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South America

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クスコの石組み

 リマより飛行機でアンデスを超えると標高3360m、クスコの町が現れる。

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  「スペインの町の一角にいるような気持ちになる。」
 旅の連れが呟いた。

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 1533年スペイン人到来と共に、好むと好まざるに関係なく町は西洋化へと激変していく。

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 それでも、路地に入ればやがて気付く。
 インカの人々が残した石組みは、今も形違えず残っているということに。

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 車輪も文字も持たなかったとされるインカ文明、しかし石組みは精巧緻密にして美しい。

 啓蒙の名の下、金や財宝、国のあり方さえ略奪されても、
 或いは厳しいアンデスの気候、幾多天災経てなお其処にある石組を見ていると、
 風化するのは古いものとは限らないことを教えてくれる。

 西洋一辺倒の引き出しだけでは未来が創りだせないことを教えてくれる。

 2007.3.15 City of Cuzco

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 世界三大瀑布にして世界最大
 最大落差80m、ブラジル・アルゼンチン二国に跨り広大な面積を大小270以上の滝が覆う。

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 幅は2.5kmでナイアガラの約3倍

  「可哀想な私のナイアガラよ」
 米ルーズベルト大統領夫人が当地を訪れた際に発したとされる。

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 悪魔の喉笛にはアルゼンチン側よりアプローチした。

 水量豊富なベストシーズンとなる雨季を選んで訪れたが、
 先住民の言葉でY Guazú(壮大な水)とされたIguazu(イグアス)にあっても、
 水嵩は年々減っているという。

2007.3.14 Garganta del Diablo
ブラジルのシンクタンク作成の「暴力地図」
15〜24歳の若者の暴力(含む殺害)は中南米に集中。
社会にはびこるギャング、薬物が原因。

37人

中南米の若者10万人のうち殺害される人の数
北米の3倍
アジアの17倍
ヨーロッパの30倍

92人

エルサルバドルの若者10万人のうち殺害される人の数
調査した国で1位、2位はコロンビア73人

7カ国

若者の殺害率が最も高い10カ国のうち中南米の国の数

<トップ5>
エルサルバドル(92)
コロンビア(73)
ベネズエラ(64)
グアテマラ(55)
ブラジル(52)
リマより、パンアメリカンハイウェイを南下、ナスカに至るまでに車で6時間
周囲には荒涼たる砂漠が延々と広がる。

古代ミイラの歴史を生んだ乾いた大地がここにある。
長大な海岸砂漠地帯は、何処までも続くように思える。

その昔、死者は、この地で、自然の中に乾き、ミイラとなった。
だから乾いている。道も町も乾いている。
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インカ文明のこと、アンデスの歴史のこと、何もわからないまま、誘われるまま、この地を出向いたに等しい。
帰国して、上野国立近代美術館でインカマヤアステカ展覧会で篠田氏に会って、歴史に疎い私も少しばかり知ることになる。
日本とは全く異なる自然環境にあって、日本と何処か似ている、死者に対する想いがあったことを。

以下、展覧会に寄せて書かれた著書、アンデスミイラ(恩田陸氏著)より抜粋
ミイラ文化的思考
"カルリータ"とか、"ニーニョ"とか、ミイラに愛称がある。
ともに暮らす身近な「死者」、日本人の死生観に通じるインカ独自のミイラ文化とも言える。

ミイラと仏壇
家族のミイラがガラスケースの中に保存され、食器、生活用品、食べ物が供えられ、
当時飼われていたと思われる犬のミイラもあったり、また服を着用していたりする。

乾燥した山岳地帯、周囲が大自然だったら違和感もない。

ところでこれは、日本における「仏壇」に似ている。
花、ご飯、線香、頂き物や季節の物を供える。
家族の行事の時には先祖に、その報告をする。

生活の中に死者がいて、矛盾した言い方ではあるが、一緒に生きている。
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そこへ行くと1対1の契約関係にあり、絶対的な存在である「神」とは、
成るほど確かに、他の対象は認めず、他のものを救うことを許さない「ねたむ神」であることを実感する。

