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佐伯祐三贋作事件0

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佐伯祐三とパリ

パリのパッサージュに行ってきました。理由は佐伯祐三、武生市に出された吉薗資料に出てくるハガキ探しです。何度もこういうところで絵ハガキは見ていましたが、今回は佐伯の贋作事件に出てくるようなものを探しに、、、
絵ハガキ屋さんには無数の昔のパリの絵ハガキが売られています。
詐欺で稼いだお金を持っていたA.Y関係者は大量の絵ハガキを買ったのでしょう。
 
いまだに贋作事件を放置し、まともでない主張のみを多く取り上げるヤフーはおかしい。縷々として、ねちんrち文句を言う輩に屈したのかと思われる。佐伯祐三、およびその係累、佐伯ファンにたいしてどう思われているのか。
知性あるならば、佐伯を冒涜するHPを削除すべきではなかろうか。
時事通信社は真の事実を報道するべき会社である。その会社が詐欺師の片棒を担ぎ、歴史を歪めている。真実の報道を旨とするはずの時事通信は落合氏の駄文、嘘にまみれた作り話、恥辱に満ちた馬鹿話をその名の下に出版した。その罪は大きく歴史に残ることになる。
佐伯祐三、米子、その他大勢の人々をスパイだとか人殺しと書かれた本を出版したのである。自ら、なんら調査もせず、そのまま放置している。武生資料、裁判でも吉薗派、落合氏は敗れている。
著者の調査で明らかにしたが、落合氏は大嘘をついている。吉薗明子氏の贋作を売りさばいた金はどこにいったのか?なぜ落合氏はそういうことをするのか。
良識ある会社であるならば調査し、事実を確かめるべきである。
大谷光瑞までスパイのオオモトとしている。大谷派や天皇を敬愛する人々も黙っていないだろう。
このたび2度にわたって時事通信社に要望書を出したが返事がない。
時事通信社はその間違いを正すべきである。いつ訴えられても仕方のない会社である。
真実を知る者にとって、虚偽が実しやかな顔をしてまかり通ることはどんな世界でも受け入れがたいものである。以下は芸術を愛し、佐伯祐三を敬愛する当該者が、そうした思いにより、然るべき処置を一方の関係者に求めた真摯な内容証明付き文書である。趣旨は文面に明らかであるが、真実をこのような明確な形で世に記しておくことは必要であり、併せて今日に至るまで回答をしない当該通信社の社会的責任を問い、更なるけじめのため今般公表に至ったものである。
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              要望書
 突然の御連絡で失礼いたします。私は白矢勝一と申します。現在医療法人社団白萌会理事長、医療関係者の文化・芸術に係る全国組織である医家芸術クラブ美術部部長などの立場にありますが、今般「佐伯祐三・哀愁の巴里」(早稲田出版)という本を上梓いたしました。これは、私個人の佐伯に対する芸術的評価はもとより、その短い生涯を、純粋に創造に燃焼させた、芸術家として、人間としての生き方に感銘を受けたことを動機とするものであります。そのため私は本邦で出版された佐伯祐三関係の本をほとんど読破、また何度も渡仏し、佐伯の足跡を追い、フランス側の当時の関連資料を集め、結果それは、佐伯の軌跡、病気、晩年、芸術、そして共筆者担当の佐伯の周辺、造形性、その他今日に繋がりあるエピソード等、従来の一面的評伝にない、佐伯の全側面を網羅する総合本となったと自負するものでありますが、その過程で出遭ったのが件の「佐伯祐三贋作事件」でありました。本邦美術界を揺るがした当該事件については既に御承知かと思い経緯は割愛いたしますが、行きがかり上、関係した公的文書、裁判記録、関係資料も多く取り寄せこれを詳細に分析いたしました。その結果、内容の一部は本の中でも述べておりますが、当該事件に関し、作品は贋作、関係資料は全くの不実・虚偽であるとの結論に達しました。
