|
ゾディアック 2006年アメリカ 出演: ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス、イライアス・コティーズ、クロエ・セヴィニー、ドナル・ローグ、ジョン・キャロル・リンチ、ダーモット・マローニー 「1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。 (シネマトゥデイ) 」 まず思うこと。 「長い!」 いや、こんな長い映画だと思いませんでした。 ちょっと事前準備が足りなかった。 事件の結論は多少知っていたので、オチが中途半端になるのは特に気にしないつもりで 臨んだんですけど、これだけ長いとは。。。 60年代にこんな事件が起きてしまっているなんて、さすが犯罪先進国。妙な感心をしてしまいます。 あんな連続殺人犯居たら、マジ、怖い。夜道なんて歩けないもん。 創りは、最初は全く像が見えない「ゾディアック」の怖さを全面に出してくるんですけど、終盤 になるにつれて、ゾディアックを追う人々のイッちゃってる具合の方に話がフォーカスされてきます。 この創り、「ブラックダリア」に少し通ずるところがあるのかも知れません。 でも、前半の、殺人鬼の怖さのドキドキ中心の展開と、後半の、犯人を追う人たちのドラマ中心の 展開とのギャップが、個人的には少し違和感を覚えました。 前半の、殺人鬼の怖さ全面に出したエピソード、適度にドキドキさせてくれます。 冒頭の殺人のシーンとか、湖畔でメッタ刺しのシーン(痛い!)とか、終盤でも、ゾディアック もどきの怪しい男の家のシーン。コレはドキドキ! 「それはオレが書いていたんだよ。。。」 怖ぇ〜〜。 後半の、見えない殺人鬼を追う人たちのドラマ視点から観ても、ジェイク・ギレンホール他、役者サン が上手いのでまずまずだと思います。 でも、やっぱ「長い!」ので、多少間延び感は否めません。 多分、忠実にこの事件の経緯を描いているんだと思います。 デヴィッド・フィンチャー監督自身、このゾディアック事件の最中にLAだがSFだかに居たらしい ので、当時の背景なんかは良くご存知なんでしょう。 でも、あまり詳しく知らない人から観ると、こんなに長くひっぱる必要性、あまり感じないかも。 もっと、実際の現世でもオチになっている「リー」にスポットを当てても良かったんじゃない かな〜。と。 このリー役の役者サン、結構上手かったと思いますよ。 工場で初めて警察の事情聴取を受けるシーン、なかなかのモノだったと思います。 この人中心に、明らかにリーが「ゾディアック」なのに、結局なぜ不起訴のまま終わったのか (厳密には、本人死亡後の今も捜査中の扱いのようですが)にフォーカスしても良かったと思い ます。 ところで、実は久々のデヴィッド・フィンチャー。 「エイリアン3」「セブン」は観ました。 「ゲーム」は多分観ました。 「ファイトクラブ」と「パニックルーム」は観ていないんです。 きちんと内容覚えている「エイリアン3」と「セブン」も、実はあまり好みな方ではないのです。 エイリアンで言うと、実は「3」よりも、世間的には話題にならなかったジャン・ピエール・ジュネの 「4」の方が好きでしたし。「3」が一番ダメだった。 「セブン」も話題にはなったけど、オチがあっと言う間に分かってしまったし。 あまり相性の良い監督サンではないのかも知れません。 思うところはやはり、「も少しコンパクトにまとめてもいーんじゃなかったかなー」というところでしょうか。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー




