに京都を訪ね、その変貌ぶりに驚いた。ステーションビルはレストランや土産物やがいっぱい。京都のメインストリートは観光客が喜びそうな店が立ち並んでいる。京都も東京化したということだろうか。
東京では次々と高級店が店じまいいしている。京都ではまだそういうことはおこらないようだ。
2次会は中野先生の紹介できれいなお店に。関西弁の会話を楽んだ後ホテルに帰る。立派なホテルに寝るだけとはもったいないと思ったが、朝の8時半まで熟睡。朝食をとってロビーに集合。
3台のジャンボタクシーに乗って朝の京都見物に出かけた。
寺院を二つ見せていただいた。中野先生の知り合いの方がお坊さんだそうで、特別に天皇家のご位牌を見せていただいた。日本庭園と屋敷を楽しんだのち京都の湯豆腐料理、豆腐料理を味わいながら和やかに時をすごす。この後京都駅でお土産タイム。
高校生の女の子たちが次から次へと踊っている。チアガールの大会のようだ。吾輩は医家芸術クラブの写真部でもあるので、これはいい写真になると思って写真を撮っていると、事務長の上原さんが「先生、あやしいおじさんに見られますよ」と声をかける。そうかしら?女の子を撮るとあやしいおじさんかなあと思ったが「じゃあ、代わりに撮ってくれる」とカメラをわたした。きっとよい写真が撮れたと思う。新幹線で東京に帰ってきた。清水先生は酒をあまり飲まれないそうで酒の席で真面目そうに見えた。しかしさすがの豪傑たちも東京に着くとそれぞれ岐路につく。ところが秀先生が新宿で食べていこうという。ツナハチよいう新宿地下街にあるお店だ。客の込み合うなか、秀先生のお得意メニュウを注文。吾輩は最近、腹がでてきたため涙ぐましい努力を続けていた。ところがここの料理はうまい。さしみはシマアジ、カツオ、バクライ、連ぷらはカキピーマン、ハマグリの姿焼き、レンコン、最後にでてきたのはミニテン茶。またまた腹がでてしまうだろう。
「じい、元気で長生きしろよ」と言われた竹本先生も結構食べたと思う。鈴木、中野、井上先生方も食べた食べた。。おいしいでしょうと秀先生。
東京では地下街で大衆向けだが、すごい店があるものだ。
これまで、幾度となく医師会旅行に参加したがこれまでに経験したことがない初めてのことが多かった。他医師会より安藤先生も参加しておおいに盛り上がった。次回も他医師会の親しい先生方にもお誘いをしてみたらいいかもしれない。
まあ大当たりの年だ。
ひょっとしたら3億円あたっているかもしれない。当たっていたらと捕らぬ狸の皮算用をたのしんでいる。
来年の旅行が楽しみだ。小平医師会は吾輩のような猫ではなく野獣派、フォービストをも、和やかに包んでくれる。小平医師会員であることを誇りに思う。

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