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2015.9.20.撮影
Mamiya7II
Mamiya N 210mm F8L
FUJICHROME Velvia 100F
Adobe Photoshop CS6
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モノクロ
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2015.9.21.撮影
OLYMPUS E-620
OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-42mm F/3.5-5.6
Adobe Photoshop CS6
DxO Film Pack5, Film Profile; Fuji Neopan 400
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Canon EOS6D
TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di Aspherical [IF] MACRO
Adobe Photoshop CS6
DxO View Point 2
DxO Film Pack 4
Film Profile: Kodak HIE (HIgh Speed Infrared)
トリミング
私は鉄道に興味があるわけではないのですが、かつてYorkという街に住んでいたときに
同じような博物館がありまして、行ったような、行かなかったような。。。
ただ、同じ寮に住んでいたイタリア人が、その博物館に行った日に、鉄道のことを熱く
語っていたのをときどき思い出します。。。
埼玉に住んでいるうちに一度行っておこうと思って、今日の夕方ちょっとだけ覗いてみました。
やっぱり興味がない人間はあっさり見学が終わりますが、鉄道写真にハマる気持ちは
ちょっとだけわかります。。。
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ここのところ、自分の老化のスピードに驚いている。驚きっぱなしだ。
白髪について言えば、この1、2年で随分と目立つようになってきた。それ以前には絶対に生えてこなかった場所
にも白髪が増え始め、抜く、ということが無駄な努力でしかなくなってしまった。出来ることがあるとすれば、染め
ることだろうか?黒に染めたところで、白髪だって伸びていくから、すぐに根元が白くなってしまう。染めたらずっ
と染め続ける努力が必要だ。だったら、いっそ、シルバーとか白に近いグレーにでも染めてやろうか?それにし
ても、白髪というのはなんと不気味な老化現象なんだろうか。見栄えが悪くなるのは見てのとおりだが、ボクは
白髪が生えている下の脳みそが腐ってきてるんじゃないだろうか、とそんな得体の知れない恐怖を感じている
のだ。それにこのわずか1、2ヶ月で顔のシワも随分と深くなった。
食事制限をして体重を落としてみたり、新しい服を買ったり、その他諸々の小さな抵抗をしてはみたものの、
老化というもの確実に進んでいくわけで、どうやらこいつを受け入れて仲良くしていく他無いらしい。。。
しかし、昨年末から随分と精神的に追い詰められてきたのは間違いないが、ここまで身体に現れるほど苦しん
だんだろうか?それともそれとは無関係に老化が進んだのだろうか?
少年の頃は遠い昔に終り、青年の頃は知らぬ間に過ぎて、中年になったわけだ。しかし、この中年という時期
は、まわりから見れば疑いなくそのとおりであっても、自分のなかではなかなか認めることが出来なかった。
しかし、もうはっきりと中年期に入ったことを認めざるを得まい。キミはもうすっかりくたびれてる。
さらば、若き日のキミよ。
☆
地下鉄の出口から出てきた彼女は、大きな瞳を輝かせて、一直線にボクの方に向かって歩いてきた。
瞳の大きさと唇の厚さが印象的で、背のすらっと高いエキゾチックな美人が、輝く長い黒髪を揺らしてボク
のところにかけてくる。現実には大粒の雨が激しく地面を叩いている。しかし、その姿はまるで燦燦と輝く太陽
の下、両手を大きく広げて走ってくるような、そんなまぶしい存在感を持っていた。
ボクの後ろにいる誰かに向かっているのではないかとも思ったが、彼女の足取りに迷いはなく、
ボクの視界はその大きな黒い瞳に吸い込まれていった。目の前で彼女は立ち止まった。
「あの〜、法務局はどこですか?」
なんて美しい女性なんだろうか。一瞬の出来事だが、その時、ボクが美しいと感じていたのは、彼女の容姿では
なく、彼女の綺麗な声から想像できる人格の美しさだった。
「ボクも法務局に行くんだ。もうすぐそこだよ」
彼女の顔が満面の笑みに変わった。
一緒に行こう、という言葉は使わなかったが、そのつもりでボクは歩き出した。歩き出した彼女の長い髪が
ボクの肩のすぐ隣で揺れている。
「良かったぁ」
その、良かったぁ、には本当に安堵した気持ちが込められているようだった。
「急いでるんだ?」
「待ち合わせしてるんです。あと5分。間に合いますよね?」
「ああ、間に合うさ。ほら、もう見えてきた」
良かった、というのは、待ち合わせに遅れずに済んだことと、偶然にも法務局に向かうボクという人間に会えた、
という二つのことなのだろう。
☆
法務局に付く前にボクは自分の名刺を彼女に渡した。
「こんなこと自分でもしたことがないから、驚いてるんだ。だから、その、ナンパしてるわけでも何でもない。
ただ、もし、キミさえ良ければ、もう一度、キミに会いたいんだ。会って食事でもしながら、話がしたい。
もし、その気になったら、ここに連絡してほしいな」
☆
歩きながら、そんなことを考えたが、やはり名刺は渡さなかった。渡せなかったわけでなく、渡すのを
やめたのだ。
彼女は礼を言ってボクと分かれた。エレベーターの方へと歩き出すと、後ろから待ち合わせの相手と挨拶を
交わす、うれしそうな彼女の声が聞こえてきた。
彼女は美しい女性だ。そして、ボクのなかの若さはまだ涸れ果ててはないようだ。
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