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佐伯祐三 衝撃の真実 絵画 巴里 パリ 哀愁の巴里

吉薗明子

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 フランスが好きな理由は、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」が示すように、人が自由に生きる革命を見ることが出来るからだと思います。

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人は自分らしく生きるために存在する、そのための戦いが見られる国であると思います。 絵画にしても私なりに思うのですが、画家が人間として絵を描き始めたのはこの国この時代ではなかったかと思います。
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民衆を率いる自由の女神
 フランス革命でミラボー、ラファイエット、ダントン、マラー、ロベスピエールに続きナポレオン、パリコミューンなど共和制にいたるまでの道のりは人類の目覚めを見るようです。
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パンテオン
今回パンテオンを訪れました。「フランスに尽くした人」に対してある建物です。 自然に帰れのジャン・ジャック・ルソー、ボルテール、ヴィクトル・ユーゴー、ゾラ。そしてマラー。彼はスコットランドのセント・アンドルース医科大学卒業生であり、湿疹のかゆみを和らげるためお風呂に入っていたところを殺される。殺したのはシャルロッテ。 彼女はジロンド派のシンパ。http://www7.ocn.ne.jp/~shiraya/img/marat02.jpg
Death of Marat
 今日(2004/09)の朝日新聞に、『華氏911」ムーア監督インタビュー』−−−最愛ブッシュに首相は似てきた−−−という記事に「何が若い医学生を革命家ゲバラに変身させたのか。 23歳の時の南米縦断バイク旅行で、貧しく虐げられた人々を助けた経験が、彼の方向を決めた『種』だった。それを描きたかった」。東大紛争の話を書いたことがありますが、医学部に端を発し全国に広がって行きました。 団塊の世代の思想はまさにこのとき発生したと思います。 悲しいかな、日本には「お上」に勝った歴史がありません。 しかし、結局少子化や価値の多様化により、「お上」の決めた教育制度、社会の仕組みが革命によらず変わっていくようです。
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ペール・ラシェーズ墓地を訪れました。 佐伯祐三のお墓があると信じていたからです。 地図(有名人の墓の地図)を買いにゲートに行きましたら、剣道を習っているという大男(日本語も少ししゃべれます)に 佐伯のことを聞きましたら、「無い」といわれました。 おりしも大雨、しばらく話し合いました。 墓地の一角に行くようアドバイスを受け、事務所を訪れました。 そこではコンピュータに全ての人のお墓がインプットされています。 やはり「無い」ということでした。 後で調べましたら、米子さん(佐伯祐三の妻)は 娘 彌智子と佐伯を仮埋葬をしたとありました。 つまり、その後彼らは日本に帰っていたようです。
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息女と共にパリの街で製作中の佐伯
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ペール・ラシェーズ墓地
このペール・ラシェーズ墓地で埋葬されている以下の方々の墓を見てきました。 マリー・ローランサンの墓は、彼女の絵に比べ質素でして、次いでアポリネールの場合、この人のお墓は詩的 !!、コローのお墓は彼の絵のように立派なもので、周りを石垣で囲まれ木々が彼を取り巻いていました。
ローランサンの墓アポリネールの墓コローの墓
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パスツール

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 H.G.ウエルズの「宇宙大戦争」という小説、映画がありました。 子供の頃、最後のシーンで円盤が落ちてきて、中から一つ目の宇宙人が死んでいったように記憶しています。 人類は火星人の円盤から発せられる光線に壊滅状態になります。 しかし、最後に彼らは地球の細菌におかされ地球は助かります。 H.G.ウエルズは1866年に生まれ、1945年第2次世界大戦が終わった翌年1946年になくなっています。 細菌、免疫の研究を彼は肌で感じていたのでしょう。 最近の映画ではインデペンデンスデイ、宇宙船にコンピューターウイルスを送り込みます。 マーズアッタク、この映画では昔の歌が宇宙人をやっつけます。
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宇宙大戦争
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 では、細菌はどのように発見されたのでしょう。 顕微鏡はオランダの眼鏡職人によりメガネのレンズが偶然2枚重なった時、発明されました。 これをレーウェンフック(1632〜1723)が実用化しました。 彼の発見にはバクテリア、原生動物、精子などがあります。 宇宙の大きさに対して小さな世界があることに人類は気がついたのです。 
 その頃、病気は「悪い空気」「病気の種」によるものとされています。 パスツールは、1857年に微生物の働きによって発酵が行われるという理論を打ち立てます。 ぶどう酒、ビールの被害が微生物によって起こること、1867年に脳卒中で倒れてからも蚕の伝染病はある種の微生物に原因があることをつきとめました。 つまり、彼は病気を移す神秘的な「物」は「生物」であると医師たちに教えたのです。http://www7.ocn.ne.jp/~shiraya/img/pastu2.jpg  Pasteur
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ジュプチィユと狂犬の像
白鳥の首「フラスコ実験」( * 次段落参照 ) により自然発生説(腐敗物質から小動物が発生する)を否定します。 このことからパスツリゼーション(低温殺菌法)も開発します。 また彼は炭素病ワクチン、狂犬病ワクチンをつくります(免疫実験の成功)。 それを記念してパスツール研究所には「ジュプチィユと狂犬の像」があります。 細菌学及び免疫学の初期理論はパスツールによってつくられたといっていいでしょう。
白鳥の首「フラスコ実験」

