心に響く音楽を訪ねて

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ピアノ小品集

CD1
1. フェリックス・メンデルスゾーン:《無言歌集》から〈甘い思い出〉〈紡ぎ歌〉〈後悔〉
2. :スケルツォ ホ短調作品162
3. フランツ・シューベルト:メドレー(アスケナーゼ編)
4. フランツ・リスト:愛の夢第3番 変イ長調
5. :忘れられたワルツ第1番 嬰へ長調
6. フレデリック・ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
7. :子守歌 変ニ長調作品57
8. 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
 
CD2
9. 4つの即興曲集
〜第4番 嬰ハ短調 作品66《幻想即興曲》、第1番 変イ長調 作品29、第2番嬰へ長調 作品36、第3番 変ト長調 作品51
10. スケルツォ 第3番嬰ハ短調 作品39
11. 4つのマズルカ集 作品41
〜第4番 嬰ハ短調(26)、第1番 ホ短調(27)、第2番 ロ長調(28)、第3番 変イ長調(29)
12. バラード第3番 変イ長調作品47
 
ステファン・アスケナーゼ(ピアノ)
 
録音:19681212-14(1-8)1971104(9-12) ミュンヘン、プレナールザール
 
原盤:Deutsche Grammophon

TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION+ Vol.20 PROC-1711/2
ルビジウム・クロック・カッティングによるハイクォリティ・サウンド


ステファン・アスケナーゼはショパン直系の弟子筋にあたり、興味をそそられてCDを購入。

得も言われぬ品格を漂わせる演奏。

ショパン直系と言えば、ホルショフスキが思い浮かびますが、演奏の品格において相通じるものがあるかと。

実にロマンティックな演奏で、何気ないパッセージに、ふと現れる弱音にもファンタジーが広がります。

沈黙(休符)にも、音楽を感じさせる優美。

陶酔の時間。
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J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
 
1. Aria  
2. Variation 1  
3. Variation 2  
4. Variation 3 - Canone all'Unisono  
5. Variation 4  
6. Variation 5  
7. Variation 6 - Canone alla Seconda  
8. Variation 7  
9. Variation 8  
10. Variation 9 - Canone alla Terza  
11. Variation 10 - Fughetta  
12. Variation 11  
13. Variation 12 - Canone alla Quarta  
14. Variation 13  
15. Variation 14  
16. Variation 15  
17. Variation 16 - Canone alla Quinta  
18. Variation 17  
19. Variation 18 - Canone alla Sesta  
20. Variation 19  
21. Variation 20  
22. Variation 21 - Canone alla Settima  
23. Variation 22  
24. Variation 23  
25. Variation 24 - Canone all'Ottava  
26. Variation 25  
27. Variation 26  
28. Variation 27 - Canone alla Nona  
29. Variation 28  
30. Variation 29  
31. Variation 30 - Quodilbet  
32. Aria  
 
シモーネ・ディナースタイン(ピアノ)
 
CD・ステレオ・録音:DSD, 2005年3月11日〜13日、NewYork, American Academy of
Arts and Letters
 
TELARC CD-80692
 
 
漆黒に瞬く星
 
降り注ぐ祈りの光
 
心洗われる響き
 
 
ロザリン・トゥーレック、グレン・グールドの流れを汲むアプローチですが、何とも美しい、女性ならではの癒し系の演奏です。しかし、決してなよなよしたものではなく、しっかりした構成力も持ち合わせています。
 
実に見事な演奏で、録音も良く、お薦め◎です。
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ロシア・ピアニズム名盤選40
スタニスラフ・ネイガウス最後のリサイタル
 
ディスク:1  
1. ピアノ・ソナタ第8op.84(プロコフィエフ)     
2. 前奏曲ト長調op.32-5(ラフマニノフ)     
3. 前奏曲ハ短調op.23-7(ラフマニノフ)     
4. 前奏曲変ホ長調op.23-6(ラフマニノフ)     
5. 前奏曲ヘ短調op.32-6(ラフマニノフ)     
6. 前奏曲ニ長調op.23-4(ラフマニノフ)     
7. 前奏曲ト短調op.23-5(ラフマニノフ)     
8. バラード第1番ト短調op.23(ショパン)     
9. バラード第2番ヘ長調op.38(ショパン)     
10. バラード第3番変イ長調op.47(ショパン)     
 
