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ラッシュライフ 伊坂 幸太郎 「泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。」 人から「お薦め」って何冊か渡された内の一冊だったので、全く粗筋も分からないまま読み始めた本なんですけど、結構有名だった本みたいですね。 この、伊坂サンという作家さんも知られた方みたいで。 この本の後に「アヒルと鴨のコインロッカー」も書いた方なんですね。 これは映画の方で観たんですけど、確か仙台の話しでしたよね。 仙台在住の友人から薦められて観た映画です。 人から薦められる率が高い、と言うことですね(笑)。 さて、内容の方はと言うと。 デビュー直後の作品と言うことで、多少荒削りなストーリー展開という点は少し否めない気もしますが、ともすれば煩雑になりそうな話を、巧い具合に抑えて読み易く仕上げていると思います。 いくつかのストーリーが交錯しながら進んでいく、という展開は、まあ、ありがちっちゃありがちなんですけど、それぞれが交わるポイントを巧く描いているんでしょうね。 なので、あまりややこしくなりすぎない。 ココを変に凝っちゃうと、一回ついていけなくなると、もう読む気無くしてしまいますもんね。 後は、描かれている舞台が仙台というのも身近に感じられて良い感じでした。 何となく、仙台という場所がピッタリなサイズに描かれているんですよね。 そこら辺が、この非現実的な話に多少のリアルさ加減を与えているのかな、って。個人的には。 話しの中に何度か「岩手山」が出てくるのも結構身近で。 以前は嫌と言うほど観ていたのに、今は、時々訪れるときに隠れてると「残念だな。。。」って思っちゃうんですよね。 年代も近い作家さんで、描いている環境も比較的身近に感じられたので、スッと入ってくる内容でした。
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