今日の何某

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おくりびと

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おくりびと

監督 滝田洋二郎
音楽 久石譲 脚本 小山薫堂

本木雅弘 広末涼子 山崎努 余貴美子 吉行和子 笹野高史 杉本哲太 峰岸徹

「楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。(シネマトゥデイ) 」

DVDだなー、と諦めていたら、オスカー受賞でまた上映館が拡大されて、うちの近所でも再映していたので観ることが出来ました。
まずはオスカー受賞、本当におめでとうございます。
オスカーが最高峰!などとは言いませんが、それでも歴史的な快挙だと思います。
「千と千尋」のときは宮崎サンが乗り気ではなかったので、思った程騒がれなかった印象があるのですが、今回はキャスト、スタッフさんが現地入りしていたので、結構大きく騒がれてますよね。
とにかく、スゴイ事だと思います。

そして肝心の内容ですが、いいところに目をつけた作品だな、と言う感じです。

「納棺師」

確かに今まで誰も気付かなかった題材だと思います。
ここに目をつけたところで「勝ち」と言う気がします。

海外の人たちも興味深く観ますよね、多分。

宗教レスな日本で、実際に人が亡くなったときにどんな感じで儀式が行われているのか。
海外の人が興味を持つだろうなぁ、と思う反面、それぞれの国でそれぞれの方法があるんだろうな、って逆の関心も沸きました。

で、実際にこの日本に住んでいる人たちも、実際にこう言う場面に立ち会ったことがある人と無い人で、全然観方も変わるんだろうな、と。
当たり前ですけど、お葬式って、それはそれは独特の雰囲気。
自分もほんの数年前までは全く経験が無い、ある意味幸せな部類の人だったので、その時にコレを観たらまた違った印象なんでしょうね。
ある程度実体験をつんだ上でこの映画を観ると、そのリアルさにシンクロする自分が居て、やっぱ泣けます。意外と軽い映画ではあるのですが、個人的にはヘビーにズシりと来るところがあります。

こう言うと怒られそうですが、監督サンの出来と言うよりは、脚本と役者サンの巧さが光る映画だと思います。
※「陰陽師」とか、旧くは「病院へ行こう」とかあまり面白いと思わないし。。。

脚本がとにかく良い。
途中、もしかしたら山崎努が実は父親とかだったらちょっとがっかりだなーなんて思いながら観てたんですけど。そんな浅はかな勘繰りなんて意味無いくらい、淡々としたようにみえるけど実はとっても良くできた脚本だと思いました。

そして役者サンは言うまでも無く。
山崎努筆頭に、他、出てくる人みーんな良いですよね。「巧い」の一言。
この巧さを実感できる日本人で幸せだと思うし、その巧さが世界で評価されたのは嬉しい限りですね。

あ、ちなみに余さんって「あまり」さんじゃないんですね。
失礼ながら、今回の映画で初めてしりました(笑)。

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