もし、日本が「ねたむ神」に征服されていたら
仏壇はもちろん、道祖神やお地蔵さん、お釈迦さんや祠の類も破壊されていたかも知れない。

そうして、日本人の末裔が、博物館のガラスケースの中でかろうじて、
過去の民家に残された仏壇や石仏の欠片を、ガラス越しに眺めていたのかもしれない。

現地を訪ねた著者はこうも語る。
砂漠に交錯する人々の想い、イロの風景
チリバヤの墓地に散乱する骨
遺物の保存状態の良さは同時に、副葬品目当ての採掘者を呼び寄せて
人の業の深さを感じさせる風景でもあった。


荒涼たる砂漠地帯であっても突如として町は出現する。
実り多き豊かな日本にいると想像もつかない貧しさが、退廃した風景が、やはりここに同居する。

写真は、パチャカマ遺跡付近の町の様子
(このあたり一帯は分からないが)砂漠地帯に、違法滞在の住民も多いと言う。
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2007.3.18@Ica.Peru
2007年3月、中南米10日間の旅に出た。
それまで海外(国内も殆ど)参加したことなかったパッケージツアーに初めて参加した。

誘われた旅であったこと、更にパッケージ旅行だったこと、
双方相まって、前知識の習得は敢えて持たずに出かけた。
(…要は、省けるんだったら省きたかった、面倒くさがり屋なので…が本当の理由^^;)

ツアーメンバー

何と言っても、初の海外パッケージツアー、ある意味、何もかも…新しい?

その1.ツアー参加メンバー8名+添乗員さん、うち3名遅刻
    うち1名は、福岡から参加で国内線遅延…仕方ない。
    他2名は、近県からの参加、正真正銘の遅刻…(^^;

その2.ツアーメンバーの服装(いや、私がおかしいのかもしれない、とも思う)
    中南米 = アウトドアスタイルでの参加、なるイメージがあったのだけど

    想定モード5名 =
      海外での数々のトライアスロン歴を誇る新婚さんとか、
      添乗員さんより頼れたひとり参加の会計士1名とか、
      一緒に参加したEさん&私とか。

    想定外モード3名 = 遅刻組3名 = サンダル履履きとか、長いつけ爪とか。
 

まさに地球の裏側、遠い><

まずは向かったのがアルゼンチンはブエノスアイレス、とにかく移動時間が長かった、まさに地球の裏側!

成田空港 →(CO/11.5h)→ ヒューストン(Transit/6h超) →(CO/10h)→ ブエノスアイレス

(ちなみに復路はTransit:4h? ヒューストン→成田間:13h)

航空時間のみで1日に達する。トランジットを入れれば1日以上!
腰が決して強くないと思う私は、夜中に何度も席を立ち上がっては水を貰いに乗務員席に向かう^^;

さらに満席!

せっかく(珍しく?)連れがある旅だったというのに、隣同士で座ることは許されず別々の席になってしまった。
しかも真ん中、もちろんエコノミー><

ヒューストン空港

ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン国際空港
・・・
テキサス州内ではダラス・フォートワース国際空港に次ぐ大きさ。
全米で9番目、世界で14番目の旅客扱い高を誇る。(Wikipediaより抜粋)

土産店や食べ物屋などなど、さすが世界に名立たる国際航空だけあって、
長いトランジットも比較的楽に過ごすことができた。

牛君が誇らしげに宇宙服を着て立っていた。
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折しも厳しい入国規制の引かれ始める中で、
揺るぎない覇権を保つ(保ち続けたいと思う)アメリカを象徴するように、
少なくともその時は、強く元気な姿にも見えた。2007.3.12
それにしても知らずに旅に出るというのは、大切なものを見失う危険がある一方、
思わぬ出会いに、純粋に感動できる可能性も秘めている。

だから旅は面白い。

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