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今回はクロックケーブルではなく、M2TECH D/Dコンバーター hiFace Evo TWOと自作金田式DAC(No.196 Solid State)間のS/PDIFケーブルとしての比較対決です。
Valhallaは大変お高いケーブルですが、それなりの表現力と品格を持ったケーブルだと思います。価格が3分の1ほどのSAEC DIG-1がどこまで善戦するか・・・
SAECのPC-TripleC(EX)導体を用いたUSBケーブルやアナログケーブルのSTRATOSPHERE SL-1があまりにも素晴らしい為、前回デジタルケーブルのSTRATOSPHERE BNC-1を導入し、またもや唖然とする好結果に愈々気を良くし、今回のNordostとSAEC対決となった訳です。
Valhallaは情報量も見事な上、ウィーンフィルの弦など蠱惑的なまでに美しい響きを醸し出します。非常にうまく薄化粧しているとも言えましょう。一方のDIG-1はHifiが身上ですが、並みのHifiではありません。僅かな響きも逃さず、克明に再現して聴かせる〜この録音には、こんな音も入っていたのかと驚くこと頻り。中低域の厚みが半端なく、大変堅牢な骨格を持っているのです。16bit/44.1KHzのCDをリッピングしたソースが、ここまでの音を聴かせるとは恐るべし。
ということで、拙宅ではSAEC DIG-1がメイン採用と相成りました。
デジタルケーブルでも、アナログケーブルでも、替えれば必ず音は変わります。デジタルで厄介なのは、電圧軸方向の精度(分解能)も時間軸方向の精度に左右されてしまうということです。サンプリング周波数の全てのインターバルにビット・パーフェクトである為には、ノイズが大敵なのです。時間軸方向の精度が悪くなる=ジッターのある状態=スレッショルドレベルがノイズに依って変動していると、デジタル⇔アナログの変換はボロボロになってしまいます。ブレブレの写真に喩えることも出来るでしょう。ケーブル自体の持つマイクロフォニックノイズ等も大きな影響を及ぼすことになります。
立体的で潤いのある響きを得る為には、デジタルケーブルも疎かに出来ません。
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メインシステム
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自作外部クロックとM2TECH D/Dコンバーター hiFace Evo TWOの外部クロック入力を繋ぐクロックケーブルとしての聴き比べ対決です。BELDEN対SAEC、日米対決ですね。因みにhiFace Evo TWOと金田式DAC(No.196 Solid State)間のS/PDIF接続ケーブルは、Nordost Valhalla 2 Reference Digital Interconnectとなっています。
自作外部クロック
従来クロックケーブルとして使用してきたBELDENですが、SAECのPC-TripleC(EX)導体を用いたUSBケーブルやアナログケーブルのSTRATOSPHERE SL-1があまりにも素晴らしい為、ここでデジタルケーブルのSTRATOSPHERE BNC-1も是非試してみようと思い立った訳です。BELDENも高性能の優れたケーブルですから、結果がどうなるのか興味津々です。
さてSAEC STRATOSPHERE BNC-1を繋いでみた処、何故かステレオなのにモノラルの様に音像が団子っぽくなってしまったのです。ガサガサした変化に乏しい音で、一体何故? 否、これはエージング不足〜特に情報量が大きくなった場合によく現れる現象に違いないと思い、数日様子をみることにしました。
結果、大正解! SAEC STRATOSPHERE BNC-1が本領発揮です。俄かに信じ難い音が鳴っています。その情報量・分解能は圧倒的で、録音されたホールとリスニングルームの空気が入れ替わった感が半端ない。BELDENも優れたケーブルですが、上には上があるものだと感服致しました。
しかしクロックケーブルでも、これ程の変化があるというのには本当に驚ろかされます。デジタルの時間軸は、厳密でなければならないという何よりの証左ですね。ケーブルのマイクロフォニックノイズ、絶縁体の誘電体ロス、導体の結晶粒界〜伝導率・伝送速度等々が関係しているものと思われます。
元ソニー技術者の、かないまる氏もHPで言及されていましたが、デジタルのビット精度というものはケーブルを指で弾いただけで崩れてしまう微妙な部分があるのです。
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RCAインターコネクトケーブル SAEC STRATOSPHERE SL-1 PC-Triple Cの電源ケーブルやUSBケーブルがあまりに素晴らしいので、もうこうなったらRCAケーブルも行くっきゃないという抗し難い流れに・・・。 しかし、このSTRATOSPHERE SL-1、繋いだ直後は変化に乏しい音ですが、エージングで大変貌しました。一聴してバックグラウンドの静けさに驚かされます。音場は前後左右上下に広がり、音像も極めて立体的に浮かびます。それにしても、この低音の深さは一体何なのか・・・今までモガミの2497をメインとして使ってきて、低音の伸びは2497で決まりだろうと思ってきたのですが、このSL-1の音を聴いてしまうと・・・上には上があるものだと感服頻り。 SL-1だと音がストレスなく出てくるイメージで、ナチュラルでいて情報量が半端ないのです。過去様々なケーブルを試してきて、その音質に驚いたものは幾つかありますが、この数十年間でSL-1は本当に圧倒的な存在と確信致しました。 鮮烈さと自然さが両立している音。この色彩感、色香をも感じさせる蠱惑的なまでの音。 クナッパーツブッシュがウィーン・フィルを振ったウィンナワルツ・アルバム、この音には参りました。原音場にワープしたかの様な迫真の響き、艶やかな弦、甘やかな管楽器の饗宴。 フラットにして、芸術を感じさせる音。何より音楽の為に。 STRATOSPHERE |