ディスク:2  
1. バラード第4番ヘ短調op.52(ショパン)     
2. 子守歌変ニ長調op.57(ショパン)     
3. 舟歌嬰ヘ長調op.60(ショパン)     
4. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58(ショパン)     
5. ワルツ変イ長調op.64-3(ショパン)     
6. 月の光(ドビュッシー)     
7. 前奏曲ハ短調op.23-7(ラフマニノフ)     
8. 舞い踊る愛撫op.57-2(スクリャービン)     
 
コロムビアミュージックエンタテインメント
DENON COCQ83982-3
 
CD・ステレオ・録音 ディスク:1 1〜7 1976年、8〜10 1980年、ディスク:2 1980年、モスクワ音楽院ホール
 
 
瑞々しく美しい音色
 
楚々としたリリシズム
 
澄んだ心の響き
 
そして、燃え盛る炎の如きダイナミズム
 
圧倒的な高揚感
 
 
スタニスラフ・ネイガウスは、ギレリス、リヒテル、ヴェデルニコフの師にあたるゲンリッヒ・ネイガウスの息子です。スタニスラフ・ブーニンの父と言えば、分かり易いでしょう。
 
このCDには、彼の最後のリサイタル(1980年)と1976年のリサイタルの演奏が収録されています。彼は最後のリサイタル後、僅か一週間でこの世を去ってしまうのです。
 
本当に素晴らしい演奏です。ショパンのバラード第4番など、真に慟哭そのものです。ミスタッチは少なからずありますが、奏でられる音楽の真実味に心を揺さぶられます。
 
録音も鮮明で、彼の美しい音色とデュナーミクの妙を堪能出来ます。
彼の演奏で、もっと他の曲も聴いてみたいという欲求に駆られます。
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
アルトゥール・シュナーベル (ピアノ)
 
ディスク
01Piano Sonata No. 1 in F Minor, Op.2 No.1
02Piano Sonata No. 2 in A Major, Op.2 No.2
03Piano Sonata No. 3 in C Major, Op.2 No.3
Recorded in 1934
 
ディスク
01Piano Sonata No. 4 in E Flat Major, Op.7
02Piano Sonata No. 5 in C Minor, Op.10 No.1
03Piano Sonata No. 6 in F Major, Op10 No.2
Recorded in 1933/1935 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 7 in D Major, Op.10 No. 3
02Piano Sonata No. 8 in C Minor, Op.13 "Pathetique"
03Piano Sonata On. 9 in E Major, Op.14 No.1
04Piano Sonata No. 10 in G Major, Op.14 No. 2
Recorded in 1932,1934, 1935 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 11 in B Flat Major, Op. 22
02Piano Sonata No. 12 in A Flat Major, Op. 26
03Piano Sonata No. 13 in E Flat Major, Op.27 No. 1
Recorded in 1932, 1933, 1934 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 14 in C Sharp Minor, Op.27 No.2
02Piano Sonata No. 15 in D Major, Op.28 "Pastoral"
03Piano Sonata No. 16 in G Major, Op. 31 No. 1
Recorded in 1933/1934/1935 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 17 in D Minor, Op.31 No.2 "Tempest"
02Piano Sonata No. 18 in E Flat Major, Op.31 No.3
03Piano Sonata No. 19 in G Minor, Op.49 No.1
04Piano Sonata No. 20 in G Major, Op.40 No.2
Recorded in 1932,1933,1934 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 21 in C Major, Op. 53 "Waldstein"
02Piano Sonata No. 22 in F Major, Op. 54
03Piano Sonata No. 23 in F Minor, Op.57 "Appassionata"
04Piano Sonata No. 24 in F Sharp Major, Op. 78
Recorded in 1932/1933/1934 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 25 in G Major, Op. 79
02Piano Sonata No. 26 in E Flat Major, Op. 81a
03Piano Sonata No. 27 in E Minor, Op.90
04Piano Sonata No. 28 in A Major, Op.101
Reocrded in 1932/1933/1934/1935 
 
ディスク
01Piano Sonata No. 29 in B Flat Major Op.106
02Piano Sonata No. 30 in E Major, Op. 109
Recorded in 1932 & 1935 
 
