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Mark Levinson JC-1DC 私が学生時代に手にした唯一のマクレビ。 当時、7万円余りしましたが、秋葉原のテレオンで購入。谷啓に似た店長さんと思しき方から、JC-1ACの方が高域特性は伸びているといった説明があったのを記憶しています。 オリジナルのRCA入出力端子は銀色のアルミ合金製らしきものが付いていましたが、接触不良が生じ易く、都度クリーニングすると布に黒い汚れ(金属の化合物?)が付着してくるのです。六本木の防衛庁近くにあった今はなきプラモデル店「藤川」のオヤジさんが、接触不良の原因になるから電極にアルミを使ってはいけないと力説していたのを思い出し、金メッキ品に交換することにしました。これでオリジナルではなくなってしまった訳ですが、接触不良は解消し、黒い汚れも付かなくなりました。 以来何十年もの間、私のオーディオ・システムは変遷を辿って来ましたが、このJC-1DCは手放さずにおりました。その取扱説明書に、フィデリティリサーチのFR-1MKⅡを使用する場合はハイゲイン・モードにする様に書かれていました。マーク・レヴィンソンは、当時FR-1MKⅡを好んで使っていた模様です。フィデリックスの中川伸氏も空芯MCを好まれ、ホームページで「1965年頃から愛用していた世界初の空芯MCのFR-1やその改良版のFR-1MK2(いずれも0.1mV出力)を生かしきるため、1976年4月に入力換算雑音電圧が-157dBV(RIAA+IHFA)という超ローノイズのヘッドアンプLN-1をフィデリックスで発売しました。その後に、色んなメーカーからも同様なローノイズのヘッドアンプが出されることとなります。」と述べられています。その中川氏が、今般超低ノイズのフォノイコライザーLEGGIEROを発表されたので、これは何としても入手せねばならないと注文を入れた処です。中川氏は、当時A級アンプでマーク・レヴィンソンにも大きな影響を与えた人物なのです。 この正月は、往年のアナログ・モードで拙宅のシステムを弄ってみたいと思っております。(笑) |
メインシステム
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ORACLE:DELPHI MKⅤ & JEFF ROWLAND:COHERENCE MARK LEVINSON::LNP-2はPHONO専用アンプとして使用し、COHERENCEのBYPASS入力に接続しています。 左上のSONY:SCD-XE800(MOD) & FIDELIX:CAPRICE/DSDは、SACD専用の仕様となっています。 その下のACCUPHASE:DP-75は、FIDELIXの超低ノイズクロックに換装したものです。親亀の上に子亀を載せた格好ですね。(笑) PCオーディオの方も、16bit/44.1KHzがまともに鳴る様になりました。FIDELIXの超低ノイズクロックをhiFace:Evoに注入、PC本体も含めてシリコンバッテリー駆動の澄み切った音は素晴らしいです。 JBL:K2中高域ホーン用に新規導入したPASS:XA100.5も馴染んできて、システムとして纏まった感じです。 これでゆっくりと音楽が楽しめます♪ |
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チャンデバの調整も何とか纏まり、じっくりと試聴してみました。 非常に品位が高く、強靭さも併せ持つ音です。立体的な表現力、緻密で現代的な実在感溢れるトーン。弦の織り成す甘美な響きは、実に陶酔的ですらあります。「花に隠された大砲」とでも言いましょうか・・・これはもう、芸術の領域ではないでしょうか。 以前中高域ホーン用に使用していたCOUNTERPOINT NP220とは大いに傾向の異なる音ですが、不思議にウーファー駆動用のMcIntosh MC-2600との繋がりが良く、見事なバランスで音楽を聴かせてくれます。懐が深く暖かく透明なNP220に対して、XA100.5は克明でソリッドな透明感を持っています。しかし、何より音楽に聴き惚れさせる点においては、両者に共通するものがあります。
大音量での再生でも、NP220がB級600Wに対してXA100.5がA級100Wですが、そのパワーの差を感じさせません。XA100.5は、強力な電源部等により負荷の変動に対して安定で300W程度の駆動力があるとのことです。電網検索すると、XA100.5はプライトロンのトロイダルトランスを使用していることが分かりました。何と、これはNP220と同じではないですか〜電源トランスとしてのプライトロンの優秀さが弥が上にも示された貌です。 白昼夢を見るが如き、耽美の世界。
XA100.5・・・設計者ネルソン・パスの美学。 |
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hiFace Evo 用自作外部クロックのオーバーシュート防止用ダンピング抵抗ですが、金田式御用達スケルトン抵抗からVishay TX2575(Z201naked)に変更した試聴結果です。 まずバックグラウンドの静けさが異なることに気付きます。吸い込まれるような静けさ・・・単なるS/Nではなく、超低域の再現性が一層高まっているからでしょう。ごく小音量の再生でも、その差は歴然としています。全域に亙って分解能が上がり、オーケストラのパートが立体的に分離し、ハーモニーとして溶け合う様が印象的です。いろいろな音楽を再生していくと、秒刻み・分刻みでエージングが進んでいくのが分かります。 やはり、Vishay TX2575は、ノイズの少なさではダントツですね! 非常に安定で情報量が多い抵抗でもあるので、クロック信号の方形波を歪めないこともあるのでしょう。 Vishay Z201〜宇宙開発が生んだ抵抗.。 |
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hiFace Evo 用自作外部クロックのオーバーシュート防止用ダンピング抵抗ですが、金田式御用達スケルトン抵抗からVishay TX2575(Z201naked)に変更してみました。抵抗もノイズを発生させますので、この変更でどうなるか面白そうです。TX2575はお値段も凄く、真に抵抗出来ない抵抗ですが・・・。(笑) クロックこそがデジタルの基準・基礎ですが、これがアナログ信号である以上、アナログ音楽信号と同様に相当の配慮が必要です。ノイズは、ジッターの原因そのものです。ノイズを放置することは、カメラの世界で言えばブレブレの写真に例えられるでしょう。元の音楽とは似ても似つかない、殆ど近似になっていないデジタル・デフォルメの砂嵐になってしまうのです。16bit 44.1KHzのデジタル・フォーマットでも、クロック(増幅器・電源)に極力ノイズの少ないものを使えば、潤いのあるアナログライクな音質を得ることが出来ます。 これから試聴してみますね♪ |




