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ブラームス:交響曲第4番ホ短調
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
バンベルク交響楽団
CD・ステレオ・録音:1968年5月20日、東京文化会館、NHK収録ライブ
キング KICC 422
外連味のない、実に滋味深い演奏。
誠実で温かく、黄金の中庸といった風情ですが、ブラームスの音楽の世界に知らず知らずに引き摺り込まれる様な一種の緊迫感も併せ持っています。
ブラームスの書いた楽譜に対して、カイルベルトは畏敬の念を持って接していることが、ひしひしと伝わってきます。その姿勢が、何よりかくも豊かな音楽美を生み出しているのです。
この演奏は、本当に見事です!!
個人的には、シューリヒト/バイエルン放送響、アルヴィド・ヤンソンス/ドレスデン・シュターツカペレ、ザンデルリンク/ベルリン響(新盤)、クナッパーツブッシュ/ケルン放送響、ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルと並ぶ名演奏となりました♪
カイルベルトは、この演奏の僅か2ヵ月後、ミュンヘン・オペラ総監督として「トリスタンとイゾルデ」を指揮している最中に心臓麻痺で倒れ、そのまま帰らぬ人となったのです。
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