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佐伯祐三 衝撃の真実 絵画 巴里 パリ 哀愁の巴里

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白矢
絵を描き続けることは自分探しの旅に出ることと思っています。その絵には私しかかけない何かがあると考えるのがいいのかもしれない。個性を大切にして技術をのばす必要がある。今絵を描こうとしていますが黒色でなやんでいます。巨匠の光と影。影の色、黒い服の色の出し方誰か教えてくれませんか。色の効果的な使い方を教えて下さる方お教え願います。

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田中
こんにちわ。色使いで白と黒が一番難しいかもしれませんね。どちらも濁りやすく、質感を思うようにだすのがたいへんです。わたしの場合はとにかくいろんな色を試してみます。モチーフやタッチよって変える必要があるからです。とにかく描くことです。そしてよく観ること。案外観ていないことがおおいですね。明るい中の黒。暗い中の黒、魅力ある黒を自分で模索し表現して下さい。その後のメッセージが気になって今日また開いてみますと、私への返事がのっていました。失礼いたしました。あなたの疑問は、じつは私にとってもとても興味深いものだからです。極端ないいかたをすれば白と黒を征すれば色彩の表現はある程度自分のものに出来るのではないかと。ちなみに私はサップグリーンを主に、明るさを求める時はブラウン系を、けれども気分次第で赤,青等も用います。けれどもいまだかって満足のいく黒にであったことはありません。それから好きか嫌いかー。まったく私と同じ考えです。描くときも観るときも私の基準はいつもそこにおきます。上手とかいい絵とかより好き嫌いが上回ります。私は素直で暖かく、それでいて力強い絵がすきです。


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ラ・トゥール作 「大工の聖ヨセフ」 1640年

阿修羅
黒というのは実に魅力のある「色彩」で、諸刃の剣のようなところがあります。成功すれば実に深みのある、詩情豊かな、落ち着いた、クラッシクな画面を醸成しますし、使い方を誤れば面白みのない、活気の無い、汚れた画面になってしまいます。その黒を真正面から受けとめてておられることに敬意を表します。私の場合は成功の要件としてフォルムとトーンの的確な把握があります。それが成功すると黒は「色彩」として画面に落ち着いてくれます。便宜上絵画を「色彩・造形」派と「フォルム・表現」派に分けると、古典主義は後者に属し、私もぞの傾向を目指しています。今の主流は前者で、どちらかと言うと黒は忌まわしい色でそれから排斥される傾向にあります。現にその傾向のもので黒を使った成功例はあまりお目にかかりません。この国では伝統的に、「美しい色彩」、「明るく楽しい画面」、「個性」、「マチエールや素材の工夫」等を絵画上の価値として尊重し、現に画壇でも市場でも市民的価値観でも、そういうものが「いい成績」をあげてるようですが、私はひねくれ者で、その総てについて当然には受けとめていません。長くなりますのでこの辺でやめますが。いずれにしろ、先ず技法以前に、自分が信じるある方向に徹する事が大事だと思います。最後に技術的なことを言えば、私の場合、モチーフに応じ、黒になんらかの色味を加えたものにパレット上で事前にグラデーションを作っておきます。  そうすると、地塗りとあいまって色彩計画上いろいろなものが見えてくるし、単純に白だけでトーンをつけた場合の青っぽいグレーの軽さは避けられます。それから、ランプは色味が強すぎいくら混ぜても真っ黒のままですので是非避けてください。因みに美しい「黒の絵」としてラ・トゥールの「大工のヨセフ」などはいかがでしょう。

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ユトリロ作 「フェール・アン・タルドノワ教会」 1940年

白矢
話は少し変わりますが私のもう一つの疑問はバラドンとユトリロの関係です。母の男遍歴はさておき、どうしてユトリロは白を使い、壁や階段のある風景を描き続けたのでしょう。自分を捨ててしまった母と歩いた子供の頃の情景が心を占めていたのでしょうか。アル中の彼は、いつも寂しかったのでしょう。人間というものは、いつも寂しい存在で、満足できないようにできています。そういう状態のとき、白が心を支配してくる。頭の中が真っ白だなどいうのは、そこからでありましょうか。すると黒は?黒は全てを受け入れる色かもしれない。そういう気持ちでバスキアをみますとバスキアの黒と白は素晴らしい。彼は麻薬中毒。ルノアールやマネは?この3人は黒を主体としたこと、革新性、新しさでは一致します。黒は革命の色か?この論理の飛躍は正しくないかもしれませんが、白と黒はなかなか奥が深いと思います。4月の医師会の作品は黒主体です。

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