さて本旨ですが、その「贋作事件」の一方の当事者は「吉薗明子」という人でありますが、その代理人を自他ともに認めているのが落合莞爾氏です。既にお気付きのことと思いますが、同氏は1997年初版の《天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実》という本を貴社を版元として出版しております。既にこの事件に関しては関係する裁判においても、修復機関等専門家の評価においても当該作品は贋作、資料は信頼に値せず旨の結論を得ております。また例えば、評論家故河北倫明氏は、美術館など公的機関にも関係し、多くの美術書の執筆、監修を手掛け、登竜門的美術展の審査委員長格の経験もあるなど、本邦美術界の評論畑では極めて影響力の強い存在でありましたが、同氏は当初吉薗・落合の「真作派」の立場をとりました。このような、真作派の立場に立った人は他にもおり、その責任は曖昧にされたままであります。しかしその立場をそのまま放置し、時間の経過のうちになし崩し的に事が闇に葬られてしまうことは。芸術の価値観、信頼感はもとより、河北氏らの実績の為にもならないはずであります。
かくほど左様にこの事件は、本邦の、自治体と美術館、学研、評論、修復機関、市場、マスコミ等を巻き込む、裁判絡みの大騒動になってしまい、関連本やサイトは今もなお出回わり、ネット社会でもその賛否の噂の元となっております。また落合莞爾氏は件の著作物をベースとした《佐伯祐三の二元性とその解決――続『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』―》という著作を平成23年秋現在の時点で公にしており、今日なおその立場を主張をし続けております。即ち事件は過去のものではないのです。件の吉薗明子氏は別途詐欺事件にも関係していました。その吉薗氏関係著作物の版元である貴社は、真実の報道と社会的信頼という公器としての責任・使命に鑑み、贋作の横行等違法、不法はもとより、公序良俗に反するものがあるとすれば、これに加担することは許されないと思います。落合氏の件の著作には以下のようなことが書かれてありますが、これはいかなる動機によるものか理解し難いものでありますが、いくつか列挙します。 即ち、佐伯作品は妻米子が加筆した、佐伯は草(スパイ)、佐伯はスパイ容疑で仲間からリンチを受けた。佐伯と彌智子の死には妻米子が関係している、米子は祐三の兄祐正の愛人であり娘彌智子は祐正の子である等々は、佐伯本人の人格はもとより、その生涯を賭けた作品、佐伯の親族等の名誉、尊厳を傷つけるものであります。勿論、言論、表現、出版等の自由は保証さるべきでありますが、これらは明らかにその次元では語れないものであり、それを放置すれば、その罪は将来に向かってなお生きることになります。
その破綻について、一例を挙げます。落合氏はネット上で「天才画家佐伯祐三の真相」というかなりの量の文章を公開していますが、その米子の加筆の根拠を佐伯のメニエール病においています。そこでは、佐伯の視覚はメニエール病により、「ハエの目、馬の目」然としており、その視覚異常を米子が自らの加筆により補ったというのです。しかしこれは全くの虚偽です。メニエール病は激しいめまい、耳鳴りを伴うものですが、悪化しても視覚異常に至りません。何故ならそれは内耳の病気だからです。悪化したら難聴になります。ひとたび発症すればハエの目だろうが馬の目だろうが、絵どころではない。立ってすらいられません。これは医学的事実であります。
この種のレトリックにより落合氏は、史実や実在した人物を巧妙に絡ませながら、いかにも最もらしく、証拠を伴わない持論を展開させているのですが、これらの多くは、贋作事件の一方の当事者である武生市が委嘱した特別学芸員小林頼子現目白大学教授によりことごとく否定されております。繰り返しますが、当該著作物は小説ではなく「真贋事件の真実」と銘打った「ドキュメンタリー」に類するものであり、著者はその出版にあたり、貴社の前解説委員長と当時の出版局長の「ご厚意」に感謝の言葉を述べております。
貴社は長い伝統と実績ある、信頼性と真実の報道という使命を帯びた社会的存在であると思います。私は一市井の徒でありますが、そういう所から諸々文化芸術の情報を受け、相応の価値観や言動が形成される立場であり、ましてや今回自著出版にも関係しその意味では「訴えの利益」ある当事者と認識しております。因みに、佐伯作品の真作四十数点が今「大阪市立近代美術館設立準備室」に寄贈されておりますが、事件との関連は確認できませんが、同準備室は三〇余年もの間「準備室」のままであります。このような文化芸術的土壌ある中、今般佐伯の人格と芸術を貶めるような虚偽が蔓延るのは芸術文化総体のためにも看過できることではなく、何某かのけじめをつけるべきと思いやむなく当文に至った次第です。そこで以下の諸点につき貴社の適切なる御処置をお願いするものであります。一、当該落合著作物に係る版元としての公の場での見解表明二、同責任実行としての発刊の取り消し、当該出版物の回収等適切な是正措置。以上。なお当方の爾後の措置は御回答の如何によることを最後に申し添えます。
 
