黒潮丸の中古艇相談&マリンサーベイ

艇の売買に関わらない立場から艇の状態をコメントします

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海賊物語

以下のレポートは春具氏のMLからそっくり引用したものです。

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「海賊物語」

 当節、海賊がビジネスとしてなかなか繁盛しているらしい。彼らの主な活躍の場は
アフリカの東海岸沿い、ソマリアの沖合あたりであります。

 海賊たちは本船から双眼鏡で海を見回し、これはという獲物をみつけるとモーター
ボート(スピードも相当でる、最新式の舟らしい)で乗り付け、これもどこから手に
入れたのか最新式の機関銃、手榴弾で威嚇し、船によじのぼって乗員を人質にする。
そして身代金を要求する、おおむねこういうパターンであります。

 彼らがわたくしたちの耳目をあつめたのは、9月のはじめのこと。フランスのお金
持ち夫婦がヨットでソマリア沖を抜けようとした時、海賊に捕まってしまった事件が
あった。夫婦は、オーストラリアからインド洋を北上し、スエズ運河へ抜けようとし
たのですが、ソマリアの沖で海賊に掴まってしまい、命と引き換えに100万ユーロ
(1億5千万円ですか)をだせといわれ、夫婦が家族に連絡したことがヨーロッパ中
のニュースになったのであります。

 おりしも経済が思ったほど活性化しておらず人気の盛り上がりに欠けるサルコジ大
統領は、まったくこの政治家は機を見るに敏だなあと感心するのですが、「国民の命
を守るのがわたしの使命だ」と救援の指令をだすのであります。もちろんメディアも
動員して・・・

 さっそく特別機動隊が編成されるが、天候不順で海が荒れ、作戦は延期になる、短
気な大統領はいらいらする、その繰り返しが2週間続いたあと、ある晴れた闇夜の晩
(という言い方はおかしいか。雨は降っていないけれど月も星もみえない真っ暗な夜
という意味です)、とうとう救出作戦は決行されたのであります。

 特別機動隊の隊員たちは、ヘリコプターから海上にパラシュートで投下され、息の
泡がたたない水中マスクと暗闇でもみえるハイテク・ゴーグルをつけてヨットに近づ
くのです。不意を襲われた海賊たちは一瞬何が起こったのかわからなかったらしい
が、とっさに銃に手をのばしたひとりがその場で射殺された以外、犠牲者をだすこと
なくフランス人夫婦は救出されました。レスキューが無事成功しましたとの報告を受
けて、サルコジ大統領は、「我が政府の危機管理の勝利だ」と自賛しておりました。

 昨今のソマリア海域は、海賊のプレイグラウンドであります。彼らはすでにここ数
年、活発に活動を続けていたが、今年になってその数はめだって増え、今年だけでも
すでに大型船が25船も襲われ、小型のヨットとか中規模の漁船を加えると55隻あ
まりが襲撃の対象になってきたらしい。支払われた身代金はすでに3000万ドルに
およんでいるという。昨年は44隻、おととしは20隻だったといいますから、急激
な増加ですね。ロンドンにある国際海事機関(IMO)の数字であります。
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