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録音がメーカー等の都合で弄くられているものは・・・大抵、駄目ですね。
ミキシング物は良くないことが多いです・・・マイクが妙に楽器に近づけられた光景を見られた方は多いと思います。これは、よくあるマルチ・マイク録音です。しかし、実際のコンサートでひとつひとつの楽器に自分の耳を近付けて聴くなんてことは〜あり得ねー!でしょう。つまり、音場感情報は初めからなしの世界なのです。
ミキシング=技術万能と勘違いですかね?
中にはミキシングものであっても、使用マイクの位置・配置や物理的並びに音楽的感度をきちんと認識・配慮して、見事な職人芸をもって感動的に巧く纏めている録音(英DECCAの一部等)もあります。これはこれで、ひとつの芸術です。
問題なのは、そうでないものが世の中に数多く存在するという現実です。
マルチ・マイク即ちミキシング録音の多くは、欺瞞的テクニックでは・・・?沢山のそれらしい録音機材があると、それだけで音がいいと勘違いする心理を突いているのかもしれません。
マルチ・マイク録音は同地点から発せられた直接&間接音が地点の異なる複数のマイクに入り、それをミキシングする結果、タイミングのずれた音響のベクトル情報が複雑に相殺され、金田氏曰くの「半殺しトーン」に成り下がる可能性が高いのです。それは・・・楽器の音は勿論、ホール・トーンまで著しく歪めてしまうのです。
音の到達時間をコントロールした上でミキシングするハイテクもありますが、所詮、今の処は大同小異です。異常な音が記録され、再生される・・・下手すると脳細胞がストレスで破壊されるかも・・・^_^;。
「感度の良いワンポイント・ステレオマイク録音が理想です。」
しかし、マイクの性能・感度が今ひとつなものが多い・・・主にマイク・アンプがシャビーなのです。
それは、何故か?マルチ・マイク録音が跋扈する理由そのものなのですが・・・
林立マイクありの、ミキシング・コンソールありの、そのためのエンジニアありの等々・・・複数の利害関係があるからこそ、そうなってしまうのです。そういったものが、ワンポイントの優秀マイクの利用乃至開発を遠ざけ、その都合で音を、音楽を、破壊しているのです。
実に寂しいですね。
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