 

佐伯祐三 哀愁の巴里

Ⅰさま 白矢様

Ⅰさん,お写真ありがとう.
ピントが合いすぎているのが玉に瑕,おかげで髪の薄いのがはっきり.
しかしその分,46階からの夜景がきれいです.
タクシー代もありがとう.

白矢さん,ごちそうさまでした.
シェリー酒,タクシーに忘れて残念至極.
私のいただいたのは,家に帰って早速開けました.
甘いので,水割りか炭酸割りで飲むとおいしいということが分かりました.
シェリー酒はスペインで誕生したということで,本場ものを味わったことになり
ました.
ご著書『佐伯祐三 哀愁の巴里』,昨日の午後から一気に,文字通り「巻を措く
能わず」,読み通しました.
随所に医学史の説明が挿入されていて,きっとそのことで類書にはないユニーク
な評論に仕立て上がっていることでしょう.
「第6章 贋作事件」は,仰天の事件で,推理小説を読むようなスリルを覚えま
した.
また,何年も佐伯祐三の事蹟を追いかけて,膨大な文献を渉猟し,留学先のフラ
ンスをも丹念に取材してできたということが分かりました.
投じたお金とエネルギーの量を想像するだけで,自ずと頭が下がります.
私のように芸術にセンスのない人間でさえおもしろかったのですから,佐伯祐三
に関心のある人ならさぞや興味を持つことでしょう.
立派な評論ができてよかったですね.

なお,今回は残念ながらご一緒できなかったMさんにも,折がありました
ら伊藤さんからよろしくお伝えください.


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「通信社が扱うニュースは、「速さ」「正確さ」が命です。」
たとえばトヨタ、パロマは自社製品に欠陥があれば回収して世間に公表している。
時事通信社は真実の報道が義務ではないか?
時事通信社は詐欺師の書いた本の版元になっているのである。
嘘八百を並べ立てる詐欺師の版元になっている。
この責任をとる必要があるのではないだろうか。
自ら、この事件を調べなおし、真実をつたえるべきではなかろうか。
少なくも「自由と画布」「佐伯の巴里日記」を手にし、佐伯祐三の本来の姿と照らし合わせて反省すべきであろう。またガッシュ画法なるものを実演していただきたい。これができないとなればすべて嘘ということがわかるはずである。医学的にも絵画的にも、歴史的にも全て大ウソつきのたわごとである。何らかの反論がほしいものである。
佐伯祐三 と「哀愁の巴里 佐伯祐三 衝撃の真実」の写真
これは佐伯祐三のモノクロ写真を油絵にしたもの。佐伯祐三が米子さんや友人と写真に写っているのから、油にした。佐伯祐三の心意気が描けたと思う。実はこの絵は完成していない。最後まで描いた絵がもう一枚あるのだが、顔は難しい。同じ顔にはならない。途中で筆を置いた。
贋作事件のおかしいところにも通じると思うが、絵画というものは途中であっても絵になると思う。
 