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SAEC PC-Triple C USBケーブル SUS-380
前回の記事で同素材PC-Triple Cの電源ケーブルを採り上げましたが、そのポテンシャルの高さに驚き、ネットを検索していると、何とUSBケーブルも既に発売されていることを発見。早速、導入してみました。 従来、PCとDDC間にその道では有名なショップで購入したBELKINの15cm物を使用してきましたが、本件はそれを越えられるか〜かなり期待しての交換です。SAECの方は20cm物となります。プラシーボではいけないので、日を変えソースを変え試聴してみました。 結果、PC-Triple Cの素晴らしさを再確認することとなりました。新たな導体素材PC-Triple Cを使用したというだけではなく、絶縁体や構造、コネクター部分にも配慮したことがこの結果に繋がっていると思われます。 PC-Triple Cは、導体金属の結晶粒界を鍛造によって長手方向に引き伸ばしていますが、金属素材の純度もさながら、この鍛造工程こそが恰も刀が鍛造によって強度を増すかの様に、鮮烈な響きを齎すポイントになっているのではないでしょうか。アニール処理もしているので、SUPER PCOCCをバウムクーヘン状にして融着させた構造に近いかも・・・? 帯域は上下にフラットに伸び、鮮やかな分解能と自然な表現力を併せ持っています。音場もソースによって変幻自在で、色香すら感じさせる音楽的な響きが印象的です。 プライスも良心的なので、お試しにも好適かと存じます♪ http://www.saec-com.co.jp/product/c_lan_usb/sus380.html |
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SAEC PC-Triple C導体電源ケーブル 1.5m PL3800-1.5
CSEのCLEAN REGULATOR RG-100をPCオーディオのMacbookの電源に導入し、金田式DACにも導入しましたが、更なる鮮烈さを求めてRG-100の電源ケーブルをいろいろと試しておりました。
有名な医療用のプラグやシールドタイプのケーブルも試してみたのですが、帯域のバランスが崩れたり、半殺しトーンになってしまったりで、なかなか思うに任せません。そこでネットを調べていると、つい先月このSAECのケーブルが発売されていることが分かりました。SAECのケーブルと言えば、その昔フォノケーブルを使っていて大変良いイメージを持っていたので、是非この新製品を試してみようと思い立ちました。
PC-Triple C導体とは、導体金属の信号伝送を妨げる結晶粒界を減らし、長手方向に結晶を連続化させるという鍛造技術で作られた物だそうで、往年のLCOFCやPCOCCと似た物と思われます。LCOFCの線材は、とても硬く突っ張っていて、音質はクリアながらやや硬めでした。PCOCCはあまり印象にないのですが、SUPER PCOCCの単線スピーカーケーブルは現用システムで活躍中です。SUPER PCOCC単線は実に透明・フラットな音で、定規で引いた様な帯域バランスを持ち妙な癖がありません。となると・・・PC-Triple C導体も期待出来そうです。
まずは、DAC側のRG-100の電源ケーブルをPL3800に交換、時に鮮烈な音が垣間見えるものの、まだエージング不足で硬く、少々ガサガサした響きが付き纏います。数日聴き込んでいくと、見事な音に仕上がってきました。実に鮮烈な音で、艶やかで美しい高域、中域のグラデーション表現も秀逸、低域も相当低い帯域まで伸びています。スピード感が半端なく、ダイナミック且つ繊細な音に痺れます。鮮烈な音は、下手をするとドギツくなり、とても長く聴いていられない騒音になってしまいますが、このケーブルは情報量が多く、分解能に優れ、且つナチュラルなのです。
こうなれば、Macbook側のRG-100の電源ケーブルもPL3800に交換するしかありません。早速注文して、昨夜到着。深夜は流石に大音量は出せないので、小音量で聴いてみると、再び上記のエージング過程が始まっていました。そして、愈々今日は昼間から大音量エージング作戦です。狙い通りの響きが部屋を満たしてきております。PL3800のケーブルは結構しなやかで、取り回しがし易いです。音はケーブルを触った感触である程度分かると言いますが、このケーブルもその例に洩れずかと。
SAECさん、良くぞ作って下さいました。本当に感謝申し上げます!
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