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Wolfgang Amadeus Mozart
Requiem in D minor, KV.626
Ruzanna Lisitsian, soprano
Karina Lisitsian, mezzo soprano
Ruben Lisitsian, tenor
Pavel Lisitsian, bass
The Lithuanian State Choir
The Lithuanian RTV Symphony Orchestra
conductor Arvid Jansons
CVDE 04335
CD・ステレオ・録音:1976年5月5日、The All-Union Radio、モスクワ放送コンサートホール
アルヴィド・ヤンソンスのモツレク
アルヴィド・ヤンソンスは、マリス・ヤンソンスの父。
旧ソビエト連邦、往年の名指揮者の一人。しかし、ムラヴィンスキーやザンデルリンク等に比べて知名度は低く、世間では正当に評価されていない知る人ぞ知る真の芸術家。
オケのトレーニング・鍛錬の腕は、ムラヴィンスキーからのお墨付きもあったほどです。練習の厳しさは、それはそれは大変なものだった様です。
DokuOhさんのお薦めで、速攻ゲットしたモツレクです。♪
これは本当に素晴らしい!
バッハのマタイ受難曲…その全ての罪を焼き尽くすかの眩い光に満ちた峻厳たる世界。この演奏には、その峻厳がモーツァルトの語法で表現されている気がします。瞑想と覚醒の響き…そこにワルター/ニューヨークと同一のものがあることをも感得させるのです。
ギュンター・ラミンの創り出す深遠を彷彿とするアルヴィド・ヤンソンスのモツレク。
オケは勿論、合唱の扱い・コントロールの見事さ!あまりに多彩な表現力には言葉を失います。
和声が空間に漂い交錯する…響きそのものが何より祈りを誘うのです。
彫刻の如く深く立体的な響き・・・ミケランジェロのピエタが音楽と化した世界。
十字架の純潔・・・永遠の刻印。
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