米子が股関節炎で手術されるときの麻酔はなんだったのか、佐伯祐三の本当の病気はなんだったのか、佐伯はなぜ気がおかしくなったのか。
佐伯の芸術とは?
佐伯がなぜ2回も急いでパリに行かねばならなかったのか、
これまで書かれた評伝とは一味違う本となっている。
 
日本で初公開エブラール病院の佐伯の病室の写真、佐伯の入院記録も掲載されている。医局や学会で会った人に佐伯祐三を知らない人が多くいることも知った。佐伯祐三を世の中にもっと知ってほしいと思った。
 
2 佐伯祐三贋作事件
なぜ間違いか、その2、3を紹介しよう。私は単刀直入だ。異論があれば反論していただきたい。これをクリアーしてから、嘘に嘘を重ねた贋作事件について述べていただきたい。今だ、まったく反論がない。落合氏や斉藤氏はなぜ反論しないのか?
裁判で否定されたら裁判で戦うのが常識である。ところがそれができない。当たり前である、恥をさらすだけであるからである。だからねちねちと裁判官の悪口を言うのである。まったく男としては最低である。
 
絵というものは、それなりの人が描けば、途中でも絵になっているものである。佐伯の絵は一気呵成に描かれたものである。持ち帰りアパルとマンで確かに筆は入れたであろう。それは画家には理解できることである。時間を少しおいて筆を入れればいい絵になることは確かである。米子と知り合う前の佐伯の絵について賢明なる諸氏はいかが思われるだろう。米子が筆を入れなければならない下手な絵であると思われるだろうか。贋作はその点どう考えても絵をしらない人間の絵であったと考える。山甚の買った絵は偽物、巴里日記の編集者が断言している。話にならない、どうしようもない絵であった。(編集者は本物かどうか見てほしいと言われ、その絵を見に行ったが一つとしてまともなものはなかった、著者は直接その話を聞いている。)
1、米子の加筆は佐伯祐三がメニエル病であったため、遠近感のない、ハエの眼、馬の眼となり、まともな絵にならなかった。そのため、米子が佐伯の絵にガッシュで加筆し売れる絵にしようとした
 
これはまったく医学的には根拠がない。まずこの医学的根拠を示すのが筋であろう。いかに周蔵の生きていた昔とは言え、こんないい加減なことは放置すべきではない。メニエル氏病について、どうして遠近感などという言葉が突拍子もなくでてくるのか?医学界では非常識で済まされない問題である。これだけで全て否定されてもしょうがない嘘である。こんな馬鹿な話をいったい誰が信じようか。大ばか者の言である。
2、佐伯は学生時代から吉園周蔵に精神的、金銭的援助を受けていた。親、兄弟から疎まれていた。
 
佐伯は愛情につつまれ、その愛を失うのが怖い、そして愛のある生を求めたのである。仕事つまり絵を描くことははその生を営み、生活を保つ大きな柱であった。
また佐伯の生家は大きなお寺であり、たいへんお金にはめぐまれた環境にあった。兄より遺産分けとして東京に出てくるときは大金を持っていた。フランスに行くときも十分なお金は持っていた。フランスにいる佐伯に兄は送金していた。
兄にお金を送ってほしいという祐三の手紙も残っている。周蔵の麻薬売買による金など一切受け取っていない。金で動いたのはむしろ落合氏ではなかろうか。
周蔵が国家のスパイであったという証拠は吉薗資料以外にはなにもない、佐伯評伝には一切周蔵はでてこない。。
周蔵の親戚が周蔵はただの、その辺にいるおじさんであったとのべている。贋作かもしれない絵を何億という金で売り渡したことが多々あり、なおかつ、詐欺罪で有罪となった明子氏の言う事とその親戚筋が話すこと、どちらが正しいと感じるだろうか。明子氏自身、自ら、あははは、とこの事件を笑っているのだ。(白矢眼科医院HP)
 