小動物の自然発生の否定のため行った実験。 容器に肉汁を入れ沸騰させた後冷ましたものには小動物(微生物)は発生しません。 フラスコの首を短く折るか、入り口を浸すように再度肉汁を入れると発生する。 小動物は空気等を伝わり生ずることを証明した。
 パスツール研究所には当時のものが今なお腐敗せずにあるという。
 
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ムンク レンブラント

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ムンク(1863−1944)は左眼、弱視。1930年眼底出血をおこしている。その治癒過程で飛蚊症を経験しそれが絵に表されています。 他にエル・グレコ、ゴッホ、ルノアールも眼になんらかの障害を感じさせます。 テレビでジギタリスが精神病の薬として使われ、これをのむと黄色に見えるため、ゴッホの絵は黄色が多いとの話です。 1863年ムンクはノルエーにうまれた。5年後に母を結核で失い9年後14歳で姉も結核で失った。母の死後叔母が子供たちの面倒をみた。ムンクは結核にかかり死の床についた姉、悲しみにくれる叔母(絵の中では母)を繰り返しかいている。結核は当時不治の病、徐々に死に向かうが、肌は青白くむしろ美しいぐらいであった。其の後ストレプトマイシンの発見により死亡率は減少したのである。 横田敏勝先生 ( 滋賀医大名誉教授 ) の話で印象深かった部分。 ムンクの(思春期)ベッドの端に座った裸の少女、 眼を大きく開き、膝を閉じ、両腕で身を庇っている。 少女は夜中に初潮を迎え、戦慄を覚えて起き上がった。 そういえば今まで気がつかなかったがシーツに血が付いているようにみえる。 彼女を突然捕らえた不安、それは初潮そのものでなく、これから歩み始める人生に対する不安である。 壁の影がそれを暗示している。 ムンクのこの絵には、思春期の心身の不調和、情動不安定、などが読み取れる。 今まで何気なく、見ていたムンクのいろいろなものがみえてきました。
思 春 期

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http://www7.ocn.ne.jp/~shiraya/img/izakaya.jpg 群馬大学の元教授の清水弘一先生は、私の尊敬する先生の一人です。 そのお話から。  レンブラントが茶色のくすんだ色でかいたのは彼が褐色白内障であったため茶系統の色が一番明るく見えたとのこと。 アーチストの作品と病気を関連づけて解析することをpathographyといいます。

モナリザ ルーベンス

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モナリザの絵の女性は24歳のフィレンツエ女性、ジョコンド夫人と言われています。 彼女の妊娠説は古来多くの医師が指摘しているところです。 産婦人科では「女を見れば妊娠と思え」と教えられます。 確かに顔の丸み、のどのふくらみ、胸の大きさ、両手のふくらみなどに妊娠の兆候が見て取れます。 手の位置は妊婦が座るとき楽なようになる姿勢です。 モナリザの絵が良いか悪いか、好きか嫌いか、なぜ良いのかを論じた説の中で、私が好きなものは「見慣れるからだ」という説です。 音楽も何度も聴いていると、そこそこいい音楽であれば、「これは聴いた事がある、いい曲だ」となってきます。 絵も何度も見ていると、これは「見たことがある、いい絵だ」となります。 展覧会で多く人の絵を見るより、個展なんかで一人の作品を見るほうが、いい絵と感じるのも、ひとりの個性をその場で見慣れるためかもしれません

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「フランダースの犬」の「ネロ」と「パトラッシュ」の話は英国の女流作家ウィーダが書いたもので、大正時代に日本に紹介されました。 フランダース地方では、「フランダースの犬」を知る人はなかったそうです。 本の中に書いてある「牛乳市場通り」という地名がアントワープ大聖堂の裏にあることを見つけ、いろいろ推理の上、ネロの住んでいた村は、ホボケンという村をモデルにしたのであろうと突き止められたということです。 ネロの見たかった絵はルーベンスの「キリスト降架」で大聖堂にあります。
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 ルーベンスは慢性関節リュウマチであったそうです。「愛の園」にルーベンスが女性の腰に手を回している絵がありますが、その手に「スワンネック変形」、「ボタン穴変形」がみられます。 ルーベンスの素描にも、いくつか見られるということなので調べましたが、デフォルメかという眼でみれば、わからないかもと思いました。 これらの絵は歴史上初の慢性関節リュウマチを示唆したものとされています。 ルーベンスは関節の痛みとこわばりに耐えながら多くの絵を描いたと思われます。
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「愛の園」 プラド美術館


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