ディスク10 
01Piano Sonata No. 31 in A Flat Major, Op. 110
02Piano Sonata No. 32 in C Minor, Op.111
03. Fantasy For Piano in G Minor, Op.77
04Bagatelle For Piano in A Minor, Woo59 "Fuer Elise"
Recorded in 1932 & 1937 
 
membran Order No.223051
CD・録音:モノラル
 
 
今更言うまでもない往年の名演奏。
 
厳しく律せられていながら、千変万化の豊かな表情があり、得も言われぬ深みが心に響きます。
ピアノに向っている姿勢が、今時のピアニストとは根本的に違うと感じます。
 
この格調の高さ〜底光りする様な音色
 
融通無碍の境地〜精神の芸術・崇高なる永遠
 
 
大変古い録音ですが、音質も思ったより鮮明で、演奏のニュアンスはよく伝わってきます。
しかもお安いですので、ベートーヴェンを聴く方はマスト・アイテムかと。
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ダニール・トリフォノフ プレイズ フレデリック・ショパン
DANIIL TRIFONOV PLAYS FREDERIC CHOPIN
 
1. マズルカ風ロンド へ長調 作品5
   Rondo "a la Mazur" in F major, op.5
2. 華麗なる大円舞曲(ワルツ第1番) 変ホ長調 作品18
   Grande Valse Brillante in E flat major,op.18
3. 練習曲 第8番 ヘ長調 作品10の8
   Etude in F major,op.10 No.8
4. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
   Andante Spianato et Grande Polonaise Brillante,op.22
5. マズルカ 第33番 ロ長調 作品56の1
   Mazurka No.33 in B major,op.56 No.1
6. マズルカ 第34番 ハ長調 作品56の2
   Mazurka No.34 in C major, op.56 No.2
7. マズルカ 第35番 ハ短調 作品56の3
   Mazurka No.35 in C minor, op.56 No.3
8. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第1楽章:Allegro maestoso
   Piano Sonata No.3 in B minor,op.58 1st mov. Allegro maestoso
9. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第2楽章:Scherzo:Molto vivace
   Piano Sonata No.3 in B minor,op.58 2nd mov. Scherzo:Molto vivace
10. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第3楽章:Largo
   Piano Sonata No.3 in B minor,op.58 3rd mov. Largo
11. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第4楽章:Finale:Presto non tanto
   Piano Sonata No.3 in B minor,op.58 4th mov. Finale:Presto non tanto
 
Recorded 5/2010 (1-4), 11/2010 (5-11), Venezia, Teatro la Fenice, Live
DECCA UCCD-1306
 
 
先日、FM放送を何気に聞いていたら、誰かのショパン・ソナタ第3番 第1楽章の中間部が聞こえてきました。その瞬間、カペルの演奏を髣髴とする間合いのとり方に思わず惹き込まれてしまいました。一体、誰の演奏だろう?アナウンスに拠れば、トリフォノフとのこと。チャイコフスキー・コンクールで、何とショパンのコンチェルトを弾いて優勝した前代未聞のピアニストだそうです。
 
早速、CDを入手してみました。1991年、ロシアのニジニ・ノヴゴロド生まれ。現在でも、弱冠21歳の若者です。2010年のショパン・コンクールでは3位、マズルカ賞も取っています。私は恥ずかしながら、全く知りませんでした。
 
さてソナタ第3番ですが、これは本当に素晴らしい演奏です。個人的には、カペル、ウーセに加えて大のお気に入りの1つになりました。
 
第1楽章
始まって時を待たず、「嗚呼、美しい!」と思わず言葉が洩れてしまいます。抑制と解放の妙、ここぞという処では渾身の音楽が鳴り響きます。中間部では、休符の意味を殊更深く感じさせます。ショパンがこの曲に封じ込めた想いを何より強く感得させるのです。叩き過ぎることがなく節度を保っているので、音楽に格調の高さがあります。
 
第2楽章
実に巧いです。真にかくあるべしといったお手本の様な演奏ですが、新鮮さに満ち溢れているところが非凡です。
 
第3楽章
落ち着いた足取りでじっくり聴かせますが、決して重たくなりません。自然な中に聴き込ませる豊かな音楽性があります。
 
第4楽章
抑制と解放というパターンに分かっていても嵌ります。しかし、この大曲をこの若さでここまで弾いてしまう実力には脱帽する他ありません。各楽章ともに音楽をよく捉えていて、破綻が見られません。それより何より、音楽そのものの美しさが印象的なのです。
 
マズルカも見事な演奏です。ステファンスカのマズルカにも驚きましたが、トリフォノフのマズルカも大したものです。
 
トリフォノフ、これからも目が離せません!!!

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