小林頼子は多くの資料を調べ、また関係者の話を十分調査している。ところが肝心の吉薗明子氏は十分な資料があるといいながら、実物を出さない。吉薗側が事実を明らかにしたいのであれば、資料提供をすべきであった。武生資料はむしろ吉薗明子氏の言うことを立証しようとしたのであるが、まったく彼らの出していた資料は矛盾に満ちたものであった。落合氏自身が「自由と画布」「巴里日記」「救命日誌」をあてにできないと、述べている文章があるくらいである。ではいったい何を根拠にすればいいのか。
裁判官はその威信をかけて結審している。これを否定したいのであれば控訴すべきであった。これをしないで、裁判官の悪口を言うのは筋違い、とても最高府をでた人間のすることとは思えない。
言い訳はなんにもならない。正しいと思わるならば裁判の場でもう一度戦うべきである。
世の中には大きな常識というものがある。
この常識は小説や絵画、映画の世界では覆したほうが面白い。
しかし、現実の社会での常識破りについては限度というものがある。いったい、ご自分が何をしているのかわかっていらっしゃるのか。
 
賢明なる諸氏ならご理解いただけると思うが、国家の草が画家になってなにをするのか。落合氏によれば草が絵描きになったという話だが、佐伯が草として何を国家のために行ったのだろうか。馬鹿らしい話を信じる人が増えるのを喜ばれているのだろうか。
落合氏によれば、周蔵ほど魅力的な人間はいない、すばらしい人間であるということだ。
自分を隠して表にでなかった、そうではない。もともと裏の世界などにいたのではない。すべて作り話である。落合氏自身もその存在を明らかにできない。
 
佐伯の精神異常はモランからパリに帰ってきてからである。
雨の日にカンヴァスをもって出かけたため、風邪をひき身体を壊して寝込むようになってからだ。
巴里日記、自由と画布では若い時から精神異常予備軍と医師?の周蔵がカルテらしきものに記している。
話の出発点からして間違っているのだ。
 
3、吉園明子による「自由と画布」 匠編著「佐伯祐三の巴記」は重複部分がいくつもある。たとえば新宿中村屋の相馬さんの件である。巴里日記ではこの辺りは明子氏のワープロコピーがもとになっている。巴里日記の編集者が日誌以外の最初の数十ページは現物認証ができていないと言っている。
落合氏は場当たり的に言葉を変え、言い訳的なことを書き、ごまかそうとするが、それは無理というものである。
氏は二元論なるHPを新たに張り出されたが。ここでは前言を翻している。自由と画布は伝聞、巴里日記は匠が書かせたものだから、まともに取り上げるのがおかしいと書かれていた。
ところが二元論においては裁判で敗訴したのは巴里日記を裁判官、およびご自身が重視しなかったからだとまったく逆になっている。自由と画布と同じ、一貫性がない!「自由と画布」では佐伯に与えたという周蔵の金の出所はころころ変わる。最初は周蔵の父親の財産、次はさる大金持ちから、明子氏は「金の出所を聞かれて、これは大変なことをしてしまった。やめようかと思ったが、」と書いている。この馬鹿話を落合氏はついに周蔵を医師から麻薬栽培のスパイに変えてしまった。スパイなら何でもOKと考えられたようだ。
自由と画布 巴里日記 落合氏の本、HP 
これと武生資料、新聞記事、中島裁判の記録をともに読んでいただければ幸いである。詐欺師は平気で嘘をつき、嘘とわかりそうになると、また新しい嘘をつく。
4、米子と知り合う前の佐伯の絵は佐伯のみの手によるものである。その絵はまだ彼自身の個性は探し切れていないが、絵を描くことを知っているものが描いた絵である。
諸氏に巴里日記に載せられている佐伯のデッサンといわれるものを見ていただきたい。確かに絵画は主観的であり、へたは下手なりの味がある。
ゴッホでさえ、認められるのには時間がかかった。しかし巴里日記にでてくる絵は、一見それらしく見えるが、よく見ればただそれだけである。
佐伯の絵をまねているだけで心がない、なさけない絵である。
 
