ひみつの物語結社

日常は物語、物語もまた日常。児童文学を考えるヒントを日常から。

全体表示

[ リスト ]

くつの中に石っころ

今日、バイト先の喫茶店の奥さんから 「桐の下駄」の話を聞いた。

なんでも、桐でできた下駄は、高級で、軽くて柔らかい、とのこと。

砂利道なんぞを歩けば、下駄底に砂利が埋まってしまうほどらしい。

それから、奥さんの子供の頃の話になり(ちょいとそこまで行くのに、下駄をはいていた時代の事)、

「歩く時、下駄の上に砂やら石やらがのるのが嫌でね、よく泣いたもんだわよ。」と言う。


その時、アッと思い出した。

子供の頃、よく靴の中に、石っころが入ってきたじゃない。

「チェ」なんて思いながら、ケンケンして、靴に入った石っころを振り落としたりして。


今は、砂利道や校庭で走り回ることもなくなったから、

そんな事も忘れてしまっていたんだな。

ズボンは靴の底すれすれで切ってあるし、

かかとから小石が紛れ込む確率も、少なくなったんだろう。



― ああ 小石くん
  
  時々は ぼくのくつの中に 入ってきておくれね

  それが 幸運のあかしとでも いうように ―



こういうささいなことを忘れているようでは、

いい童話は書けないな、とつくづくと思う。

閉じる コメント(2)

たしかに、靴の中に石が・・・っていうのはなくなりましたね。あんまり嬉しいものじゃなくても、今となっては懐かしい感覚。そういうものをふと思い出したときに記録しておけると、いつか素敵なお話が浮かびますよ!

2007/4/17(火) 午後 0:02 [ sophia ]

そうですね、記録することって大切ですよね。今、5月末の創作童話コンテストに向けて、童話をつくってみています。結局何も応募したことがないので、今年こそはトライしてみようと思います。

2007/4/19(木) 午後 2:54 whi**stsn*w



プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事