さて吉薗側は米子が加筆したというが、いったいどこに加筆したというのだろうか。
佐伯の模写をして感じるのは、彼の絵にはリズムがある、ひびいてくるものがある。佐伯の呼びかけが聞こえてくる。細やかな神経、隅ずみまで気を配った跡がある、
しかし大胆、線と色彩で完璧にまとめている。
彼らの言う加筆とは細い線のことをいうのだろうが、ちょいちょいと加筆してできる絵ではない。
細い線をどうやって描いたかはモランに一緒に行った山口長男等が記している。
展覧会でよく見ていただきたいが、佐伯の絵には筆を引きずった跡が認められる。米子が加筆したというなどとんでもない話である。
 
5、落合氏の書く文章の多くが明子の持ってきたコピーがもとになっていることである。武生市でも問題になったが、資料としてはまったくお粗末なものである。
武生市の調査室が求めても明子氏は現物を出さない。いくらでも佐伯の絵を持っているといいながら。
氏の本 p273にも「ワープロコピーを取り寄せ」」と明確に書いてある。落合氏の本は全て読み返せば嘘がわかるようになっている。これは意識的にされたのか。周蔵のパリ渡航など後ろから考えて読めばおもしろい。
それにしてもこのワープロは誰が打ったものだろう。諸氏も調べられたし。インターネットで調べられるかも。
 
6、中島裁判の判決で贋作とされ吉薗側は敗訴。この裁判結果はとても大きいものだ。多くの事実、証言を積み重ね、裁判官の責任をかけての結審である。知人である弁護士によれば、裁判官の威信をかけてのものであるということだ。
もし、氏が不服と感じるならば、インターネットの世界で裁判官等を批難すべきでなく控訴すべきである。裁判官はプライドを賭けて結審したと思う。
プロはそれなりのプライドがあるものだ。
7)チタンホワイト、これは決定的なものである。これについても恥ずかしいほどのこじつけを落合氏は述べている。世を惑わすというよりもご自身を守るための方便であろう。
8)ガッシュで佐伯の細い文字を黒色であのように描けるであろうか。絵を知らない落合氏はガッシュ、ガッシュとおっしゃるが、乾いた絵、濡れた絵のどちらにガッシュが使われたと思われているのか。実践していただきたい。特に黒色は油に乗らない。昔著者は何度か試してみた。これを友人の画家も試みたが無理であった。水と油は合わない。これが可能であれば、とっくに西洋でこの方法は盛んに用いられたであろう。そんなことは絵画史上皆無である。
 
7) 落合氏は画商と評論家の対立という話を前面にだしている。名のある評論家たちが真作などと素性もわからぬ明子氏を持ち上げた理由は?明子氏の売りさばいた金では?
評論家たちは最初のうちは吉薗明子の言うことを正しいとした。ところが調査が始まると口を濁し、とうとう贋作と認めるようになった。画商は単に自分たちの意見を述べただけである。落合氏は「美術館にある絵が贋作であるなら画商は買い戻さなくてはならないから」など、もっともらしいことを書き、真実を隠す。いろいろ屁理屈をならべて煙にまく。
賢明なる諸氏は冷静に、しっかり見ていただきたい。
佐伯祐三はその人生を賭けて絵を描いたのである。自分の絵の追及のために命をも惜しまなかったのである。
単なる小説であれば問題ないが、史実のように書かれている。これを放置すればあまりにも佐伯祐三一家がかわいそうである。日本の誇る偉大な画家の名を辱めてはならない。
詐欺師と組んだ落合氏は万死に値する。また落合氏の本の版元である時事出版社は襟を正すべきであろう。真実の報道を旨とするならば、自ら調査し誤りを正すべきである。

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